三匹のやぎのがらがらどん
くぬぎの好きな三匹のやぎのがらがらどんをコナンの登場人物に置き換えてみました♪遊んでます、思いっきり・・・(^^;)
昔、ある所に三匹のやぎが住んでいました。
名前はどれもがらがらどん・・・ではなく、
大きいやぎは元太君、中ぐらいのやぎは光彦君、小さいやぎはコナン君と言いました。
ある時、いちばん大きいやぎの元太君が言いました。
「お、おおっ!!コナン、光彦!見てみろ!!向こうの山においしそうなうな重・・・違った、草がいっぱい生えてっぞ〜♪」
「あ・・・ホントですね!今から皆で草を食べに行きましょう!!」
「・・・・・おい、元太、光彦、向こうの山に行くには橋を渡らなきゃいけねーんだぞ?・・・橋の下には怖〜いトロルがいんだろ!!」
能天気な二人の会話に、呆れ返ってコナン君が言いました。
「でも・・・そのトロル、コナン君は実際に見たんですか!?」
光彦君に言われて、コナンは言葉に詰まってしまいました。
誰も実際に見た事は無かったのです。
「そーだそーだ!光彦の言う通りだぞ、コナン!!・・・せっかくうまそーなうな重・・・じゃなかった、・・・草なのによぉ!!」
「・・・おめーは草が食えりゃなんでもいいんだろ・・・・・・・」
ぼそっと呟いたコナン君の嫌味もなんのその・・・
「ここであきらめたら少年探偵団の名折れだ!!行くぞ!!」
「・・・だから、なんでここで少年探偵団が出てくるんだよ・・・これは三匹のやぎのがらがらどんの話だろ?」
「んな事、どーでもいーんだよ!!」
「だから、トロルはどーすんだよ!!」
「大丈夫!!僕にいい考えがあります!!・・・科学は常にボクの味方ですからね!!」
「おいおい・・・」
コナン君は光彦君の根拠の無い自信に半ば呆れ返ってしまいました。
「耳を貸して下さい・・・」
元太君とコナン君が光彦君に耳を近づけます・・・。
「だからですね、ここは、一番おいしそうな元太君から先に行って、次にボク、そして最後にコナン君・・・の順番で行くんですよ!!」
「ふんふん・・・そうか!なるほど!!」
「・・・なるほどって、元太、おめー分かってんのか!?・・・原作じゃ小さいやぎから行くんだろ!?どーして大きい方から行くんだよ!!」
「それはですね、もしトロルがお腹を空かせていた場合、元太君を食べればお腹がいっぱいになって、ボク達は食べられなくて済むじゃありませんか!!」
一瞬その場が凍り付きました・・・。
「お・・・おれ・・・食べられちまうのか・・・?????」
「・・・・ははは・・・・・・・・・・」
元太君もコナン君もその笑顔は引きつっています。
「やだなぁ!冗談ですよ、冗談♪」
「・・・あながち冗談とも言いきれねー雰囲気だったぞ・・・」
青ざめたコナン君の突っ込みもなんのその、光彦君は独自の理論を押し通していきます。
「ま、もしトロルが元太君に襲い掛かってきた場合、僕達が後から加勢に行けば済む事ですしね、安心して最初に橋を渡ってください、元太君♪」
「・・・そっか!頭いーな!光彦♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元太・・・おめーホントにそれでいーのか・・・・・・・・・・・?」
「じゃあ、早速行きましょう!!!」
付き合いのいいコナン君も、結局元太君と光彦君と一緒に向こうの山へ行く事になりました。
しばらく行くと、深い谷川に橋がかかっておりました。
「ここですね・・・?例の橋というのは・・・」
「ああ、そーみてーだな・・・」
「こ、こえ〜!!!もし落っこちたら・・・・・・・」
「ま、死ぬだろーな・・・この流れの速さじゃ・・・。ん?元太・・・どーした?」
「・・・・・・・・」
「立ったまま気絶してますよ?・・・器用ですねぇ・・・」
「お〜い・・・元太ぁ、うな重が向こうで待ってるぞ〜??」
コナン君の一声に、元太君はたちまち正気に戻り、元気いっぱいになりました。
「じゃあ行ってくるな!!」
「は〜いぃ、頑張って下さ〜い♪」
元太君を見送って、コナン君と光彦君は橋のたもとの茂みにこっそり隠れました。
元太君が橋の真ん中まで来た時です・・・・・・・
「誰よ〜〜〜〜〜〜!!!!?????私の橋をがたんごとんさせるのは!!!!」
「うっ、うわあぁああああぁぁぁああああ!!!!!!!出たあああ!!!!」
橋の下から気味の悪いトロル・・・・・・・・・・・・・・ではなくて歩美ちゃんが出てきました。
「しっつれーね!!!!!食べちゃうわよ!!!???」
「ま、待って下さい!!もう少ししたら・・・オレより小さいやぎが来るぜ!?」
「・・・小さくなってどーすんのよ・・・」
「あっ・・・えっと・・・・・・・・・ダ・・・・・・・・・・ダイエットにいいぜ・・・・・?」
「・・・・・・そうね、あなた油っこそうだし・・・もう少し小さい方がいいかもしれないわね・・・。・・・行っていいわよ?」
「ホントか!!?」
こうして、大きいやぎの元太君は橋を渡って向こうの山へ行く事が出来ました。
さあ、今度は中くらいのやぎの光彦君の番です。
「ふ・・・今ので分かってしまいましたからね。科学はいつもボクの味方だって事を証明してみせますよ!!」
「・・・わあった、わあったよ!!さっさと行って来い!!」
コナン君は呆れ返りながらも橋のたもとの茂みにこっそり隠れて麻酔銃を構えていました。
光彦君が橋の真ん中まで来た時です・・・・・・・・・
「誰よ〜〜〜〜〜〜!!!!?????私の橋をがたごとさせるのは!!!!」
「うっ、うわあああああああぁああああぁあ!!!!!出たあああ!!!!!!!」
橋の下から気味の悪いトロル・・・・・・・・・・・・・・ではなくて歩美ちゃんが出てきました。
「もー!!元太君といい、光彦君といい、ホントしつれーねー!!食べちゃうわよ!!??」
「待って下さい、もう少ししたら、ボクより小さいやぎが来ますよ?」
「だから、小さくなってどうするのよ・・・光彦君でちょうどいいのに」
歩美ちゃんはぷ〜っと膨れました。
「でも、僕よりおいしそうだと思いますよ?」
「でも、あんまり小さいとお腹空くもん!!!」
「困りましたね〜〜〜〜〜・・・・・・あっ、そうだ!!」
光彦君は、歩美ちゃんに気付かれないようにポケットの中に手を入れて、探偵団バッヂのボタンを押しました。
ピーピーピー・・・・・・
「あ、バッヂ鳴ってますよ?歩美ちゃんのじゃないですか?」
「あれっ、ホントだ〜・・・」
歩美ちゃんがポケットの中の探偵団バッヂを取り出そうとしている隙に・・・
「今です!!!!!」
「あっ!!!!????????」
ダッシュで光彦君は橋を渡りきってしまいました。
さあ、最後はコナン君の番です。
「ちょっと待て!!!・・・・・・確実に食われるじゃねーか・・・今の話の流れだと!!!!」
でも、優しいコナン君はお話が途切れてしまうと作者が困るだろうと橋を渡りにやってきました。
「おい!!!ちょっと待てって!!!!」
なんだかんだ言いつつ、コナン君が橋の真ん中まで来た時です・・・・・・
「・・・・・・だあああ!!!!待てっつってるだろ!?」
「誰よ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!???????????私の橋をかたことさせるのは!!!!!!!!」
二匹もやぎを食べ損ねてイライラしている気味の悪い大きなトロル・・・・・じゃなくて、歩美ちゃんが出てきました。
「・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!」
「あっ、コナン君〜〜♪会いに来てくれたの!?」
ころっと変わった歩美ちゃんの豹変ぶりに、コナン君は見てはいけない怖いものを見た気がして、恐怖のあまり、固まってしまいました。
「来るなら前もって言ってくれれば、おいしいやぎとか御馳走したのに〜!」
「はは・・・・・それって・・・・・・まさか、元太と光彦じゃねーよな・・・・・・・???」
「も〜・・・・・・あ、そうだ、コナン君さぁ、好きな子とかいる?」
「へ!!???な、なに言ってんだよ、いきなり!!!」
「ねー、いる???」
「・・・・・・・!!!!!!!」
歩美ちゃんのらぶらぶ攻撃に、コナン君はたじろいでしまいました。
「な・・・なんとか逃げ出さねーと・・・!!!」
「・・・コナン君に好きな子がいないんだったらぁ〜・・・・・・歩美が・・・・」
コナン君はキック力増強シューズを弱に合わせると・・・・・・
「あっ!!????コナン君!!!!????????」
コナン君は迷わず高速スピードでダッシュして逃げて行きました。
こうして三匹のやぎは向こうの山でおいしい草をいっぱい食べる事が出来ましたが、歩美ちゃんの報復を恐れて、二度とお家に帰る事が出来ませんでしたとさ。
ちょきん、ぱちん、すとん。
話はおしまい♪
・・・本物のがらがらどんはこんなお話じゃありません。念のため(^^;)
UP.00.5.30.