この本と出会わなければ、今の私はないでしょう。
全ての結果は、自分の行動の結果。よって、自分で責任をとる。
自分はどこに行きたいのかを明らかにする。
自分にとって重要なことは何か、意識して生活する。
長期的に成功できる人間関係(Win/Win)を考える
相手を理解してから、自分を理解してもらうよう努める。
一人ではできないレベルを達成するには、どうするか。
毎日が、自分との戦いだ。
全て、今の私を支える考え方です。
すばらしい本です。見失っていた自分自身を思い出させてくれました。
「何によって憶えられたいのか」
自らを成果をあげる存在にできるのは、自らだけである。したがって、まず果たすべき責任は、自らの最高のものを引き出すことである。それが自分のためである。人は自らがもつものでしか仕事ができない。 (p.228)
「何によって憶えられたいかね」と聞いた。誰も答えられなかった。先生は笑いながらこういった。「今答えられるとは思わない。でも、50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」 (p.235)
この50歳は、今なら65歳でしょう。「あと20年で、何によって憶えられたいのか、に答を出そう!」と決意させてくれました。
考えさせられる本です。様々な問いかけがあります。
・なぜ、あらゆる組織は、それが政治的、経済的、あるいは社会的なものであれ、次第に問題を処理できなくなっていくのか・・・。
・なぜ、あらゆる個人は、自分が所属する組織と対立し、疎遠になっていくのか・・・。
・なぜ、社会、そして生物圏は、ますます混乱していくのか・・・。
日本企業が見失っている重要なポイントに対する、示唆に富んだ本です。