ダートサウンドがこだました日

時間がたつのは早いもので、油断しているとすぐにネタが古くなってしまう。
先週末も更新作業しようと意気込んでいたが、職場の先輩と飲んだりしてい
るうちに終わってしまった。だいたい休日も昼間に作業はしないヒトσ(^_^)
今年の美保航空祭は忙しくて予行に行くわけにも行かず、出たとこ勝負と相
成った。件の100-400mmは復活したけど、どうせ428の独壇場の予感である。

ちなみに、以下画像サイズがてんでバラバラでお見苦しいところもあろうかと思
うが、ご容赦いただきたい。他意はないんだけど。
土曜日、まずはブルーインパルスの予行に向けてこちらもスタンバイ。
しかし結局午前中は全く飛ばず、しきり直しのフライトは2時から。
ここでヤバイものを見てしまう。私の狙いはローアングルテイクオフを見せる5番機
を正面から捕らえること。真っ正面でも良いが、進入灯を入れた方が低く見えるか
と思いちょいハズレに陣取った。しかし惨敗。異常なほど低すぎるw(゜o゜)w。
ファインダー内に進入灯しか映らないじゃねーか。
突き抜けた5番機のスモークで周囲は真っ白。周囲からどよめきが起こる。
↑は例によりバズーカ砲で捕らえた6番機のロールだが、撮りながら内心穏やか
でない。あの5番機の破壊力を撮れないものか。
この位置で参るのは、最初の5,6番機テイクオフを撮った後、はっきり
言って何もできないことだ。
精々こんなカットしか撮れない。
例によって前夜祭は盛大に米子の居酒屋で開かれた。天津から電撃
帰国した大将の緊急参戦もあり大いに盛り上がったが、このとき既に
心に決めていた。
打倒5番機(ちがうだろ〜〜)

さて、早朝から意気込んで駐車場入りした我々だったが、何を思ったか
今年は以上にヒトの出足が悪く(ダービーだからと言うことはないと思うが)
予想以上にガラガラである。
例によってC-1は軽快に飛び回るが、今年の目玉は彼女らではない。
ブイブイ言わしたのはこちら。YSの方である。YSがデモフライトすること自体か
なりレアだと思うのだが、C-1に触発されたのか軽快に飛び回ってくれた。
こんなのも来たけれど、今日は脇役である。明らかに。
そしてケロ4ファントムが天候不良で飛べないとのアナウンス。
にゅーたの天気はそんなに悪いのか…。
誰かが頑張ると、みんな頑張っちゃうのかもしれないが、コイツの飛びっ
ぷりもただならぬものを感じささせた。
しかし超望遠レンズにはこの手のローター一族は鬼門かもしれない。シ
ャッタースピード、これが限界です。(それ以下のものは全てブレブレだっ
た)
作戦行動中だったもので、100-400でしか撮れなんだ。したがってトリミング。
バンクかけてグニグニ廻るYSに感動。
そして、遙々エンドへやってきた。幸い何のの問題もなく正規の駐車場へ誘導
され、あっさり駐車できた。よし、運も向いてきたかもしれん。
もはやエンドの道路は車もギャラリーも鈴なりである。片側2車線だが、もは
や路駐の行列で通行不能に近い。
「この道には駐車できません、直ちに移動しなさい」
などとパトカーが空しく叫んでいるが、本日のメインイベントがまさに始まろうと
する時になってから言わなくてもイイと思うが。本気なら昼から人員を張り付け
るべきだろう。
さて、先に説明した通り、この場所は↑こんなのとか、
せいぜい↓こんなのしか撮れないのだ。
で、今回苦心の末撮ったのがこれである。
この2カット後はもはや真っ白けである。2000m滑走路で、ブルーインパルスがフルショウをやる基地って幾つあるんだろうか。こうやってエンドで撮れる所はそうはない気がする。

こちらでは分からなかったが、会場内で見ていたHット氏によると、だいぶん余裕を持ってハイレイトクライムに入ったように見えたそうだから、前日の真っ白け攻撃にクレームが付いたのかもしれない。この日も十分迫力があったが、土曜日のそれは桁違いだったと思う。

また来年、ここで撮るんだろうなあ。
さて、これでYSフィーバーが終わったわけではない。この日は大阪便に久々のYS
が入ったからだ。
ま、月並みと言われればそれまでだが、斜光とYSのベコベコ感が上手くマッチしてる
と思うんだけど。あわよくばと思ったが、画角から外れている左エンジンの影がしっか
り入ってくれた。