Welcome
by.石礫
オレってば、カカシ先生とコイビトってカンケイになって
カカシ先生と一緒に帰る日は、先生ってば、家まで送ってくれるんだ
カカシ先生がヨバイってやつで窓から来て、家に泊まるってのはあるけど
戸の前ではちゃんとバイバイする。送ってもらっても、入ってって言った事はねーんだ
「じゃ、ナルト」と言いながら、いつも寂しそうな顔するから
オレはこの日、イチダイ決心をして
「…よかったら、ウチ…よってくってば?」
「いいの?」カカシ先生は驚いた顔
「イイってばよ」
初めてオレから、カカシ先生を家に、ご招待したんだってばよ
で、
「……よってくってば…と言ったけど…」
今日こそ、ビシッと言ってやんなきゃ!
「なんでそのまま、居座ってるんだってばよ!!」
やっと、シーツに包まってたカカシ先生が起きた。
「…あー?」
まだ寝ぼけてる。なんか、可愛い…ダメダメ、今はオニになるってばよ!
「カカシ先生!いい加減、自分んち帰れ!!」
完全に起きてると、ごまかされるから、寝ぼけてる時に怒鳴るしかないんだって
「シタシキ仲にも礼儀あんだってば!」
「…あー、ちゃんと意味あってるね…エライ、エライ」
カカシ先生に頭撫でられるのは良いんだけど…v…あー、また!!…オレってば火影になるオトコ!ここで、負けちゃダメだってば!
「子供扱いすんな!だいたい、先生にはちゃんと帰る家あんだからさぁ」
カカシ先生には悪いけど、こう言うのはしっかりしないといけないってば、うん!
「わかった帰る」
やっと、わかってくれたってばよ!
「ただいまー」
「あ、お帰りなさい」
はぁ?
「帰るんじゃ?」
「だから、ただいまー」
???カカシ先生って相変わらず、わからない
「オレの家はここだもん。ここは、オレとナルトの家v」
オレとカカシ先生の家?
カカシ先生ってば爽やかに笑ってる……わ、ドキドキすんなって!!オレのバカ!
「…そ…」
「そ?」
「そーやって、キセージジツ作ろってのは、甘いってばぁ!!」
食って掛かると、待ってましたってカンジで、朝メシ前の一運動つーのさせられっけど…これからニンムで激しーのは勘弁して欲しいってばよ(涙)
FIN
おまけv
「や、おはよー諸君。今日は…」
「「はい、ウソ!!」」
「先手を打つとは、おまえ等成長したねェ。でも、言い訳ぐらいさせてよ。今日は、いつもの道が道路工事で塞がってて、迂回したら道に迷って…」
「またそうやって使い古されたウソを」
「…」
「そーそー。だいたい、オレより先に出てチコクって、カカシ先生ってば、道草食いすぎ!」
「「(お泊り!?朝帰り!?)」」
「ナルト…天然で爆弾発言は止めようね、サスケとサクラには刺激的過ぎだからねv」
「はぁ?」
「ちっ、バカップルが」
「(……バカップルが…しゃーんなろーっ!!)…そ…そんな事より今回の任務はなんですか」
「あーそうだってばよ!ニンム」
「えー。今回の任務は…」
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後書き:カカシは、ナルトと同棲の既成事実を作ろうと画策中(笑)…まだまだ、粘れそうですね(笑)8/21