イーグルの休日

件のF-15だが、もう大変なことになっている。
取り敢えず機首部分はカッコが付いたので、タイミングを見てサフ掛けしてしまえば一息付けそうである。

しかしキャノピーもねえ、何であんなに扱いづらいんでしょうね。透明パーツってすぐ傷が行く割りには堅くて削れない。
今回は早々に裏打ちして削り込んで単座型を目指したわけだが、ポリパテを裏打ちに使ったら化学反応だかなんだか収縮変形しましてね、本体に填らなくなったのだ。いや厳密には填らないんじゃなくて、Ωがきつくなって填り込んでしまうと言うべきか。仕方なく瞬着で強制接着し、足りない脚(Ωの_ _ですね)の部分はエポパテをまた盛った。

馬鹿やって仕事増やしてんじゃないかと言う気もしないでもない。

さらに削りまくって整形した関係で、キャノピーの枠はほとんどツルツルに削られて跡形もない。これを再生するのに、今流行の光硬化パテと言うのを使ってみた。しかし、山陰は曇天続き。ちっとも固まらない。ついにはてるてる坊主よろしく軒先(ちなみに四階だ)に一日ぶら下げてみた。説明書には「固まらなかった部分を拭き取れ」などと書いてあるが、何かほとんど拭き取っちゃった気がするぞ。

さて胴体だが、くだらんテレビ何ぞを見つつモールドを掘り直して、何とか形になりマスタ。後は垂直尾翼をビシッとくっつけてしまえば胴体も完成である。(これまためんどいのだが)最後にしようと思っていたのだが件の機首と仮に合体させてみた。やっぱりあわね〜なあ。ということで、胴体側のベロに注目。要するに糊代ですが、これが4mmしか長さがないのね。多分将来機首だけゴロゴロっと折れるわね。コイツを削り取って、代わりに1cm以上糊代が取れるようなベロを新製。1mm厚のプラ板なので強度も十分。これで首が取れることもあるまい。

ところで、土曜日に巨大な小包が届いた。
TAMIYA製1/32 F-15Jイーグル …。

最初から買っときゃイイじゃんか…。まだ作るの?…すいません。
だって安く手に入ったんだもん、と一応言い訳はしておこう。