★佐野らーめん味のルーツ |
ラーメンの街として今や広いファン層を持つ佐野。万葉集に詠われた風光明媚な歴史と伝統のまちの産物です。 その味の秘密は、湿度の低い冬と内陸型の蒸し暑い夏という気候風土、日本名水百選に数えられる出流原弁天池の湧き水 。また、麺に適した良質の小麦の産出、青竹打ちによる製麺技法が独自の味とコクを引き出しています。青竹打ちの麺は、 中に気泡が多いため熱伝導が良く、短い時間で茹で上がり、腰の強いおいしい舌ざわりが味わえます。 二百十数軒のラーメン屋さんが競ってひしめきあう様子は、まさに味の百花繚乱。ゴルフ客が口コミで伝え、評判を呼んだのがきっかけとなり 、町おこしとして昭和63年「佐野らーめん会」を発足しました。ともに競い合い、スープはもちろんのこと、 素材から盛り付けなど独自のアイデアと研究を重ねています。この新しいラーメンの街で、 あなたのラーメン探しの旅をしてみてはいかがでしょうか。店内には、佐野らーめんマップもおいてあります。
佐野の青竹打ちのルーツは、大正五年頃、佐野の洋食屋に雇われた中国人コックにより伝えられたと言われている。 青竹で麺を伸ばすと機械のようにむりやり伸ばさないので歯ごたえがしっかり残るのです。 数少ないのが現状です。見た目にも派手な青竹で打つ所は店先等で見かける事もあると思いますが 青竹打ちの一番大切なのは、最初の練りの部分でありそれが麺の命とも言えます。
美味しいものを口にするためには、どんな苦労も厭わない。今や日本は「一億総食通(グルメ)」。 舌の肥えた彼らにとって、高級フランス料理や、珍しいエスニック料理だけがターゲットではない。 幼時より馴染み深い「庶民の味」にこそ求めるものがある。ラーメンはその中でも王者の風格をもつ。 日本全国どこへいってもその土地土地のラーメンがある。子供の頃からいつも食べている味である。 あまりにもありふれてきた味であるだけにグルメの審美眼(舌)は厳しく彼らに認められるのは至難の技である。 栃木県の佐野市は東北自動車道に乗れば東京からでも、一時間ちょっと佐野藤岡インターを降りて10分程。 人口八万五千人の中規模都市である。澄んだ醤油スープに縮れた手打ち麺。佐野でラーメンをメニューに出している店は約二百軒以上。
佐野には、「佐野ちぢみ」という織物があり昔から主要な産業の一つであった。優秀な職工さんは家庭の主婦が多かったが、 食事の支度に遅れたときは、ラーメンの出前が多く利用されたらしい。佐野の人々はラーメンに対する 親しみ方に歴史があるようだ。こうした背景もあり昭和初期五万人程だったこの街に、すでに多くのラーメン屋さんが あったようだ。ラーメンで街おこしに成功した好例福島県喜多方市に追いつき追い越せを目標にしてきた佐野市です。 もう1つの要因は、水にある。素材へのこだわりはグルメの必須条件だが佐野の水は環境庁認定日本の名水百選の一つ、 弁天池を源とする地下水である。単なるブームにしない伝統の味を守りつつ新しい味を創ってゆく熱意がある。 |
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