盛岡競馬場　イシヤクマッハ君第１６回ダービーＧＰ応援Report

以前から、どうしても行きたかった盛岡競馬場。 春先から応援していたイシヤクマッハ君が、ダービーGPに挑戦するとあって連休を使って盛岡に行ってきました。 ９月２３日（日）から２５日（火）の２泊３日。 メインはもちろんダービーＧＰなんですが、他にも小岩井農場や冷麺も楽しみ♪ 今回はＯＲＯパーク編（盛岡競馬場）とその他編の二つにわけてReportしたいと思います。
競馬場からは岩手が誇る岩手山	岩手駅西口からは無料送迎バスも出ていますが、 　今回一部で日本一といわれる岩手競馬場の指定席に 　座りたかったため朝７時に駅前のホテルを出発。 　１０分くらい進むと道幅はあるものの本当に山道。 　どんどん山を登って一山越えたところに競馬場がある感じ。 　所要は大体３０分で料金は３０００円をきるぐらい。 　７時半くらいに競馬場に到着するも、 　競馬場の入場門はまだ閉まっていました。 　盛岡競馬場は門がふたつあると考えてください。 　まず競馬場全体の門と次に競馬場の門のふたつです。 　競馬場全体の門は８時に開きます。 　これで敷地内には入れますが、 　競馬場内に入る門は９時に開くため 　広大な駐車場や門の近くにあるモニュメントなどを見学します。
指定席は自分の好きな所が選べます	まず指定席の整理券をもらい、 　９時、５分前になったら整理券の順番に並びます。 　日によって違いますが中央交流のＧ１でも 　８時に競馬場にいれば指定席には座れるのでは 　ないかと思います。 　９時少し前に係員が整理券の順番に列を整理をします。 　そして９時になった指定席の販売ですが、 　右の画像のように指定席の一覧表がありますので、 　自分の好きな席を選んで窓口で指定席券を購入します。 　よく見ると、年間優待席（銀色のないところ）がありますが、 　これは昨年一年間全ての盛岡開催で指定席を購入した人 　の席だそうです。 　２０人くらいいました。すごいですね。 　平日はどうしてるんだろうねと係員のおじさんが言ってました。

競馬場内に入るととても大きな馬の像がお出迎えです。 　迫力があって今にも動き出しそうな躍動感。 　すごいです。 　馬像に見取れながらも、幕の申請をしなければいけないので、 　申請所に行きます。 　入場門を通ってすぐに左側にドアがあります。 　そこが盛岡競馬場の幕を申請するところです。 　盛岡競馬場は幕は係の人がパドックに貼ってくれますので、 　預けます。 　帰りは最終レース終了後に同じ場所で幕を返してもらいます。 　ただ、係の人によって慣れている人とそうでない人がいます。 　私の場合、係の人が慣れてなかったのか最初、 　肝心の文字が全然見えませんでした。

ほんと、でかいです。記念撮影にどうぞ

フードコート内部（お昼は大混雑します）

９時に開門しますが、まだまだ競馬場全体を 　探検することは出来ません。 　スタンド、走路、パドックには１０時にならないと 　行くことはできないんです。 　そうするとなにをするかというとまず腹ごしらえ。 　ちなみに競馬場周辺にはコンビニなんてありません。 　民家もちらほら。 　競馬場に入って右手にフードプラザがあります。 　左の上の画像のように何軒ものお店が入ってます。 　椅子とテーブルもありますので、１０時までは、 　ここで予想や腹ごしらえがよろしいかと思います。 　結構安価でどれも美味しそう。 　冷麺やじゃじゃ麺といった盛岡の名物もあります。 　ここで私達がチョイスしたのはジャンボ焼き鳥。 　右端と左端のお店で売ってます。 　焼き鳥？と思うほどのボリュームです。 　七味をかけて食べるとなかなか美味でした。 　ちくわ揚げなんかも美味しかったです。 　もうこれだけでお腹一杯って感じです。 　お腹も一杯になりスタンド前の大きな馬像の近くを 　散歩すると地元の物産展なんかを開催してました。 　それがすごい激安！ 　サンマ１０匹で５００円！？だいこん１本５０円！？ 　りんごもぶどうもくりなど果物や激安！ 　明日も滞在しないのだったら買ってましたね。 　買いたかったですよ。

ジャンボ焼き鳥と揚げちくわ

やっと１０時になり馬場の方に出ることができました。 　こじんまりとした競馬場ですが、 　スタンドはとてもきれいです。 　馬場もなかなか見やすいです。 　ダートコースの内側の芝コースはダートコースより、 　一段高くなっています。 　ちょっとした工夫で随分違うものです。　 　　　 パドック（ちょっと西日がきついかも？）

素晴らしい天気とスタンド

お昼に食べたカルビ丼（６００円くらいかな？）	私達が選んだ指定席はＲ指定席。 　最前列でほぼゴール板前のベストポジション。 　雰囲気は中山競馬場のA指定席をもう少しゆったり 　した感じです。でも背もたれがかなりゆったりしていて 　とても快適。 　しかも指定席エリアではオレンジジュース、コーヒーが 　飲み放題。 　それと指定席エリアに入らないと行けないレストラン 　「シアンモア」もあります。 　私が行った競馬場では一番快適な指定席です。 　日本一もうなずけます。 　ガラス張りなんですが、盛岡の気候を考えるとしかたないです。
競馬新聞や指定席券	ここまで書いていて肝心の競馬のことが・・・ 　盛岡では馬単が発売されてますので楽しいです。 　でも着順どうりに当てないとダメなのでシビアです。 　午前中、奥さんがハナ差で万馬券をのがす。 　励ましながらもそんな競馬は甘くないと思ってたら 　私も軸馬がしっかり１着になったのに、ヒモが抜けて 　しまい万馬券を逃す。 　軸馬から結構買ってて、ゴールした瞬間は 　「よっしゃ〜」なんて言ってたのに・・・ 　しかも発表された配当は８万円〜〜〜〜（Ｔ_Ｔ） 　さすがに相当へこみました。 　なんかそんな横で奥さんは笑ってたような気が・・・

パドックでのイシヤクマッハ君	気合十分でいざ勝負
午前中は結局ひとつしか馬券はあたらず、 　午後に雪辱を期待するも万馬券ショックが 　尾をひきどうも乗り気がしない。 　でもメインのダービーＧＰはそんなこと言ってられない。 　パドックに出てきた各馬はどれも調子が良さそう。 　ＪＲＡ勢はどれも万全な状態。 　やはり強敵はカチドキリュウか？ 　でも園田の三冠馬ロードバクシンも恐い。 　ただネイティブハートはちょっと元気がなかった。 　そんあ強敵だがマッハ君も調子はよさそう。 　馬体重がマイナスでしたが、馬体のはりもよく、 　ピカピカの馬体。 　気合も十分乗っていて完璧な状態に見えた。 　騎乗命令がかかり、本田さんがパドックに 　姿を現す。 　キリっとしたなかなか渋い表情。 　なによりも笑ってないのが心強い。 　これはいただきだなと思いました。 　返し馬もスムーズ。	本田Ｊ、今回は笑ってないし大丈夫！

一周目、内で揉まれるマッハ君	そしていよいよダービーＧＰの発走です！ 　スタートでマッハ君は少し出遅れた感じでした。 　一周目で本田さんが必死に押して上がっていきます。 　でもマッハ君は内で揉まれ気味。 　それでも１コーナーで馬群がばらけるとスムーズな 　走りで追走していく。 　すぐ隣にはムガムチュウがいる。 　３コーナーで鞭がはいるもエンジンのかかりが 　少し遅い。 　それでも４コーナーではまずまずの位置。 　ここからならなんとか届くかと思いましたが、 　前もなかなか止まりませんでした。 　勝ったのはムガムチュウ。 　しかも大差でした。 　マッハ君も直線で伸びてはいるのですが、 　４着までが精一杯。 　叩き良化型というのを考慮すれば秋のよいスタートが、 　きれたのかもしれません。 　次はきっと良い結果が出ることでしょう。
４着でゴール、次は頑張れ！	勝ったのは藤田Ｊのムガムチュウ

マッハ君は、負けてしまい残念でしたが、内容のある競馬でしたし、距離も持つのかな？ 　勝ったムガムチュウはさすが北海道２歳優駿を勝った実力馬です。復調していたのでしょう。 　ネイティブハートやはり調子落ちと初ダートが合わなかった感じ。ロードバクシンは今のところ滞在向きかもしれません。 　フジノコンドルは連戦の疲れでしょうか？ 　最終レース、まで楽しんで幕を受け取って無料送迎バスの乗り込む。 　盛岡駅への無料送迎バスは１７時が最後なので、ご注意を。 　バスは、はとバスのような豪華でゆったり。 　はじめての盛岡は馬券の収支は良くなかったけどとても楽しかったです。 　なんといっても競馬場のみなさんがとても親切。 　開門前に着いた私達に、立ちっぱなしはつらいだろうと、パイプ椅子を貸してくれた駐車場のおじさん。 　いろいろな質問に気さくに答えてくれた、指定席販売係のおじさん。 　大きな馬像で記念写真を撮ろうと思ってたら、「写真とろうか？」と声をかけてくれた、 　放送関係者と思われるおじさん。みんな親切でした。 　こういったことは、今まで経験のないことでした。盛岡の人々の温かさを身をもって体験した一日でした。 　盛岡競馬場ｈは日本一の競馬場かもしれません。 　競馬場で働いている人が、自分たちの競馬場に誇りと自信があるのだろうと思います。 　またぜひとも行きたい競馬場のひとつになりました。