松江 玉造温泉 ミステリーツアー
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1 松江駅 2 松江城 3 馬洗池近辺 4 へるんの小径 5 武家屋敷 6 小泉八雲旧居 7 松江堀川ふれあい広場 8 堀川めぐり 9 〃 10 〃 11 カラコロ工房 |
12 ホテル 13 月照寺 14 ルイス・C・ティファニー庭園美術館 15 八重垣神社 |
堀川めぐり
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| でも、ここで出たヒント・・・ 正直、「何でこの人こんな事してんの?^^;;;」って感じでもうワケが分からなくなりましたわ(^^;;;) いえね、くぬぎはこのヒント、やってないんです(おい)もう犯人割れてるし、犯人を特定するための物証とかいった事には関係なさそうだったので、あっさり見捨てて(おい) なので、翌朝、ねーちゃん達が解いたヒントを聞いて「おいおい・・ストレートすぎ・・・・」と思わず突っ込んでしまい、「・・・だ、だとしたら・・・もしかして犯人は違う人?えっ?!」と結構本気で混乱しました(;▲;) 何で(世間様では)名探偵と名高い小五郎のおっちゃんにこういう形でケンカ売ってるんでしょう・・・(−−;)深読みのくぬぎくんをこれ以上惑わせないでくださいまし(;;)あうあう |
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↓これはミステリーツアー本編と全く関係ないです^^;;;ちなみに、乗ってる最中もこんな事を考えていたわけではありません(笑) 『いつかまた二人で。』 堀川の水辺を渡る風は頬を優しく撫でて・・・めぐる川筋の木の葉がゆっくりと色づいてきたこの時期には少し冷たく感じるくらいだった。 はしゃいで船の舳先に行くと、「危ないよ」と声を掛けながら、一緒についてくる。蘭の心配性は相変わらずの事で 「平気だよ、落っこちたりしないから」 そう笑うと、しばらくその舳先の向こうから段々と近づいてくる風景に目を向けた。 木々に囲まれた水面にもその姿が映って・・・水の底にもその世界が広がっているかの様に映える。 ヘンな話、この子どもの身体なら、好奇心を丸出しにしていても、周りからの視線は微笑ましく向けられて。 オレは、それを最大限に利用する事も身につけた。 けれど・・・ ・・・やっぱり、子どもの身体であるというのは不便なもので・・・ 体力や腕力・・・、表立って堂々と推理する事が出来ないなんて事を差し引いても、自由がききそうできかないという『不便』は、どうしたってついて回るのだ。 子どもの身体であるから余計に不便に感じてしまうのかもしれないけれど・・・ 「コナン君?」 「あ・・・何?蘭ねーちゃん・・・」 「どうしたの・・・何か怖い表情してたよ?」 そう見えたのか・・・ 自覚は無かったけれど、考え事がつい、この手合いの事になると機嫌が悪くなっているのは否定出来なくて・・・。 「そんな事無いよ、景色に見惚れてただけ」 綺麗だねという言葉の代わりに、小さくくしゃみが出た。 「ほらぁ・・・コナン君、薄着してるから・・・」 「大丈夫だよ、ちょっとくしゃみが出ただけだから」 心配性の蘭にそう言って背を向ければ・・・・・・ ふわっと背中に温かい温もりと、両肩に蘭のパーカー・・・頬にシャンプーの香りのする髪がはらりとかかった。 「・・・こうしてるとちょっとはあったかいでしょ?」 あまりの驚きに声を出せずにいると、それをイエスと捉えたのか、自分の着ている上着に、頭だけを出してすっぽりとオレを包み込んでしまった。 「は、・・・離して、蘭ねーちゃんっ!」 「あ・・・駄目よ、コナン君、暴れちゃ・・・ここ船の上・・・っ」 「ボク子どもじゃないよ、恥ずかしいってば!」 子どもの声はよく通るのだろう・・・舳先での騒ぎも、船尾の船頭さんにまでもしっかりと届いて・・・船に乗り合わせた人達から、ははは、と笑い声があがった。 おっちゃん一人だけが、不機嫌そうにビールを飲んでいたのだというのは後で聞かされたけれど。 「暴れそうな子は、しっかり抱っこしといてやってくれな」 そう船頭さんから声を掛けられて、蘭が「はあい」と良い返事を返すと、再び明るい笑い声があがった。 幸いと言おうか、不運と言おうか・・・乗り合わせた子どもはオレ一人で 中身は同い年の蘭に、こんな子ども扱いを受けているのを、外見だけは同い年くらいの子どもに笑われるなんて事は無かったのだけれど それでも不機嫌そうに「子どもじゃないのに・・・」と呟くオレに、耳元で「こんな船の舳先でこう抱っこしてるなんて、タイタニックみたいだね」と囁く声がくすぐったかった。 バーロ、これじゃあ男と女が逆じゃねーかよ・・・ 心の中で悪態をつくと。 「・・・いつもコナン君は身を挺して庇ってくれるでしょ・・・私にもたまには守らせて」 そう返ってきたから 「ボクが・・・いつか蘭ねーちゃんより大きくなったらボクが蘭ねーちゃんの背中に立ってあげるね」 遠い水面の向こうを見ながらそう呟いた。 当の本人の蘭は、本気にすらしていないのだろう・・・「気長に待ってるね」とくすくす笑いながら囁いた。 ・・・きっと ・・・・・・・オレの正体を知ったら、コイツもオレみてーに真っ赤になって嫌がるに違いない。 ・・・・・・・・・・もっとも、そうなってくれないと張り合いがねーんだけどな・・・と考えて、苦笑した・・・。 きっと。 いつかまた、二人で。 いつかまた、二人でこの景色を見よう・・・ そう思うと、背中の温もりがやけに心地よかった。 |
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