1.総論
1-1.目的別
あがめる | おう | たべる | とる | ならす | めでる
1-2.用途別
産業動物 | 伴侶動物 | 愛玩動物 | 闘牛・闘犬・闘鶏 | 使役動物 | 介在動物 | 動物園動物
帰化動物 | 都市動物 | 有害鳥獣 | 野生動物 | 架空の動物・・・随時更新予定
1-3.「動物」の定義いろいろ
1-4.チャート
2.各論
いぬ | ねこ | うし | うま | ぶた | ・・・随時更新予定
3.動物小話
工事中
わたしたちの生活に、動物はどのくらい関わっているだろう。
ペットだけだろうか?ベジタリアンでなければ、肉、卵、牛乳なんかの食品をとるだろう。それだけじゃない、皮革製品、ウール製品、毛皮なんかも動物由来だ。ほかにも、高級な印鑑は象牙とかサイや水牛の角からできている。コンソメやインスタントラーメンなんかにも骨とかバラ肉から出したスープが使われている。カルシウム剤はウシなどの骨から作られるし、化粧品や医薬品の原材料にもウシ由来の物質が使われていたり、普段の生活では気付かない、さまざまなところで動物が利用されているのだ。
21世紀に入り、コンピュータ中心の無機的な生活を送っているかに見える日本だが、実は見えないところでいろいろなものを利用して生きている。注文すれば食材が届くけど、それをつくっているのは農家や工場で、そこで人が働き、生産している。そして、それを運ぶのも人だ。
IT革命と言われる現在、たくさんの情報があふれていても、わたしたちが生きていて、地球上の動物の一種で、生態系の一部として組み込まれていることが、全然知られてないんじゃないかと思う。わたしたちは、火を使い、言葉を話し、たくさんの物を生み出すけれど、どうがんばっても、食べてウンコして寝て繁殖するという動物の枠を越えることはできないのだ。臭かろうが汚かろうが、自分が動物であることを知った上で、ものを食べたり利用したりしてほしいな、とわたしは思う。
わたしたちは、いつからか「人間」と「動物」といわれるように、なんだか動物の一員じゃないのかと思ってしまうくらい、その文化を発達させて他の動物から遠く離れたところに来てしまった。とはいえ、生態系というサイクルからは逃れられるはずもなく、地球上にあるものを利用し、自らも死んで地に還ってゆく。ただ、その利用の規模は途方もなく大きくなり、処理しきれないほどのゴミを出すようになった。また、医療の発達や経済成長により、子供が死ななくなり、寿命は延びた。つまり人口が格段に増えてきた。
そういう風に、人間はいわゆる動物から進化し、高等な動物となって他の動物を利用してきたわけだが、近年、人間とその他の動物との関係にいろいろな問題が生じてきている。わたしたちの生活の周辺から姿を消しつつある野生動物や、利用しているのにその姿の見えない家畜や実験動物たち、一方で人間の心の中にまで入り込むペットたち。なぜこんな事が起こるのだろうか。
わたしは、人間とその他の動物との関係を探ってゆきたい。現在の状態を知るためには、過去からの流れを知らなければならないだろうし、わたしという一個人の立場だけでなく、職業上、日本人、他地域の文化、と見方を広げていかなければならないだろう。それに、一口に動物といっても、古今東西、人の数だけものの見方があるから、たとえば同じ犬を見て、隣の人が同じように感じるとは限らないのだ。(図1)
人間が歴史に登場して以来、わたしたちは様々な形で動物と関わってきた。長い目で見れば、どんな伝統も、元をたどれば数百年、長くて千数百年位の歴史しかない。こうしている今も、わたしたち人間と動物との関わりは絶えず変化している。変化するのは、人間の価値観が移りゆくためだろう。宗教や教育などのさまざまな概念・思想の発達や普及の度合い・・・この数万年、人間がこの地球環境を変えてきたのは、否定しようもない事実だ。
神、敵、隣人、食物、相棒・・・人が動物を眺めるたくさんの目を、集めることができるだろうか。
Ver.1.0 (010812)