トップページに戻る

                             
船頭さんに戻る



    『7月20日』

 
  「忙しい、遊ぶ暇なし?」


     先月末にやっと時間が取れるようになって整備作業を終えた勧進丸ですが、
    シーズンはもうピークになっていて行事が目白押しです。
    次から次へと押し寄せる仕事は・・

   3日 
      「花びしカップヨット」は春先の油事故で汚れた舫い網の取り換えで一日終えました。
       パーティだけでもと誘われましたがレース無しの飲み会は話に入れないので
       ゴメンして帰宅です。
   10日 
       青函カップのデンギー部門を七重浜でやってました。今年初めてのセーリングのつもりで
       出かけましたが、広げたジブセールは緑カビでした。青い海・白いセールはヨットの
       イメージですが恥ずかしくて早々に戻り、藻?カビ?を水洗いです。 タワシで
       擦っていると金魚鉢の臭いがしてきます、セールも藻が生えると替え時ですね、
       「ペガサス」の今ちゃんママに大笑いされて帰宅です。
   15日 
       理事長から地域コミュニティー放送の「FMイルカ」に出て外帆とヨットの話を
       してほしいとお願いされました。 番組はここです。
       15分の生番組ですが、どんな話の広がりになるか分からないのでヨット歴50年を
       3時間分にまとめてメモして行きました。
       ヨットの上で楽しい話、ひどい目にあった話、仲間の活躍などですが話したい事の
       ほんの一部で時間がきてしまいました。番組を終えてから録音のCDを頂きましたが
       音声ファイルのコピーは番組ですのでここにはリンクをしません。そのうちに
       仲間内だけに飲んだ勢いで聞きしょう、写真はOKをもらっています。

            





         『7月23日』

           「マリンフェスティバル」
 
       行政や大学と他のたくさんの団体が集まって開く海祭りなのですが、自分達のヨットを走らせて
    一般の方々に乗ってもらうには、もう少し考えなければならない事がありそうです。
    来場者集めにかり出されたとは思ってもいませんし、南外帆の活動を知ってもらう良い
    機会だと考えています。来年も楽しく参加できるように少し苦言も入れて23日のお話しです。

     函館港でまた走りだしたA級デンギーですが、どこから話が出たのか プログラムには2ハイの
    A級で模擬レースをやることになってました。503号艇は走れますが、501はまだ
    ペンキ塗りが半分しか終わってなく、「今年は間に合わないよ、理事長」で、水産高校の
    420級のインターハイ選手が対戦相手になりました。
      (A級が国体の種目から外されたのは昭和47年?だったと思います)

        

     向こうはトラピーズ艇でセルフベーラーもついてます。東の風がブローで7−8m
    吹いていてAクラスはセーリングがギリギリの風速です。五稜郭公園の貸ボートにマストを
    立てたようなA級は風下のガンネルを水が超えるとあっというまにチンです
    高齢者の水船は命にかかわります。見物の市民向けに「マゴとジジの戦い」と解説してましたが
    風を逃がしウェザーヘルムを押さえながら何とか走っているのに、オカの上は気楽ですね。
     コースがクロスする高校生にスターボをかけて、すれ違いざまに「いくつだ?」と聞いたら
    「15です」と答えてきました。
    「二人で30かよかよ」、こっちは合わせて130才超えてます。 
          
              

              

         写真を見るとブームエンドが持ち上がっていて「バングを付けようか?」と思いますが適当に
      風が逃げるほうが良いようでね、竹竿の先ポは南外帆の公式フラッグです。
      元々相手にならないレースですが何とか無事に終えました、来年は2ハイでやりましょう。

      写真は「ナディア」の水野さんが送ってくれました、ありがとうございます。
      


          市民向けに広報した試乗会は7時間で定員になったそうです、夏のヨットはやっぱり
      人気がありますね。今回は8艇の協力で3回出入りし、全部で100人ほどが
      楽しんでくれたと思います。ちょうど北埠頭に大型クルーズ客船が接岸していて、
      皆さん海上からの見物に向かっていました。
       金曜夜はカンジン丸で過ごしていましたが、雨と東風がリギンが鳴るだけ吹いていて
      開催を心配しながら寝てました。
      朝方、コンビニのついでに会場を見に行くと、東風が5−6mで駅前方向から来る波で海面は
      だいぶ荒れています。お客さんが乗り降りするお昼頃が一番潮が引く時間帯で、中サイズ以下の
      クルーザーでは岸壁の防舷ゴムの下に艇が入ってしまうでしょう。元々この岸壁は大型船用に
      作られていて、小型船への配慮は全くありません。通り過ぎる観光船や漁船の引き波が
      プラスされると船を傷めることにもなりかねないし、お客さんの事故も心配です。
      メイン会場が函館海洋研究センターですのでそこから乗艇させたいのは理解できますが、
      東風が吹くことの多い夏場は港外の方が静かなことがよくあります、ハシケを接岸させて
      そこから乗せても高さは低くなりますが波で揺れることには変わりありませんません。
      センター前での体験試乗についてはもう一度皆さんで話し合いましょう。
       外帆ポンツーン前が第二会場になっていました。緑の島で吹く西風は問題ありません、
      ヤマセが吹いても島の西側なら安全に乗り降りができます。島の手すりは当日限りで取り外し
      ガードマンを配置すれば事故は無いと思いますが皆さんどう思いますか、
      フェスティバルの実行委員会とも、もう少し踏み込んで、責任の所在なども含めて
      お話しする必要があると考えてます。