2015年度(平成27年度)その3
都市対抗野球大会の一次予選の結果、第二代表となりました。調子の波が大きいのが気になります。準決勝はコールドゲームで勝って良かったのですが、ダブルヘッダーの決勝では逆にコールドゲームでの敗戦。懸念した通り、安定感がありません。二次予選までに調子が戻れば良いのですが。
5月の以降のJRバンドの練習と、明治学院大学管弦楽団創立50周年オーケストラの練習がダブり始めました。JRバンドの指揮は家内に任せてありますから問題は無いのですが、練習を欠席するのはどうも落ち着きません。5月30日は仙石線の全線運行再開の日であり、また仙石・東北ラインの開業日でもあります。企画室はセレモニーに関わっているので、私もお手伝いをせねばなりません。しかもこの日は夜から越中島の古石場でローマの祭りの練習があります。時間的には昼のレセプションのお手伝いだけなので大丈夫なのですが、問題はこの期間に都市対抗野球の二次予選の応援もハマッていることです。
ということで5月の最終週は超忙しいです。
25日(月)ICUの特任教授の被災地案内(英語での対応となるため、私にお鉢が回って来ました)
27日(水)
野球の応援練習(広瀬文化センター)※私は所用があり事前に午後半休を頂いていました。
※従って今年のバンマスは新庄運転区の佐藤靖晃さんに担っていただきます。
28日(木)5月30日の仙石線全線運転再開と仙石東北ラインの新ダイヤ改正用の時刻表を私が担当し
ている関係者に配布する出張の予定日。
29日(金)
都市対抗野球二次予選の緒戦(対トヨタ自動車東日本さま)
30日(土)
仙石線全線運転再開と仙石東北ライン開業のレセプション対応(ホテルメトロポリタン仙台)
ですから、たとえ応援があっても行けません。
※終了後、14:30のはやぶさ20号で東京(古石場文化センター)での練習に向かいます。この日は
22時完全退館の練習日なので、復路は夜行の高速バスを確保してあります。
31日(日)諸々が未定なので思案中です。
忙しくて執筆が遅れてすみません。結局わが野球部は都市対抗野球の二次予選を勝ち抜き、本戦への出場を勝ち取りました。
明治学院大学管弦楽団創立50周年オーケストラの練習実績は下記の通りです。
30日(土)合奏 18時〜22時 古石場文化センター 大研修室 ローマの祭り
小笠原島付近を震源とするM8.1の地震で都心混乱。大江戸線で新宿に出て発車までの30分加藤さんと飲み。
計画通り高速夜行バスで帰仙(23:30新宿発MY新宿第2ビル1Fヨドバシカメラ前50番バス停⇒5/31
05:20仙台着)
【6月】※使用交通費&宿泊費≒40,000円
20日(土)合奏 17時30分〜21時30分 玉川聖学院キンレイホール(自由が丘駅)20B14:30仙台発
21日(日)合奏 17時30分〜18時30分 東部区民館(瑞江駅)はやぶさ105号19:40東京発
【東横inn品川旗の台に泊】小野崎家訪問(長原バス停⇒若林駅前⇒世田谷線若林駅⇒松原駅。
6/23⇒7/7錦織氏シカゴより来日
27日(土)合奏 13時〜17時 東部区民館 ホール ローマの祭り(錦織参加)
JRバンド練習欠席 はやぶさ12号10:30東京着⇒三浦さん達と庄屋瑞江店で飲み⇒はやぶさ35号20:16東京発
28日(日)合奏 18時〜22時 古石場文化センター
大研修室 ローマの祭り(錦織参加)
JRバンド練習後はやぶさ22号セン15:30トウ17:04着⇒練習(慶子見学)⇒ラッパ会は門前仲町の焼き鳥月花で飲み。
【東横inn品川高輪口に泊】翌29日加賀谷敦子さんと品川アトレで買い物&the
ZENで食事後、帰仙。
【7月】※使用交通費&宿泊費≒25,000円
4日(土)合奏 9時〜12時 江東区文化センター(錦織参加)全曲
汐澤先生が洗足で本番の為、本番前日にもかかわらず、松井慶太先生のワンポイントリリーフ!!
東京駅⇒徒歩で大手町(東西線)⇒東陽町 【東横inn品川旗の台に泊】
5日(日)明治学院大学管弦楽団
創立50周年記念コンサート@Suntory hall【東横inn品川高輪口に泊】
東京駅⇒目黒駅⇒乗換⇒or東京駅⇒四谷駅⇒乗換⇒東京メトロ南北線⇒【六本木一丁目駅】徒歩5分
夜な夜なビアガーデンで演奏後大平・丸山の高校の後輩達と飲み。その後ANAインターコンチネンタルホテルプロミネンスで打上。酔っぱらったノリで白金フィルに入団する。翌6日(月)は品川プリンスホテル界隈で遊ぶ。
本番当日朝のサントリーホール 打上で汐澤先生と2ショット
と、まぁこんな感じで、大成功でした。と言っても全く伝わらないので、汐澤先生の大ファンのブロガー、大神田さまのブログから謹んで転載させていただきます。
もう何も言う気にならん(笑)〜今、最大最強の指揮者は、間違いなく汐澤〜洗足吹奏楽&明治学院管50周年記念
もう一切論評の必要なし(笑)。こんな凄い指揮者がいる訳ない。こんな凄い演奏会がある訳ない(特に明治学院)。
今日見た人で、それ以外の感想がある人がいたら、教えて欲しい。
昨日の洗足での吹奏楽の祭典。吹奏楽の神様と言われる人が何人も集まって棒を振ったが、神様は汐澤さんと秋山さんだけだった。
宇畑友樹という指揮者さんは、力みがなくて色彩豊かで良かったかな。あとは、響きに瞬発力がないか、歌い方に焦りのある人だった。
昨夜の前田ホールでの、汐澤楽屋への圧倒的な学生さん達の行列、あれが全て。何だあの長さは(笑)。
私の知る限り、楽屋への訪問が異様に沢山いる人って、汐澤安彦と小林研一郎が双璧だ。これは断言する。どちらも、特別なカリスマがあるのだ。
世界最高の稲妻“エル・カミ”と、アンコールの「76本のトロンボーン」が爆発するだけで、当然やんややんやだが、今日のサントリーはまた、あの凄さは何事か(笑)。
あの異常な大人数で、あの異常なキレと決まり方、あの、ぶち切れてホールがすっ飛びそうなのに、全然ギーギーガーガーしないド迫力。
タコの祝典も、チャイコの「白鳥の湖」も、ワーグナーの「マイスタージンガー」も、“トリッチ・トラッチ”も、勿論メインの「ローマの祭り」も、そしてアンコールの「ローエングリン」も、世界でこれより凄いものがあるなら、是非お教え願いたい。まあ、無理だろうね(笑)。あと、明治学院の弦て、特殊な柔らかさがありますね。曲によってはもっと鳴ってもいいけど、さりとてあの柔らかさは財産だから、大事にして欲しい。
しかし、コバケンさんも1972年に一度、「オルガン付き」と“田園”で明治学院を振っているという話は驚いたねえ。汐澤さんが頼んだかどうかは知らない。しかし当時のコバケンさんと汐澤さんは、今で言う小森康弘さんと鈴木竜哉さんの様な関係だったのかも知れない(笑)。
今回は汐澤先生は珍しく弱気で、例の圧倒的ド迫力に包まれた、上智大学100周年記念ローマの祭りに続く、いわば“二匹目のどじょう”は難しいかも知れないなどとおっしゃっていたが、金管・打楽器にはむしろ、あの時の迫力を上回るものも多数あり、やはり“日本一、オケを鍛えられる男”の地位が揺らぐ事はない。
でも結局、主役は明治学院の素晴らしさだった。現役、OBを問わない。炎の指揮者・汐澤の心を、みんながあれだけ理解するという光景は、何物にも代えがたい。
これ以上凄いものは、この世にない。それを確認出来た今日の参加者の方々は、幸福な人達である。
あと、最後に一つ。アンコールの“カヴァレリア間”のあの神秘的な響き、あれは一体何だったのだろう。ローマの祭りにすらそういう瞬間があった。
今、汐澤さんの後ろには、何かがついているのではないだろうか(笑)。
久しぶりに汐澤先生から鍛えられました。こりゃぁ、くせになるねぇ。記念に私の大切な汐澤語録を公開しましょう。
汐澤先生語録
2015.07.01
「同じフォルテの中にも無数のフォルテがある」
「同じピアノの中にも大きな音のピアノもある」
「強弱の記号は関係ない」
「聴衆は楽譜を知っているわけではない」
「楽譜を超えた演奏をしてください」
「記号は10くらいしかないが、表現は無数です」
「譜面通りだねぇ。音楽になっていないと言っているのです。」
「楽譜はプロの演奏者のためにある。アマチュアのあなた達が楽譜通りに吹いては作曲者の意図とは程遠くなる」
「全員そこの楽譜に右向き矢印を書いて」 ※⇒テンポを早くするから遅れるな。
「全員そこの楽譜に波線を書いて」 ※⇒テンポを遅くするからついてきて。
「聞こえない。マシンガンのように吹いてください」
「そのフレーズの間にある休符は休まないで!途中で途切れないように、越えてきて」
「聞こえない。パート全員のユニゾンで吹いて下さい」
「総力を挙げて演奏して下さい」「世界中に響く音で」
「楽器を鳴らせない人が、何人寄って集って吹いても結局は鳴らない」
「バストロそこのフレーズ、音を割ってください」「粉々にしてください」「話はそれからです」
「ソロのPはピアノではない」「ソロは王様です」「何人も平伏す音で吹いて下さい」
「平伏す音の種類も無数、輝き、艶、音色、響き、もちろん音量も」
「Pに対するイメージが悪すぎる」
「Pを[小さく]と直訳してはダメ、音楽記号は全て音楽的に相対的なものだ」
「雄大なPPを想像して」
「ナイアガラの瀑布がFFだとすれば、アマゾン川の河口はPPだ」
「スピード感のイメージ力が足りない」
「あなたが演奏している表現では、聴衆まで届かない。最大限にデフォルメして」
「デフォルメが下手だね。私が辟易するくらいにやってみて」
「聴衆に息をさせないくらい」
「そう、それでやっと賢い聴衆が理解できる程度。一般聴衆までには響かない、もっと」
「小節線を越える瞬間は礼儀を持って、簡単に越えてはいけない」
「小節線は垣根と同じで越えるもの、くぐってはいけない」
「一小節の中の拍、各々の音価は同一ではない。小節の最終拍が一番長い」
「だからアウフタクトは速く演奏し始めなければならないし、小節線を越える時はしっかり狙って落ち着いて」
「プロとアマの決定的な違いは何だか判りますか? プロは速く吹けるんです」
「コンバス!ピチカート響かない。弦を弾いた後バンザイをしなさい。そう、それが音楽」
「構え方で音楽は分かる。トロンボーン左手は90度以上に上げる。そう、上手そうだ」
「ソロは適材適所で決めます。全員が練習しておくこと」
「あなたのテンポは丼勘定です」
「奏者は勝手なテンポで吹かない。テンポは私が決めます」
「練習はいくらやっても後悔しないよ」
「100回やって100回出来ないと本番の一回では出来ない」
「その【A】の音一発にドイツ音楽の神髄が詰まっている。命を懸けて吹きなさい」
本番当日のゲネにて「後で全員楽屋に来なさい。オーディションします。ソロは私が選びます」
指揮棒を掲げ、トロンボーンを見て振りおろす直前に「トロンボーン音程2mm高い」
曲中のソロが先生にとっ捕まってオケ全員の前で単独でご指導を受けることを「リサイタル」と言う。
前述の指導を受けて演奏者が汐澤色に染まって行くことを「汐味が効いている」と言う。
何度リサイタルをしてもスタッカートが上達しない金管奏者に「あなたの人生にはスタッカートがない」
何度リサイタルをしても上達しない金管奏者に「奏者にはアンテナが3本必要です。楽譜を見るアンテナ、指揮者を見るアンテナ、アンサンブルを感じるアンテナ。あなたは全て圏外です」と、いつの間にか汐澤先生がデジタル対応している(笑)。
前項のように、奏者が汐澤先生に辛辣に言われることを「汐味がきつい」と言う。
学生の時は、こんなことも言われました。
「練習番号Bからはナランボーン全員で」「そこ、トタンペットはミュート外して。アッ、ついてないの?」
鳴らない金管群に練習終了後「私まで届かなかった音符達が床に散らばっているから、掃除して帰りなさい」
私が学生の時、先生に指導されるのが嫌で、完璧に汐澤ナイズドしたフレーズに仕上げて吹いたら「やりすぎです」と満面の笑顔で怒られた。
これで、東京ドームに集中できるぞ!!