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国指定重要文化財「石井家住宅」は、2007年で築後300年を迎えました。
前回、昭和61年11月の文化庁による改修以来、平成15年3月に二度目の改修(部分修理)も行われ、
家屋周辺の環境も大分整理され、新装成った格式ある名主の遺構として充分な雰囲気を実感出来るものと
確信いたしております。
ご来訪の折は事前に、下記宛、電話またはメールでのご予約をお願い致します。
TEL 042−687−6323
メール tishii@ruby.plala.or.jp
国指定重要文化財
昭和46年12月28日指定 文部省告示220号 石井家住宅
神奈川県相模原市藤野町沢井541
石井家の祖先石井氏は後北条の地侍で、津久井衆36騎の1人で、四貫文の禄高を持つ沢井の
名主でもあった。石井家には代々の言い伝えで、現在の家の建築中、棟上げの時富士山が噴火し
その火山灰が木材の上に降り積もったのを集めて倉にしまったと言う話しと,家の建築材は神の川
(かんのかわ)から運んで来たという伝説があった。

昭和11年(1936年)茅葺屋根の改造を行うため屋根の解体をした際,梁の合わせ目に
「宝永四亥年」(1707年)と大工が墨刺で書き,その反対側には筆字で「政右のばか建て申候」と書い
てあるのが見つかり,伝説は本当であったことが証明された。
「整型六ッ間取り」という玄関のある名主の建家として格式があり、その工法も入念丁寧である。
特に奥の間の床間は見事である。
宝永の 富士の噴火の 灰こもる
火鉢鎮座す 三百年祭