Saint Valentine's day
by.石礫
「じーちゃにチョコほしーゆったらねこれくれたの」
ナルトは三代目火影にもらったと言うチョコレートの缶を抱えてる
「かぁしあけてー」
「ほいほい」と、返事をし、カカシは缶を手にして思う…
…うわー(´д`)超有名店の高級チョコ詰め合わせだよ…しかも、大判サイズ?オイオイ三代目〜(ーー;)
三代目のナルトに対する甘さに…半分呆れながらも缶を開けた。
缶の中にはチョコがたくさん入っている。それを見てナルトは嬉しそうに笑ってる
「かぁしあげりゅ」ナルトからの突然の申し出(^_^;)
「…オレはイイよ…ナルトが食べなね」カカシは甘いのは苦手なので回避の言葉
「ダメ!かぁしにあげなきゃいけねーの」と、カカシの言葉には、引かない様相のナルト
「何で?」
「ばれたでーってば!」
ばれたでー?なんだそれ………………チョコで、ばれた…だからぁ(゚-゚)
ナルトの言葉を解析してナルトの言いたい事の答えを見つけた
「……ああ。バレンタインデーの事ね…」
「そーともゆー」
「…………って、オレにチョコくれんの?」驚くカカシ
「うん!」ナルト勢いよく頷く
ナルトの頷きに、この世の春?と言う感じの明るい表情のカカシである。
……そっか。女の子からってのは、抜けてて、好きな人にあげるモンなんだって思ってんだな♪
「えーと……じゃ、これ……食べさせてくれる?」「うん」
カカシが指差したチョコを取ると、ナルトはそれをカカシの口元に持って行き
「あーん」
そのチョコをパクリと口にして…「うっ(ーwーlll)」カカシは甘さに固まった…ビターを選ぼうとしたが、失敗した様である
固まってるカカシを心配し
ナルトは「だいじょーぶ?」と声をかける。
「うん。だ、大丈夫だよ(汗)…ナ、ナルトから貰えて、本当に嬉しかったよ…お、おいしいかったよ」
引きつりながらも、カカシ耐えました!
美味しかったと言われてナルトは満面の笑みだ。
「ま、まだ沢山あるね(汗)」
「うーんとね。ほかげのじーちゃにあげりゅってばよ!」
な、な、なんですとーっ!(´Д`;)
「あとね。ほむらじーちゃとこはるばーちゃとゲキマユとクマと…あ。ぱくんたちもー」
「…えっと。…チョコは犬にはあげちゃダメね。犬がチョコ食べたら病気になっちゃうからね」
「ええーー!!そーなの?」
「そうそう。だから、パックン達には別のにしよーね(ー▽ー;)」
「うん。」
オ、オレの忍犬まで…ライバル多っ!
FIN
後書き:成長とともにライバルは更に増え続けようとは…当時のカカシは、夢にも思わなかったとさ(笑)07.02.07
ちまナルちゃんのセリフの微妙なニュアンスを間違えたなぁ……ちょっと修正した(苦笑)