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船頭さんに戻る

「おもちゃ作り」

 船齢40年を超えた熟女艇も磨けば
光ります。ボトムのペンキもワックスも
全部が布さんで昼飯代も出さずに
申し訳ないです。

 

 悪いのは天気なんです、朝から飲みたくもないのです、少し位ヤマセ風が強くても沖に出てナンボのヨットマンです。
それなのに朝からアサリの酒蒸しなんかやるから、ついつい、 しょうがね~オヤジ達です。

 土曜の朝、室蘭のマリーナ向けに出かけたお友達の『Lucia』は汐首沖の
強風と高波で函館に引き返してきました。室蘭やきとり食い損ねたMお姉さま、
おひさしぶりのシェフ殿は前夜の大門横丁がたたって調子悪かったそうな、
一番まともだったのは『Sun Bird』の山本艇長だったというのが何とも面白いですね。 
予定外に時間ができた回航組は、昼間からチビチビやっていてそれでも余った時間を
谷地頭温泉で過ごしていました。仕事を終えたセンドウが合流したのは夕方ですが
船飲みより焼き鳥屋の方がで・・・


日曜の朝、セーリングに出るヨットです。ホテルのテラスから撮りました。

 新人教育用に作りました。前にも1セット持ってたのですが、いつの間にか孫のおもちゃ箱に入っていました。
今年になってから新入会員が多くてうれしいことですが先輩はその分きちんと指導しなくはなりません。
今は休刊ということになっていますが、舵社の「クルージングワールド」の真ん中あたりにヨットマン・
ノートブックというのがあって新人向けの資料に役立つ内容でした。全部切り抜いてファイルしてあります。
それも見ながら、まずは先週コースミスでしょげていたレディースクルーに出張講義をします。

『6月1日』

 普段見るのはデッキの上だけで、水面下はもちろん
ハルにもかなりのキズがあります、甲板と船体を
接続する100ミリピッチの数百本のボルトですが、
間にパテを挟んでいてボルトの圧力で少しずつ
はみ出しています、船齢を考えると今までもったのが
不思議なくらいですが来年は何とか対策を考えましょう。

真冬の着姿でジンギスカンです、ビールより焼酎のお湯割りが心地良いです、
ショー君が貰ったのはファーストホーム賞だと思います。

『6月8日』

 北海道内、先月末は季節外れに30度を超えたところもあるのに月が代わったら
毎日ヤマセ風のうすら寒い日が続いています。今年最初のレース「オープニングレガッタ」も
霧雨と東風の中でした、気温は17-8度ですが体感では10度以下に感じてました。
エントリーは14艇ですが寒さにビビった2艇と前日の練習でハリヤードを切って
しまった艇は無念のリタイヤです。 先週降ろしたカンジン丸はレース見物とテスト
セーリングのつもりでしたが、天気もイマイチだしどうしようかな~と思ってると
『マイウェー』の小松スキッパーからレースクルーのオファーがありました。
いつもおじゃましているお友達艇ですがレースのヘルプは初めてなのでドジを覚悟で
乗りこんで、ついでにホームページの写真も撮るつもりでしたが、オーナーの人使いが
けっこう大変で次から次と指示がきます、久しぶりの雰囲気で本気でウインチ巻いてましたが
結果は、上磯沖の最初のマークまではトップでしたがショー君の新鋭艇『サウスウィンド』に
抜かれてセカンドホームでフィニシュになりました。
小松艇長のスタートは上手ですね、距離と艇速のセンスがすばらしいです、どっかの艇の
ように「そろそろ行くべ、ちょっと待っておしっこしてから」そんな会話はありません。
暇なしで写真は無し、どこが優勝したのかよく分からないままパーティです。

 毎年のことですが仕事の忙しさで時間が取れず上架作業は皆さんから一月遅れになりました。
今年最初のレースの案内も届いていて、焦る気持ちで何とか時間をやりくりして末の29日に
一映マリーナに上架ができました。汚れ仕事はクルーの布さんに丸投げで3日間の集中作業で
ペンキ塗りを終え日曜午後にポンツーンに戻りました。

『6月25日』

 少し風が収まった10時過ぎに「出航用意」を掛けて
港外に出ました。それでもブローで20Kt吹いてます。
波の大きくならない大鼻崎手前で戻り七飯浜までセーリングして
ポンツーンに戻りました。
(酒気帯び操縦は心配いりません、酒気なし免許持ちがいます)

 日曜の朝も相変わらずヤマセが吹いてました。お酒は抜けていますが気持ちが
フニャケていてさっぱり力が入りません、朝飯の食材も無しなので前夜残りのアサリを
酒蒸しで飯替わりにしようということになりました。(普通の人は酒蒸しを朝ごはんの
かわりにしないと思うんですが。) 朝から香ばしい香りがキャビンに漂います、
バタバタとうるさいシートをしめ込んで戻るとコーヒーサーバーにはヌル燗が入ってました。
2-3人お友達がのぞきにきましたが、あぶない世界には近寄らないようでお部屋に
入ってきませんでした。

大門の「鳥辰」です。お店にお断りして一枚
パチリです。 あちこち回って最後は
ポンツーン前の「ジョー」でした。

「今年最初のセーリング」

『6月29日』

覚えが悪くても星一徹のようにちゃぶ台ひっくり返しません
ほめごろしでおだてておぼえさせます。

 小樽でクルージングセーラーとサポートしているアマ無線ボランティア局の集まりがあって
楽しい時間を過ごしてきました。
 ヨット向けのアマ無線ネットワークは「シーガルネット」と「オケラネット」ですが、
シーガルは、35年前に北海道で初めて太平洋を渡った『シーガル』(初代)からですし
オケラネットは91年にオーストラリアで亡くなった多田雄幸さんが沖縄海洋博のサンフランシスコ
からのレースサポートが始まりですので40年の歴史です。 船頭は時々交信を聞いていましたが
(これを無線用語でタヌキワッチと言います)実際に声を出して仲間に入ったのは小松さんの
『マイウェー』が太平洋を渡った時からでした。二つのネットワークですが朝とお昼なので
電波のとび具合が違っていて特にハワイを超えて西経に入ったヨットからは朝の方が感度良しの
ことが多いです。
メンバーも重複していてたくさんの人がいますが、出れる人が出るというユルイ義務なので
ほとんど負担になりません。 シーガルは北海道北見の栄子さん、オケラは小笠原父島の
和子さんがメインのコントローラーとなって仕切っています、ハワイ・オーストラリア・レイテ島
など海外のサブコントラーもたくさんいて最近お声を聞きませんがテキサス・サイパンからの
ヘルプもありました。
 日本から海外に出かけるヨットの半分以上はどちらかのネットにチェックインしてきます。
アマ無線機はJCIの法定備品としても認められていますので、ほとんどの艇には搭載されて
います、積極的に電波を出さなくとも聞いている艇はたくさんあるでしょう。
 今回の参加者は60人にもなって半分は無線の関係者、もう半分はこの機会にお礼を告げたく
集まったクルーズセーラでした、錚々たる方々が参集で津軽海峡でチマチマ走っている船頭などは
シッポ巻いて逃げ出したなるような著名な人達です、顔の広さが災いしてセレモニーの司会を
仰せつかりました、何とかまとめてきましたがビデオを見るのが恐ろしいです。
 長距離航海の方達は、 5年で世界一周の『夢丸』の澤さん、始めて太平洋を渡ったのは14歳
だった高橋素晴(スバル)さん、ご存知『酒呑童子』の斎藤さん、 船名は書けませんが
毎年のように25フィートのシングルで南鳥島まで出かけるYさん高齢とは聞いてましたが
びっくりしました、 片腕のハンディーでもシングルで世界を回ってきた『エミュー」の
米子さん、北海道代表は野村さんと浦滝さん、『ドンタク」の楢崎さんも当然出席です。
他にもたくさんのセーラーがいてとても書ききれません。皆さんネットで探せば必ず出てくる
人達ですが、今回はプライベートの集まりということで写真は載せないでおきます。

『6月21日』

「シーガルネット35周年記念パーティ―」

 お酒と食い物はご持参がルールですが、持ち寄りは、
タコ刺・ホタテとアスパラの炒めもの・サバの味噌煮
あさりの酒蒸し・焼き鳥・他にも色々有でカンジンの
小さめのテーブルでは収まりきれません、寒さのせいか
ビールは少な目でしたが、ワインが5本で皆さん気落ち
よく会話が弾みます、外帆三面記事で腹がよじれる
ほど笑いましたが、ゴシップ担当のM姉記者の
参加が無かったのが残念でした。
 

 

早めにクラブハウスに移動してまた飲んで、カンジン丸に
流れてきて、それから柳川町の居酒屋に・・・
ご苦労様でした。最後に残っていた白いスニーカーは
船頭のものではありません、仕方ないので履いて
帰りましたが翌週お詫びのワインが付いて帰ってきました。





『6月14日』

 久しぶりにお船で飲み会です。仲良しに電話やメールをしましたがうまくタイミングが
合わなかったようでイマイチ参加が少な目でした。 クマちゃんと小松夫妻に外帆新メンバーの
Nさんでしたが、『サンバード』の山本スキッパーは日中から飲んでいたようで
電話をするとすでに口が回らずお出かけは無理のご様子でした。

皆さんのお持ちしたお土産です。