猛禽の宴

[今日はどのお客さんも早くて…」
なんて言うホテルを、早朝に後にした。どこから車が並んでいるか、心配だったが意外に空いている。どうも去
年に比べてとくに多そうでもない。スナフキン氏は鼾が煩かったら御免なさいと宣言して爆睡モードに入ってし
まわれた。く〜〜〜、先に宣言されたら文句も言えない。

6時過ぎか、爆音を響かせて一機上がっていく。一瞬何かに輝いた翼がT-4であることを教えてくれたが、真
っ暗すぎて何も見えない。

来年からは南側には入れませんと言うアナウンスがエンドレスで流れる中、滑走路のほぼ中程にスタンバイ
した。ここなら風向きに関係なく楽しめそう。
期待していた夜明けのP-3Cが飛来せず、初っ端はこれになった。
こっちも半年ぶりの航空祭だからかなかなか思うように追えない。オマケに今回は545を振り回す巨匠が
二人も近所にいるので、どうしても545を振らねばいけない気がしてくる。



燃料高騰の影響なのか、黒馬は余り元気がなかった。
離陸してすぐアフターバーナー切っちゃうし。
今年で最後のF-1もかなり頑張って飛んでくれた。

正直、撮った枚数が多すぎてまだ整理できてないのよね。
ブルーインパルスの演技からランウェイチェンジしたので、帰投もちょうど良い位置で撮影できた。


帰投するF-1ファイナル塗装機。これが撮れたから、もう充分。
帰りは予想通り大渋滞であったが、最終便で脱出を図ったので余裕があった。宮崎のなむ氏ご推
奨というターミナルの居酒屋で超特急の宴会を催し、関空行きに飛び乗った。
これから関空→梅田→松江と乗り継ぐが、とくにタイトなスケジュールでもない。例によってまったり
と帰ることにしよう。