とりあえず結論
冬眠させる場合、屋外の飼育場所に、広い水場・広い土場・体全体を隠すことのできる
日陰(シェルター)・風を遮るものがあって、さらに水場に深いところ浅いところがあり、
もともとそのセッティングで飼育しているのであれば、冬に向かって、亀が冬眠準備に入り、適した冬眠の場所に移動し、自ら選択することができるのですが、
水と小さい陸場のみだと、亀が冬眠場所を選択できないので、難しいといえば難しい
です。大体ベビー〜15cm位までは控えたほうが無難です。
冬期、急に外へ出すのは危険なので、
あらかじめ、水場(若干深め)、土場(深め)、シェルターを用意した上、冬にへの気温の
変化に対して徐徐に慣らさせながら、冬眠を迎えさせます。
大抵は、甲羅に厚みがあり、体重もあり、眼・口・皮膚・排便・食・動き等に問題が
なければ、水中冬眠(深め)での冬眠が可能です。無難な冬眠を目指したい場合には、
冒頭の方法でやると良いかと思います。
しかし、冬眠は、繁殖を促す為のものであり、飼育下では良いものかどうかには疑問があります。自然下では、広い水場があり、新鮮な泥場・土場・枯葉・陰を作る石等、多くあり、
亀も場所を選択できます。しかし、泥・枯葉・土等、飼育下では都合が悪く、
虫が沸いたり腐ったりと逆に亀にとっては不都合です。
冬眠は各自、よ〜く検討した方がよいかと思います。