すなおな色 Sunaona iro 

2013年作 Written by 2013


画布  額サイズ・930×800  重量・7,5キロ  表面・アクリル

 
個展会場にて At a solo exhibition hall



すなおな色作品の基になっている主な詩

The main poem on which the work is based



 すなおな色

すなおな
 気持ちで
    見る
原点の色
大きな
 夢と
 希望を
描いた時の
 色だ
ストレスで
固まっていた
 心が
和らいでくる
新しい息吹を
感じながら
やり直せるかも



 裏切らない

自分
一人になり
誰も
見ていない
 所で
努力をし
裏切る
 ことが
  無ければ
いつかは
自信の
輝く時が
来るはず


 ごまかし

見えない
 ところで
ごまかせば
完成をした
見える
 ところが
にごりとなって
なんとなく
すっきり
 しない
本当の
 魅力は
見えない
 ところを
どれだけ
大事に
 したかで
決まる


 自分らしさ

外見
 だけを
大きく
 見せても
みじめに
 なるだけ
でも
誰も
 持っていない
自分らしさが
見えた時
本当の
充実感を
味わうことが
出来るかも


 恩師の一言

今に見ていろ
いつかは
 必ず
こうなる
こうなって
 見せると
思い続けて
 いる限り
何かが
 つかめる
  はずだよと
恩師の一言が
頭をよぎる
歯を
 くいしばって
前に
 進むのみ