社台SSに行ってきました
2002年社台SS新種牡馬展示会
2002年2月22日(金)曇時々雪

眠い目をこすりながら、3時半に起床。猫達は時間の概念がないのか、
電気が明るいと元気に起き出しごはんをせがみます。
猫達の世話をして出発して始発電車でいざ羽田空港へ。
テロ関係で空港には警備員がいたるところにいましたが、チェック自体はそんなに厳重ではない様子。
6時40分の飛行機で北海道へ!
さすがに北海道は寒かったです。
空港内で朝食を食べて、9:48新千歳空港発の厚真行き、あつまバスに乗りこんで早来駅へ。
約30分、720円で早来駅に到着。
早来駅からは公共機関がないため駅前の早来ハイヤーで社台SSへ。(約15分、約2500円)
ちょっと早く着いたので、社台SSのカフェ「グリーングラス」でお茶。
11:00になると係のお姉さんが展示会場に連れていってくれます。
着くとすでに展示会場は黒山の人だかり。
ちょっとでも良い場所がないかなと思い、なるべく控えめに探したところ、
少し人の少ないところがあったので、そちらでカメラの準備とかしていると、
どっかで見たことのある人がいっぱいいました。
ラフィアンの岡田社長、社台の吉田照哉、吉田勝巳、松田国調教師、長浜調教師など。
も、もしかして関係者専用の場所なのか?と思いながら周りを見ると一般人もいるのでホッとしました。
しばらく待っていると私の後ろ10mくらいに葦毛の馬がスタンバイしてました。
まずは新種牡馬からの展示でクロフネが登場

なかなかかわいい顔してます

まだまだ走れる馬体
まず松田国調教師の挨拶がありました。
競馬場で見るような迫力はあまり感じられませんでした。
勝手な想像ですが、まだ競馬場で走りたいのではないのかなと。
でも私が競馬場で見たクロフネはブリンカーをつけていたので素顔が見れて良かった。
結構つぶらな瞳をしてました。
引退が決まってすぐにBOKKFULLになってしまったそうです。それだけ関係者の期待も高いのでしょう。

続いて、惜しまれつつ引退した無敗の皐月賞馬アグネスタキオンの登場。
最初に長浜調教師の挨拶。
こちらは、もうピッカピカの綺麗な栗毛でした。
周りが雪なので一層栗毛が映えていて、体もまだまだ締まっている様子。
まさにサラブレットといった雰囲気。
しかし時折、チェーンをくわえてやんちゃなところもありました。
どんな子供達がターフに戻ってくるのかほんと楽しみです。


バチアー

ブラックホーク

クリスザブレイヴ

サンプレイス
注目のクロフネとアグネスタキオンに続いて展示されたのは、
昨年までダーレースタッドで繋養されていたバチアー(Bachir)
おとなしそうな感じでした。
次は鼻筋に特徴のあるブラックホーク。
現役時代はそんなに気に留めなかった馬でしたが、
とても雄大な馬体につい見とれてしまいました。
蹄がとても大きくて見事。新種牡馬の中では一番よく見えました。
クリスザブレイヴはノーザンテースト産駒最後の大物。
そして新種牡馬最後にサンプレイス。
気性があらく、かなり係の人をてこずらせる始末。
係の人も「本当に危険ですので、気をつけてください」と注意。
ちょっと恐かったです。


フレンチデピュティ
新種牡馬の次は、社台SSが誇る種牡馬の
数々が登場。
まずはクロフネの父にあたる、
フレンチディピュティ(French Deputy)
雄大な馬格でのんびりした感じ。
種牡馬らしい体でした。

続いてアドマイヤベガ。
ベガの仔だけあり、社台SSでも注目されてます。
そして次に注目のグラスワンダー。
中山の引退式以来、久々の会いましたが、
ほんと種牡馬の体つきになってました。
相変わらずのほほ〜んとした雰囲気。
グラスワンダーらしさが十分伝わってきました。
早く子供が見たいものです。
ちょっと前髪がぼさぼさしてたなぁ〜。

そしてフサイチソニック、エアジハードと
内国産の種牡馬が続きます。
エンドスウィープ(End Sweep)も登場。

グラスワンダー

スペシャルウィーク
続いてグラスとはライバルのスペシャルウィーク
競馬場で見た時と変わらないシャープな体つき。
手違いで早々と会場に出てきてしまい、
「スペシャルはまだ!」と注意されてしまいました。
スペシャルのせいではないのに。

続いてエルコンドルパサー。
いつ見てもかっこいい。
思ったほど馬体も立派でなかった。
あのNHKマイルカップやJC、サンクルー大賞が
思い出されます。

まだまだ内国産が続きます。
バブルガムフェローは種付が大好きらしい。
メジロマックイーンはすっかり白くなってました。
葦毛馬は年をとるとみんな真っ白で見分けつきません。

エルコンドルパサー

メジロマックイーン


サンデーサイレンス
まだまだ続く種牡馬展示。
続いて先頃産駒が重賞を勝ったトウカイテイオー。
社台SSの関係者も、「まだまだこれからです」
と力強いコメント。
タヤスツヨシは南半球からやっと帰ってきて
今年は日本で種付け。結構暴れてました。
フジキセキはサンデーサイレンスにやはり
似てました。でもそんなに気性は悪くなさそう。
そして最後に現れたのはサンデーサイレンス。
日本を代表する種牡馬だけあって、
風格がありました。
種付料は3000万円。それでもすぐに満口ということ。
気性が悪いのかなと思ってましたが
そうでもないようです。

種牡馬展示も一通り終わると、最後にもう一度
新種牡馬だけ展示するとアナウンス。
新種牡馬はまだまだ走れそうな体つき。
いい仔がたくさん産まれるといいです。

サンデーサイレンス

展示が終わって、グリーングラスに戻ってちょっと遅い昼ご飯。
ラーメンはまあまあ美味しかったです。社台SSの関係者もよくお茶や昼ご飯を食べに来るみたいです。
1時間ぐらい休憩して、こんどはタクシーでノーザンHPへ。
ノーザンHPまでは約20分3000円くらいで行けます。
ノーザンHPではお決まりの馬車に乗ったり、昔競馬場で観た馬達に会ってきました。
今では種牡馬を引退したダイナガリバーもいます。
それとノーザンレインボーも忘れちゃならないです。釧路で種馬してると聞いてたのですが、
ノーザンHPにいるとは。みんな厩舎の中にいると、なんだか眠そうです。
ノーザンHPからは16時の最後の新千歳空港行きの、
シャトルバス(無料)に乗り込み新千歳空港に到着。
そこからは登別温泉行きのシャトルバス(これも無料)に乗ります。
所用時間は大体1時間くらい。
登別ICを降りてすぐのところには大きな赤鬼の像があって、迫力満点です。
今日の宿は「登別グランドホテル」です。
なぜここにしたかというと、ある人からライスシャワーにとっても関わりがあるホテルだから。
部屋まで案内してくれた係のおじさんに、ライスシャワーのことを聞いたら、
やっぱりあの宝塚記念は残念だったと言ってました。
でも天皇賞の時は、それは大変だったとも。急遽、祝勝会が決まって忙しかったと。
「あの馬が種牡馬になってればね〜」と本当に残念がってました。
部屋はちょっと古い感じでしたが、そんなに気になるほどでもなかったです。
一休みして、食事までの間、早速大浴場に。
ここはローマ風呂といって、とっても大きな円形のお風呂と露天風呂があります。
とても広く、のんびりできました。露天風呂も雪がちらちらと降っていて、なかなか風流でした。
ちょうど団体客が宴会の真っ最中だったことも幸いし、人も少なく大浴場を満喫。
ここは脱衣所も広くタオルも部屋から持っていく必要もなくて使い勝手が良かったです。
マッサージチェアも無料で使えたのもポイント高い。
部屋に戻ると晩御飯が豪華に並んでました。毛蟹が一匹ついてたりしてお腹いっぱい。
外を見ると雪が本降りになり、とても綺麗でした。北海道に来たんだなと。
ご飯を食べると、朝早かったこともあり、奥さんは早々と就寝。
私は、もう一風呂浴びてから床につきました。