というわけで、結局田宮産のイーグルも手に入れてしまった。
ぶっちゃけアンテナの形状とか分からなかったんですよね、何処のサイト見ても。そして最大の課題
「エンジンノズルをどうするか」
の決着も付けねばならない。
先刻ご承知な方もおられようが、この田宮イーグルに付属するエンジンノズルは純正パーツ史上最高の出来なんだそうでして、確かに良くできているのよね。ハセガワの1/72のノズルもこれまたキチガイ的精密さなのだが、如何せん小さいパーツばかりで正円に組めないという問題を抱えている。中学生の頃4・5機は作ったから間違いない。しかし田宮のは何の問題もなく組み上がるから凄い。うらっかわのピン処理が面ダウだけど。
で、ひょっとしてと思い、レベルちゃんのお尻もといエンジンパーツに填めてみました………お〜〜ピッタシじゃん。(同じスケールとはいえピッタリとは恐ろしい。)よしよし、取り敢えずレベルちゃんに填めて完成めざすことにしよう。田宮産は、本体が形になる頃Eパーツ×2だけ部品請求すればいいのだ。
さらに…Eパーツで使えるものを探す。(どうせ注文するんだったら使えるものはレベルちゃんに使っちゃえ)
インテイク下のJ/ALQ-8アンテナ(ジャミングに使うそうです)がありますねえ。これ、いまいち形状が分からなかった代物。助かります。
後部編隊灯パーツ。これってレベルちゃんには全くモールド無いので使っちゃえ。
主翼下パイロンとAIM-9Lがセットでございますね。何だよ、苦労してレベルちゃんを整形したのにずっと出来がイイじゃないか。当然使うことに。わはは、木偶の棒(坊か)ことパイロンの懸案があっさり解決ではないのか?
しかし残念なこともあるわけでして、ハイGタンクが1本しか入ってない。何でだ〜〜〜3本付けろよ。しかも胴体内のエンジンダクト等およそ使い勝手の悪いものとランナーにセットされているので、部品請求も馬鹿らしい。コンバートしようと思ったのにダメじゃないか。したがって、レベルちゃんはタンク無し状態で完成決定。
ついでといっては何だが、両者をきっちり比較してみた。
ちなみにレベルちゃんはF-15Eとして販売されてはいるが、もともとF-15C/D用に作った金型を流用しているので、厳密にはE型(有り体に言えばストライクイーグル)とは別物である。F-15Dを改造した試作型しか作れないと酷評される所以である。一方、田宮のF-15Eは正しくE型をモデライズしているので、各スケールで見ても最高の出来と言われているのではあるが、後に発売されたC型やJ型は逆に各部が正しくないのである。一応差し替えで別パーツを入れてるんだが、完璧ではない。つまりどっちを使ってもキチンとしたJ型は作れないのよね。
じっくり見ますとね、意外にもレベルちゃんが良くできている部分も見つかって面白い。前にも書きましたが、全体のプロポーションは問題ないし、後は実物資料と両者を互いに補完して作ればそれなりの格好に仕上がりそうな予感である。
さあ、田宮はぼつぼつ進めつつ(コイツはコクピットから作らなきゃいけないので、最初が大変)レベルちゃんを塗装までもってくぞ〜〜。
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