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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船頭さんのキャビンに戻る

　　　　　『２月１日』　　　　

　　　「トイレ掃除」

　　　Ｖバースの手直しで仕事のじゃまになるヘッド（トイレ）を外して
　　自宅に持ち帰っていました、仕事を終えたらそのまま取り付ける
　　つもりでしたが前から気になっていたレバーからの水漏れもついでに
　　チェックすることにして今はバラバラになっています。
　　レバー側はポンプの水の入る方ですのでクサい臭いはありませんが少量の
　　流れ出た海水が塩になって残り、こだわりのセンドウにとっては
　　気になるところでした。
　　　ヘッドはイギリスの老舗シンプソンローレンスのＳＬ−４００ですが
　　会社はどこかに吸収合併されたようで今は無いようです。
　　分解掃除はこれで３回目で９７年と２００３年にやっています、前回から
　　１０年以上経っていますのでちょうどいい時期でしょう、
　　使用中のトラブルは大笑いのタネになりますので普段のメンテが大事です。

　　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　２００３年１０月です。　　　　　　　　今回です。

　　　　

　 　　　　　水漏れの原因ですが、締め付けのナットが中で折れていました、
　　　似たような部品はたくさんあるので軽く考えてましたが英国流の
　　　インチサイズのようで手持ちの物では合うのがありません、
　　　知り合いの業者に特注で作らせてもいいのですが、多分新しいのを
　　　買うだけの請求が来るでしょう。「う〜　困ったな〜」
　　　困った時はインターネットで、少し探してみると潰れた会社を
　　　引き取った別会社が出てきて部品は何とかなりそうです。
　　　現在１ポンドは１８０円位ですので部品代がいくらになるか？
　　　それによって電動に替えるかを含めて今後を考えます。
　　　去年の円高の時期にやればよかったな〜。




　　　　　『２月１３日』


　　　　　１０日後、イギリスから国際郵便で部品が届きメンテが進められます、
　　　支払いは日本円で１万２０００円でした。


　　　　　

　　　　　壊れた部品のついでにポンプで一番大事なダイヤフラム（ゴムの膜）もオーダーしました。
　　　レバーを動かすたびに伸び縮みするところです、まだ使えそうでしたがこれが破けると
　　　全く用を足さなくなります。このトイレにこだわるのは座った感じが普段と変わらない
　　　大きさであずましく用を足せるからです、
　　　

　　　

　　　　１万円少々で直るなら多少手間がかかっても修理の方がお得でした、組み立て後に
　　　水漏れのチェックをしているところです、これで後１０年は大丈夫ですが、その時には
　　　パンパースでヘッドは不要？？？。