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『3月2日』

 カンジン丸船頭のお仕事が一番忙しい時期に入ってきました、これから6月
初めまではほとんど休日無しで稼がなくてはなりませんが仕事あっての舟遊びです、
老骨にムチ打って頑張りましょう。

 日曜も午前中はお仕事で昼過ぎから孫のお雛祭りにあわせて出かけてきました。
お船のデッキは全く雪無しで、3月に入ってますので今年はこのまま終わって欲しい
のですがさてどうなるか? 週半ばにはまた低気圧が来そうです。
 ついでにステムヘッドの修理で造った部材を合わせてきました、左右は上が広がって
いて先すぼみで、おまけにボルト3本が出ているので合わせるが大変でした。何とか形に
なったようで来週お天気が良ければ張り合わせて完成としましょう。

 

『3月19日』

「小安協退会」

 本日、「函館地区小型船安全協議会」に退会届を提出してきました。外帆がいつ頃から
加盟していたのかはよくわかりませんが、私が安全委員長を引き継いでからでも20年以上も
たっていますので創立の頃からだと思います。バブルのころには300人以上の会員がいた
函館小安協でしたが、3-4年前から行事の参加者も少なくなって総会が開けない年もありました。
小安協はプレジャーボートの多い港町には日本中ほとんどの地区で作られていて海上保安庁が
海難防止を目的に組織化を勧めています。釣りのボートは釣果が目的ですのでどうしても
一匹狼の行動が多くなってしまいがちで事故の時にも対処が遅れ気味になります。そのあたりを
組織化で横の連絡がスムーズにいくようにとの思いもあるようです。ヨットの団体はほとんどが
どこかの組織につながっていますしスポーツ団体としての性格の方が強いので小安協加入でも
末席に座っているようなところがほとんどです。函館の場合、会長の病気療養と事務局との
連携がうまくいかず副会長をやっていた私の仕事量が大変でした。遊びに使える時間は限りが
あって本来やらなければならない外帆安全委員会の仕事がほとんどできませんでしたが
これからは外帆会員やJSAF津軽海峡の話を聞きながら新しいプランも考える
ことができそうです。




「JSAF津軽海峡支部の会計」

ちょっと困っているようでどうすれば?・・・。
 函館の外洋セーリングは外帆とJSAF津軽海峡支部の二本立で、車の両輪のごとく
お互いに補完しながら活動しています。構成員もダブっていて双方の幹部に重複している人も
います。津軽海峡支部は、JSAF本部につながっていますので全国会議などの出席にいろいろ
経費が掛かっているようですが、会員から集めた会費はほとんどが負担金として本部に流れて
リターンはあまり多くないそうです。  (ということでまずはここまで。)

 2月に行われたJSAFの合同会議には東北からの参加者もいました、会議後のお酒の
席でたくさんのお話をしてましたが、甚大な被害を受けた東北太平洋側は3年たった今でも
セーリングスポーツはほとんどできない状況が続いているようです。同じ津波でしたが
函館は大きな被害もなくポンツーンの手直し程度で復旧できました。日頃のクラブ運営も
仲間達や行政の協力に恵まれて高齢化以外は順調に進んでいるようです。しかし周りを見ると
対岸の青森や道内各地のフリートは活動が多少停滞気味で、微増でも登録艇が増えている
外帆に期待されるところが大きくなっています。ご存知のように2008年の定期総会で
JSAFの加入問題が取り上げられて、その後の理事会で協議のうえ8月に特別加盟団体と
して承認され本部とのパイプができました。(会報134号137号を読んで下さい)
 一方、JSAF直轄の津軽海峡支部はまだNORC時代の1982年に発足で32年の積み重ねが
あって中央とのつながりの無かった外帆にとっては貴重な情報ルートでした。JSAFは
日本のセーリングスポーツのまとめ役ということですがクルージングヨット派からは
そっぽを向かれているのも事実です、(このあたりは面白いけど次にします)
レースを正しく公平にするには人材育成も欠かせなくてこれが旅費も含めた経費が膨らんで
いる理由になっているとも聞きました。どこのフリートでも全くレース参加無し、レース以外は
舟に乗らないという両極端はほとんどいなくて、楽しそうならどっちでもいいよというのが
大半のはずです、そうなるとクルーズ派も何かしらの恩恵をJSAFから受けている
はずですので多少の負担を考えてあげてもいいかな~と思うカンジンの船頭です、
外帆会計からの補助にするか、バックは少しでも海峡支部の会員を増やすか、
篤志家を探してスポンサーになってもらうとか? 方法はいろいろありますが外帆会計は
皆さんのお金ですから会員が納得できる落としどころにしなくてなりません。理事会で
お話がでるでしょうからちょっと考えて次の会合に臨んでください。


カラスも歯が立たないようにFRPで造り直しました、多少の隙間はポリパテと
シーラントでごまかします。

『3月17日』