大江戸小町

　　       　   作詞　長山たかのり
　　                作曲　山口正光
　　                編曲　鈴木英明

お神酒あげましょ　お団子どうぞ
聞いておくれよ　願掛け地蔵
好きなお方の　胸の内
カラリカラコロ　お百度参り
あーらアラアラ　どうしましょ
跳ねっ返りが　紬でシャナリ
恋は神代の　恋は神代の
贈り物

人の恋路を　邪魔すりゃヤボよ
犬に追われて　アッチへお行き
駄目と言われりゃ　なおさらに
惚れちゃいけない　お方に惚れて
あーらアラアラ　どうしましょ
お医者様でも　草津の湯でも
恋の病は　恋の病は
治りゃせぬ

娘盛りは　芍薬牡丹
見ごろ惚れごろ　花なら七分
どうせ一度は　散る花よ
籠の鳥さえ　裏木戸開けて
あーらアラアラ　どうしましょ
親の意見も　春風夜風
恋は思案の　恋は思案の
蚊帳の外

       玉葱の花

          作詞　 宮本かずや
          作曲/編曲　山口正光


わたし玉葱　嫌いなの
刻むと涙が　にじむでしょ
エプロン姿で　笑ったおまえ
窓から見える　玉葱畑
今年も咲いたよ　白い花
ア・・時は流れて　かえらない
　　　二人の愛も　かえらない

わたしこれしか 出来ないの
オムレツばかりで 飽きたでしょ
少女のように　はにかむおまえ
わかれる事が　倖せなのと
信じた二人は　若かった
ア・・時は流れて　かえらない
　　　二人の愛も　かえらない

わたし挿絵が　描けるから
どうにかひとりで　暮らせるわ
西陽の窓辺で　泣いてたおまえ
肩までのびた　きれいな髪が
いまでも瞼で　ふるえてる
ア・・時は流れて　かえらない
　　　二人の愛も　かえらない