♪  土産ばなしに  はまなす太鼓
 
    度胸愛嬌  エーー  晴れ姿
♪B  ハァアアー 

    五穀豊穣  春から秋へ

    大野波濤が  こだまする

    聞いておかえり  荷物にゃならぬ
♪A ハァアアー 

    意地をぶつけろ  根性で叩け

    魂込めなきゃ  ただの音

    天を揺さぶれ  鍛えた技で

    燃えて咲かせる  はまなす太鼓
 
    命はじける  エーー  花舞台
♪   大野名物  はまなす太鼓
 
    汗が飛び散る  エーー  暴れ打ち
♪@  ハァアアー 

    襟をキリリと  法被を決めて
自分が踊り終わって、上手から
舞台裏を通り、直ぐに下手の
音響席に戻って、お仕事の継続
を行います
B かしまフレッシュ音頭 (3C)  唄:静香
♪  二人の愛も  かえらない
♪ わたし  玉葱  嫌いなの

   刻むと  涙が  にじむでしょ

    エプロン姿で  笑ったおまえ

  窓から見える  玉葱畑
すまして踊っていますが、この時
舞台中央をはじめ、四方の音の
具合のチェックも行っているのです

うむ、バッチリOKと、心の中で!

音が確認出来れば、あとは踊りに
集中します
細かな打ち合わせは欠かせません。
         平成17年 2月 5日(土) 

平成舞踊連盟主催 第五回チャリティー 
舞踊祭り

鹿嶋勤労文化会館  [音響風景−2] 木内静香オリジナル舞踊メドレー
♪  
    打てば響くよ  鹿島灘

    バチが踊れば  太鼓が吠える

・静香オリジナル舞踊メドレー集は舞島連合会、総出演で行います。
・曲名は @大江戸小町 A玉葱の花 Bかしまフレッシュ音頭 Cはまなす太鼓の4曲で
 勿論全曲、私が唄っている約10分の大作です。
・[火の国太鼓]からの衣装の着替えは下手大道具保管場所の隙間で、曲をかけながら合間に行いました。
A 玉葱の花 (1C) 唄:静香
Photo
@ 大 江 戸 小 町 (1C) 唄:静香
いよいよ静香メドレーの始まりです

イントロで上手からさっそうと小走りで出ます。

私の出演の時だけ、文化ホールの担当責任者の方に
音響機械のスタートボタンを押していただきました。
お世話になってマス!
♪  御神酒  あげましょ  お団子どうぞ
・私にとって、音響と舞踊の同時進行は珍しくなく、
  これにまだ唄が加わると更に気を遣います。

・踊り手、或いは歌い手さん、それぞれの立場を体
  験・理解していることにより、出演者のみなさんが
 100%、力が発揮できる音作りを目指しています。
 同時にホールのお客様には、心地よく、且つ迫力
 のある 音(耳に負担のかからない)の提供です。
♪  聞いて  おくれよ  願かけ地蔵
♪  好きな  お方の  胸の内
♪  からりからころ  お百度参り
    
  あらあらあら  どうしましょ

     跳ねっ返りが紬でしゃなり

 恋は神代の  恋は神代の

        贈り物
♪  時は流れて  かえらない
手をかざした状態で、お客様に目線を残したまま
上手に引っ込みます

引っ込むまで進行方向が全く見えないので、最後に
回ったときに見ておき、あとは感で走り込みます
曲は[かしまフレッシュ音頭]と変わり、切れ目無く、3曲目へと進みます

私と入れ替わりで、舞島連合会のみなさん14名で踊ります
C はまなす太鼓 (F) 唄:静香
♪@  鹿嶋名物  数々あれど

    鹿島神宮  ぼく伝さん

    春は鮮やか  祭頭祭

    揺れる  提灯  神幸祭

   
   
♪  チョン チョン手拍子  チョイト来て踊れ
 
    鹿嶋良いとこ  フレッシュ音頭
♪A  夢の架け橋  世界に誇る

    宇宙パラボラ  スタジアム

    波は黒潮  鹿島灘

    船の玄関  鹿嶋港る

    チョン チョン手拍子  チョイト来て踊れ
 
    鹿嶋良いとこ  フレッシュ音頭
♪B  風にゆらりと  帆引きの船が

    浮かぶ北浦  茜雲

    偲ぶ悠久  のんびりと
   
    心豊かな  若いまち

    チョン チョン手拍子  チョイト来て踊れ
 
    鹿嶋良いとこ  フレッシュ音頭
終盤の曲は[はまなす太鼓]、舞島流宗家をはじめとする、師範の先生方のお出ましで、全体を引き締めていただきます
宗家、舞島正之輔先生
終曲は先生方に花を添えていただきました
この[はまなす太鼓]は当初、私も衣装の早変わり(2.5分)で踊る予定でしたが、構成の関係で断念しました
江戸の娘の振りから[玉葱の花]は現代女性のアレンジに変わります
同じ衣装でも、踊りが違う事をお客様におわかりいただければ、しめたモノです
裏から見ればこの通りです
この窓から舞台の様子を見ています
一つの舞台でお客様に感動を与えるためには、演じる方のみならず、音響の他に照明さん、大道具さん、司会、
その他のスタッフの皆さん方が出演者と同じ気持ちで進行しないと出来ないことがよく分かります。