いざ栄光の盾に向かって
10月29日(日)/小雨ときどき曇り

いよいよこの日がやってきました。
 天皇賞です。過去数々の名馬が名勝負を繰り広げてきました。
 今年はどんなレースが展開されるか楽しみです。
 願わくば的場さんとメイショウオウドウが一番最初に戻ってくることです。

さて、今日は昨日よりも早く家を出ました。
 玄関をあけるとシトシト雨が降っていました。これはドトウには好材料です。
 でも私にとっては、悪材料です。横断幕は濡れるし、写真は撮りにくい。
 気持を切り替えて、競馬場には7時につきました。
 もう人の列がかなり長くなっていました。列に並ぶと7時30分に開門しました。
 今回はもしかしたら横断幕を出せないかもと半ば諦めながら、まずパドックの写真を撮る場所を確保。
 すぐに横断幕申請所に走る。やはりすごい人でした。私の許可番号は49・・・マジですか??
 許可証をもらって走るとまずまずのところにはりだせました。この日の半分はここで終わりました。
 幕をはっていると、小雨のせいで許可シールがはがれてしまいます。
 となりの「ビリビリさせて〜トゥナンテ」の幕をはっていたおじさんのはパドックの内側に落ちてしまいました。
 時間があったので馬場の方にいってみるとウィナーはやはり満員御礼状態。
 ウィナーから少しメモリアル60に歩くとまだコースの最前列があいていたので、すかさず脚立を置きました。
 脚立?とお思いでしょうがなかなかすぐれものです。でも後ろの人のことも考えてあまり上りません。 

さて今日の的場さんは1R、3R、9R、10R、11R、12Rと騎乗します。
 みてのとおり午前中は結構暇でした。
 競馬場をブラブラしていました。はあ〜雨止まないかな・・・。


4Rグランデュック
午前中の注目は的場さんはもちろんですが、
 4Rで栗毛のサンデーサイレンス産駒の
 グランデュックが出走してました。
 栗毛のサンデー産駒というとイシノサンデーが
 頭に浮かんできます。
 イシノサンデーもとっても綺麗な栗毛でした。
 グランデュックもなかなか綺麗な栗毛でした。
 騎手は松永幹夫騎手。
 関西の騎手では結構好きな騎手です。
 レースでは出遅れるも直線に入った時の末脚は
 見所のあるものでした。ちょっと気性が激しい
 みたいですが能力のあるのははっきりしました。
 今回は2着でしたが次は勝てるのではと思いました。
これまで今日の天気のように馬券はひとつも
 当っていません。
 これは午前中はダメかもと思った私を助けてくれたのは
 森安騎手でした。
 一番人気のタイパラダイスで接戦をものにしました。
 最後の横山典騎手との競り合いでは森安騎手の
 馬を必死で追う姿はすごかったです。
 もう体がバラバラになるくらいでした。
 ウィナーにあがってくるとファンの人から、
 「おめでとう〜♪」の声に「やっと勝てたよ〜」と
 答えていました。良かったですね森安騎手。

5Rタイパラダイスと森安騎手

残り200m、真ん中の赤帽子がリベレーション
5Rがなんとか当って一安心。
 いつものようにお昼はTSS(競馬場内ミニFM局)
 に行ってみる。
 たま〜に三択クイズでTシャツやテレカが当ります。
 でも肝心のクイズの答えを記入するのを忘れてしまい
 悲しい思いでパドックに戻ろうとすると、
 後ろから「Kちゃ〜〜〜〜ん」と大声で私を呼ぶ声。
 な、なんと奥さんが競馬場にいました。
 寒いだろうと思ってコートを持って来てくれたのです。
 泣けますね〜。ありがとう。
右の写真は9Rのリベレーションです。
 5番人気でしたが直線に向いた時は勝てると思ったの
 ですが、まだ調子が戻りきってないみたいで3着でした。
 次こそ頑張ってもらいたいです。
 
9Rを馬場で観て本当は10Rも馬場で観たかったのですが、
 天皇賞のことを考えると10Rは見送ってパドックで
 待っていたほうが良いと判断してずっとパドックに。
 ギャラクシーウィンは逃げるも7着でした。
 後から聞くと競り込まれたらしいので残念。
 もう少しゆったり逃げれると良かったのではないかな?
 

10Rギャラクシーウィン

なかなか好馬体ナリタトップロード
パドックはすごい人です。
 ほとんどの人が10Rのパドックが終わっても
 動きません。
 そうこうしてると天皇賞出走各馬がパドックに
 ユーセイトップランを先頭に姿を見せました。
 
ナリタトップロードは綺麗でした。
 でもこの馬にとって、この雨は厳しいですね。
 大跳びの馬だけにパンパンの良馬場でやらせたかったです。
 
 ステイゴールドは少し寂しく見えました。
 でもこういう馬なのかも知れません。
 ステイを見ていると応援したくなっちゃいます。
 これがこの馬が愛される理由なのでしょうか?
 

ちょっと寂しくみえたステイゴールド

いよ!的場さん!頑張って〜
いよいよ各馬に騎乗命令がかかります。
 メイショウドトウの背の的場さん。
 いつになく気合い十分です。
 ドトウも程よい気合いのり。
 これなら打倒テイエムは達成できるでしょう。
 私はパドックで天皇賞馬メイショウドトウ、
 勝利騎手的場均を確信しました。
なぜか天皇賞出走の各馬がパドックを周回している
 ときに雨は止んでいました。
 パドックでよく見えたのは、ユーセイトップラン、
 トゥナンテ、ナリタトップロード、テイエムオペラオー、
 そしてメイショウドトウでした。
 写真はないのですが、トゥナンテはとてもかわいい。
 流星が大きくてなんとなく愛らしい感じがしました。
 好きな馬リストに入れてしまいました(^^;ゞ

頑張れ〜ミッキー
&ロサード

やっぱ強いよあんたが大将だ
パドックでしっかりメイショウドトウと的場さんに
 念を込めた後に馬場に走りました。
 もうすごい人で自分の確保した場所に着けないかと
 思いましたが、運良くたどりつくことができました。
 「すいません」と何度言った事か。
 レースは皆さんご存知のとおりテイエムオペラオーの
 圧勝に終わりました。
 でも的場さんとメイショウドトウは完璧なレース運び
 だったと思います。「仕掛けが早かったかも?」と
 的場さんは言ってましたが、照れ隠しですね。
 あの騎乗は完璧だったと思います。
 残念ながら的場さんとドトウは栄光の天皇盾を手に
 することはできませんでしたが、良いレースを観る
 ことができたと思います。
 とてもすがすがしい気持でした。
 ありがとう的場さんとメイショウドトウ。

 今、天皇賞を振りかえってみても私は充分満足しています。
  今年負けなしのテイエムオペラオーに正攻法で勝負して、完全に力を出して負けた。
  1コーナーでステイの進路をテイエムが少し邪魔をしたと翌日の新聞報道で気付きましたが、
  テイエムの強さに異論をはさめるものではないでしょう。
  なぜかレースが始まる直前に小雨が降ってきました。
  今年も天皇賞は素晴らしいレースでした。
 最終レースは松永幹夫騎手がきっちり差しきって優勝。
  写真を撮ったのですが全然ダメでした。ピンボケしまくりでした(T_T)

天皇賞当日のレースはすべて終わりました。
 でもその後ファンと騎手との集いがあり、
 ファンと騎手の写真撮影やチャリティーオークション
 などいろいろなイベントがありました。
 写真撮影は残念ながら参加できませんでしたが、
 撮影会場の入口で雨の中30分以上待っていると
 参加騎手が歩いてきました。
 その中には的場さんの顔も。
 すかさず「的場さ〜〜ん、握手してください!!」と
 声をかけると、的場さんは少し立ち止まり握手して
 くれました。
 とってもすべすべした手が印象的でした。
 ありがとうございました。
的場さんは撮影会のあと、チャリティーオークションに
 参加しました。出品はメイショウドトウのレプリカゼッケンと
 鞭のセットとレースのとき着用する騎手帽とパネル。
 なんとゼッケンと鞭は10万円の値がつきました。
 予算1万円の私の出番はまったくなかったです。
 ふう〜残念。
 でも握手してもらったからいいんだも〜ん。
 おもしろトークなどもあり本降りの雨の中ファンと騎手との
 集いは無事終了しました。
 チャリティーオークションに出席した騎手は、
 鹿戸(司会)横山典、田中勝、牧原、郷原、小林淳、北村、
 岡部、柴田善騎手たちでした。
 他に福原アナ、鈴木淑子さん、東信二元騎手の司会でした。
 とても充実した天皇賞の当日でした。

天皇賞の写真が後日できあがってきたのですが、ほとんどピントがあっていない。
 雨の日の写真の撮りかたの難しさがよ〜く分かりました。
 本当に難しいですね写真って。
 それとすごく気になったのが、パドックでのフラッシュ撮影。
 自動発光してしまうのだと思うが、なぜフラッシュ撮影がダメなのかが、理解できていないのだと思う。
 JRAもパドックの中から注意するのではなく、係員をパドックの外のも配備して
 フラッシュを何度もたいている人には厳重に注意すべきだと思う。
 それぐらいしてもいいのではないのかな〜。