『10月23日』


「納会レース」

  
レースを当番制にしてから10年位になりますが、各グループのレース運営も
 上手になって、終わった後の飲み会も何を食べさせてくれるのか楽しみになりました。
 今年最後のレースは我がカンジン丸グループが担当で、カンジン専属シェフ殿の腕前は
 皆さんにも伝わっているのか、かなり期待されています。
 
 パーティ食い物はシェフ殿とサンバードの女子力、スタートトフィニシュはクマちゃんがチーフで、
 カンジン丸はあちこち走り回ってレース全体を支えるという分担で進めました。

  

   土曜の午後に集まってレース備品のチェックしてました、シェフ殿は一杯やりながら
  キーマカレーの下ごしらえをしてます。ツブとタコのお刺身・牛スジの煮込みが
  まかない食ですので、クマちゃんはお酒がすすんで少しペロ気味です。早めにカンジンに場所を
  変えましたが、ちょっと口を付けていた一升瓶が土曜のうちにカラになりました。

   翌朝、艇長会議は朝の8時からです。今日のレースコースはダブルハンドレースと



  
同じ七重浜を回るコースですが、エントリーは何と12艇ですよ、
  5−6年前の納会レースは3−4艇でレース成立が?だったのに、函館の爺様は
  どうなったんでしょう、年金ジジイでも現役バリバリです。
   スキッパーズミーティングを終えてすぐにマーク打ちに出たカンジン丸ですが、
  港外は北風がピューピューで鼻水が横に流れます。
  先に穴間沖の回航マークを打ち込んで戻ってスタートのアウターを入れました。
  この頃から風が上がってきてピークで25Kt位吹いてます、回航マークが心配になり
  確認に行って戻るとアウターマークが流されています、走錨ではなくラインが
  切れたようです、狭いスタートラインを切ってレース艇が回航マークに向かって
  いますがアウターの位置がずれていてはレースになりません。
  N旗と回答旗を掲揚してレースを延期するのがが本当ですが、波の悪いスタート付近は
  カンジン丸のコントロールが先で、先に見つけたクマちゃんは何度も船頭に電話した
  のが残っています。メインセールのリフティングでトラブった「ダーマ」が
  10分遅れでスタート海面に近づき、リーサイドのテトラポットのギリギリでマークを
  回収して元の位置に打ちなおしたのが「ダーマ」スタートの1分前でした。
   ノーレースになるのか、判断が分かれるところですが、アンフェア―であったことは
  間違いありません、すべてはスキッパーの責任で後のパーティーでレース委員長として
  参加艇にお詫びしました。
   沖にいた全艇の帰りを見てから、クラブハウスに行くとこっちの方は用意万端、
  シェフ殿のお仕事は間違いありません。

  


    たくさんあった2016年のレースシーズンも一区切りですが、次はストーブリーグが
  始まります。オフの間に皆さんと相談したいこと、お勉強したいことがたくさんあります。
  カンジン丸も「あっと驚く」プロジェクトを始めてます。