函館は、よいところ!!
2002年函館競馬観戦記

6月22日(土)
一昨年以来、二度目の函館遠征です。
とてものどかで、美味しい食べ物、温泉、暖かい人柄等々都会でギスギスした気持ちを
リフレッシュするにはもってこいの場所だと思います。
いつものように始発電車(5:35)に飛び乗り羽田空港へ。
一昨年と同じように雨が降っていました。函館山からの夜景が見れるか心配。
6:40の飛行機に乗り8:00に無事函館空港に到着。
函館へ行く時は飛行機の左側の窓際に座ることをお勧めします。
機上から五稜郭や函館競馬場がばっちり見えます。
8:00に空港に到着して市内連絡バスに乗って一つ目の湯の川温泉停留所で下車。
そこから市電に乗換えて函館自由市場(新川町下車、すぐ目の前)を目指します。


市場内はけっこう狭いです

函館には朝市で有名な市場、函館自由市場、
漁火市場、海峡市場といろいろな市場があります。
今回の実家へのお土産は自由市場で購入します。
ここは観光客よりも地元の人の利用率が少し高いみたいです。
水産物の他にもメロンやさくらんぼなども売っています。
朝市で有名な市場よりはお勧めかと思います。

今回は毛蟹といくらの醤油漬とあまえびを、
「丸山鮮魚店」で購入。
毛蟹は2000〜4000円くらいがあり、
重さで値段が区別されています。
後日、家で食べてみましたが、
ここのお店はあたり!です。
毛蟹の身もしっかりつまっていて、みそもたっぷり。
安い毛蟹でもはずれはありません。
お勧めのお店です。



とってもビールにあいます
その後市電に乗り、十字街で下車して
レイモンハウス元町を目指します。
元町には教会や坂が多く異国情緒あふれる街並みです。
てくてく10分くらい歩いてレイモンハウス元町に到着。
ここではレストランとは別に軽くソーセージと
ビールが飲めるコーナーがあります。
ビールはこくがあって少々苦目。
ソーセージは注文してから焼くためアツアツです。
私は牛乳とソーセージを頂きました。
本格的でとても美味しかったです。

ただチーズが乗ってるだけ?
それが全然違うんですよ!



レイモンハウスを後にして、
少しお腹も満足したので腹ごなしに坂をのぼり
ハリトリス教会などを見学。
その優雅な建物は函館にいることを
忘れさせてしまうかのようでした。
そんなロマンチックともいえる建物を観ても、
朝からとった食事といえば、
先程のカールレイモンでの軽食くらいなので
すぐにお腹が空いてきます。
ちょうどお昼少し前だったので、
ここらでガツンと美味しいものを食べたいということで、
ラッキーピエロ本店に行きました。

今回はラッキーエッグバーガーと
チーズカレーに挑戦してみました。
やっぱりラッキーピエロは美味かったです。
カレーもとても濃厚な味わいで
チーズがとろっとしていて美味しい。
バーガーは肉厚で食べると肉汁がじわっとでてくる。
さすがに全部食べたらお腹いっぱいで
歩けないと思うほどでした。ちょっと辛かった。
やっぱり函館に行ったらラッキーピエロに
行かなければとあらためて確認しました。

お腹も一杯というか苦しくなって
いよいよ函館競馬に向かいます。
十字街から乗車して競馬場前で下車して
時刻は丁度5R発走直前。
新馬戦のセイウンバクフーンに注目していたので
何とか間に合って良かった。
注目のセイウンバクフーンはスタートで後手をふみ
直線も内の狭いところ。
しかし前があいた一瞬の隙をついて
ゴール前鋭く伸びて1着。
なかなか味のあるレース振りで今後も注目です。

セイウンバクフーン/北村宏司

マチカネウコン/父Theatrical 母Katies
なにげなく6Rの馬柱を見ていると、
マチカネウコンが函館に来てました。
あのヒシアマゾンの全弟になります。
2戦しましたが、惜しい競馬が続いていました。
函館で会えるとは何かの縁なのでしょうか。

肝心のマチカネウコンのレースですが、
中団やや後方から直線一気の差しきり。
未勝利とはいえここでは力が一枚上だったもよう。

レース後検量室に戻ってきたマチカネウコンは、
ヒシアマゾンに似た気の悪そうな仔でした。
でもこの気の悪いのがレースで
好結果を出す理由なのでしょう。
その後、これといって応援する馬も
いなかったので競馬場内を散策したりしました。
函館は人が少なくてとても快適。
パドックもレースが終わってゆっくり
歩いていっても全然混み合うといったこともなし。
名物の函館牛乳アイスなどに舌鼓を打ち、
いよいよメインレース!

ブルーレッドブルーが断然の一番人気。
さすがに逆らえずにそこから何点か購入。
しかし直線入り口であっさりブルーレッドブルーは脱落。

そして直線見事に抜け出してきたのはボレット!?
休明でしかも陣営のコメントも弱き。
単勝は万馬券の大波乱。
しいていえばなぜ愛知の吉田稔騎手だったのか。
やはり地方騎手の腕恐るべし。
でも、こんなのとれません・・・・。

波乱の主役ボレット/吉田稔

ヌーヴァレジェンダ/小野次郎
波乱のメインは結局馬連も十万馬券で場内騒然。
まあ騒然といっても人数が少ないので
ちょっと大げさかもしれません。

最終はさすがに荒れないだろうと
人気でもヌーヴァレジェンダに期待。
さすがにここでは格の違う勝ち方をしてくれました。
最終レースが当たるとやっぱり嬉しいものです。

競馬も終わり重い荷物を持って競馬前から市電に乗って湯の川(終点)で下車。
今回宿泊する湯の川グランドホテルに向かいます。
途中で飲み物やつまみをダイエーで買って15分くらい歩いてホテルに到着。
ちょっと古そうな建物でしたが、部屋は津軽海峡側で
右手には函館山も見えてなかなかよかったです。
部屋でのんびりしてからお風呂に行きました。
湯の川グランドホテルには露天風呂が別館のい屋上に、大浴場が本館の1階にあります。
まずは眺めのよい露天風呂に。
そんなに大きくないのですが、湯船が二つあり一つは屋外にありました。
屋外の方は津軽海峡が一望でき、眺めは良好。函館空港から近いので飛行機が結構頭の上を
飛んで行きます。(もしかして飛行機から丸見え?)
でもちょっと寒かったかな。
温泉に入ってお腹もすいてきたのでそのまま食事処で夕食。
お腹も落ち着き今日最後のイベント函館山へ向かいます。

まさに宝石箱のような・・・言葉はいりません。

北斗交通がホテルまで迎えのバスが来てくれて
そこから函館山ロープウェイ駅まで行きます。
漁火通りを通って片道20分くらいで函館山へ到着。
土曜日ということもあってロープウェイ乗り場は
混雑していました。
10分くらい待ってロープウェイに乗り込みます。
山頂までは3分くらいで到着するのですが、
ロープウェイの進行方向反対側に乗ると
夜景がとても綺麗に見えます。
山頂に着くとそこは人、人、人。
展望台なんか人が二重三重になっています。
展望台はあきらめて、どこかゆっくり夜景が
見れるところがないかな?と思って探してみると、
意外な所が空いていてゆっくり見ることができました。
札幌の藻岩山からの夜景も綺麗なんですが、
函館はまわりがすぐに海ということもあって
街の灯かりが集中しているように見えます。
まさに宝石箱をひっくりかえしたという例えがピッタリです。
夏休みや週末は混雑しますが、
ぜひ函館に行った際には立ち寄ることをお勧めします。
ただ、夜景が見える確立は半々だそうです。
特に6月は梅雨時ということもあり
見られる確立は低いそうです。
ガイドさん曰く、今日のように綺麗に夜景が見られるのは
この時期めずらしいとのこと。


ホテルに帰ってきて、まだ行ってない大浴場に行きました。
普通の湯船の他にうたせ湯、泡風呂、サウナ、すべり台!?
すべり台のある温泉なんて初めてみました。子供がいなくて良かった。
一時間くらい入っていたら少し湯にあたってしまいました。
そして部屋に戻ってW杯を少し見てから床につきました。
よく考えたら今朝は3時起きでした。波の音がなかなか良い感じで、ぐっすり寝れました。