週末はあなたの部屋で…

BACK

とりあえず…中学生は見ちゃダメ!間違って入っちゃった人は、とにかく帰ってください。

by.石礫

≪真夜中の恋人≫

唇を押し当てられ、咥内に差し込まれる舌先…息を吸うのも忘れる様な…むさぼる様な口付け。
唇が名残惜しそうに離れると、糸を引く…まるで二人の舌先が繋がっていたかの様に…

首筋を唇でなぞり、鎖骨の傍には吸いつき跡を残す。胸元に残る花びらにヒカルは頬を赤らめる
その表情を目にして緒方は軽く笑うと胸の突起を指と唇と舌とで弄り、脇腹や鳩尾を同じように弄っていく
足の指に口付け、脹脛や太腿にも同じように口付けるが…

ヒカル自身には触れるだけ

「咥えて欲しいか?」
「そ…そんなこと知らねーよ」
目をそらす

「フ…だが、そう簡単には…」
緒方は、ヒカル自身を手で扱くだけ、それでも、充分…ヒカルを感じさせる
ヒカルはすぐに耐えられなくなり、
「や!止め………っんっ」
その瞬間に弾ける

それが、彼の手や躰にかかり、自分の躰にはその痕跡が流れて行く…それにとても恥ずかしさを覚える
「…あ………」
その恥ずかしがる仕草ががさらに緒方を煽る。その表情を見せられた緒方はニヤリと笑うと、
ヒカルを見つめながら、まるで、美酒を味あうように見せつけるようにかかった物を肘から指にかけ舐め取る…

ヒカルはそんな姿にまで感じてしまうのに、それでも、それをやり過ごそうとする
そんなヒカルの反応を知りつつ、緒方は指先のそれを舐め取りながら、十分に指先を濡らすとそこにするりと触れ…

侵入して来たその異物感にヒカルは身を仰け反らせる。緒方の指先は的確に感じる箇所を攻めたてる。
少しずつ本数を増やす指、それぞれがバラバラに動き。思わず、ヒカルは甘い声をあげる
「そろそろ、充分だよな」
そう言いながらヒカルの腰を片手で軽く抱きかかえると、緒方は自身に手を沿え、入口の所に押し当てる。
それを目にしてヒカルは息を呑んだ。そうなるのだと覚悟はしていた筈なのに…実際に、これなのかと思うと少し恐怖を感じてしまう

「……そんなの!やっぱ、無理っ」
でも、そんな逃げの言葉は全く聞いちゃいないのだ。

挿入された瞬間、その大きな異物感に引き起こされる熱い痛みにヒカルのほうは体を逃がそうとするが、
緒方のほうはそれを許す訳がなくて、ヒカルを動けない様に抱きしめ、痛みへの悲鳴は唇で封殺する。

いつしか感じ始める充足感に…ヒカルは快感が痛みを凌駕していき…身も心も悦びのほうに引き連れていく
動かれる度に弾けそうな感覚が波のように押し寄せてヒカルの躰を震わせる、
ヒカルがその快感を耐えれば耐えるほど緒方のを閉め付け…、逆にさらに自分を高めて行くのには気付きもしないで…

「…離したく無いって言ってるみたいだな」

普段聞いたら、張り倒したくなる、そんな言葉すらも…快感を高める言葉にしか思えなくなる
まるで、自分達しかいないような白い空間にいる様で、与えられる熱に何もかも考えられなくさせられる…

「あ、あん…ダメ……っ…ぁ…はぁ……い…や……っ…」
「…イキたいなら……イっても…良いん…だ・ぜ……………ヒカル」
ヒカルと名前を呼ばれた瞬間、もはや、ヒカルは絶えられなくなった

「――――――――――っ!」
「…くっ…」

ヒカルが絶頂に達し全てを吐き出し、躰の力が抜けると同時に緒方もその熱をヒカルの身に打ちつける



「はあ…」
ヒカルは一息をついて、やっと、惚けて居た意識が戻ってきた

「足りないだろ?」

存在を感じる熱源がまだ躰の中にあって、そこに居る事を悟らせるが…彼が言うほどは、ヒカルはそれに応えられる気がしない

「…それ…先生が…だろ。……オレ、もうダメ…」
嬌声の上げ過ぎか、ヒカルは軽く声が掠れていた…。
「進藤。」
「なに?」
「まだ、減らず口叩く余裕があるな。」
緒方は、思いっきり意地の悪い微笑みを浮べた

「はっ…えぇ?…嘘!ちょっと待って!!ダ、ダメだ…って………やっ…んっ……………っ……」

躰の中で感じてた熱に、もう一度と、求められると、頭の中では応えられないと思うのに、躰はそれに応えだす…。

そして、また、意識が飛ぶ感覚に身を任せ、ヒカルは緒方の腕の中で鳴かされる。
それは、そう簡単には鳴り止む事を許されない甘い声で…。

続く

後書き:簡単な箇所に隠してましたが見つけた人ラッキーです…か?ちゃんとやってる物を書くの、実は初書き(笑)ですぅ。
でも、皆様を満足させられないだろうし、お恥ずかしい限りで…ついつい、表に置くのは逃げました(汗)
こんちきしょうっ文才が欲しいぜ!!しかし…一応、15にしたけど?13ぐらいかな?