的場厩舎WinWinWin
2002/06/01
第2回 中京競馬第 5日目
第8競走 サラブレッド系4歳以上500万下条件 
5枠9番 ユウワンキング/鹿戸雄一

木曜の夕方、いつものように今週の出走馬を確認。
すると今週は中京でユウワンキングだけが出走。
新潟で2着、3着と善戦を続けていたので、
もしかして、そろそろ勝つのかと思って突然中京へ!

朝、競馬場へ行く途中で競馬新聞を買って
的場さんのコメントを確認。
「ここ2戦がピークだったから幾らか下降気味かな。
 地力はあるけど勝ち負けはどうか」と控えめなコメント。

そしていよいよ8R。
パドックに出てきたユウワンキングは−4kg。
少し馬体がすっきりしすぎの感じがしました。
しかし気合乗りは良く、落ち着きもあって、
なかなか好気配に感じる。
止まれがかかって鹿戸騎手が騎乗しても、
リラックスしているユウワンキング。
的場さんは脚元をまず確認。厩務員さんと何か話す。
馬場に入場してきたユウワンキングは首を前へ前へと
グイッと出して返し馬をはじめる。

そしていよいよ運命のスタート!
ニの脚がつかなかったのか一周目のスタンド前で後方2番手。
少し鹿戸騎手の手が動いている。
追走に手間取っている感じ。
しかし前はハイペースで先行争いをしている。

ユウワンキングは向正面に入ると少しずつ前に。
3角手前で中団まで取りつく。
ユウワンキングが上がって行く姿が丁度ターフビジョンに映る。
すると場内は少しどよめいた。
ここで一旦鹿戸騎手はユウワンキングに息を入れさせて、
4角で馬群の外に思いきってだすことに。

そこから粘るジャングルビートを交わし、
食い下がるレッドライトニングの追撃を振りきり
先頭でゴールを駆け抜けたのでした。

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