第二回 エーテル体
我々は、肉体の他にも霊と魂があります。
肉体 霊(心理) 魂
地球 月 太陽
魂
心臓の左心房に位置します。全ての細胞の中に、魂のエネルギーが宿っています。
サイキス・心理
霊は月に属します。管理局の役をするものが、松果腺(頭頂部)にあります。
体中に霊の機能があります。4つの種類のエーテルが一つの形を作っています。
肉体
肉眼で見えるので、多くの人は世話をしすぎています。
実際は、肉体の生命の源になるのは霊の中にあります。
生命体(カルティック体)
肉体に生命を与える元です。全ての病気は生命体から始まります。
生命体が肉体を支えています。ですから、生命体を治療することによって、肉体の病気も治療することが出来るのです。
我々のエーテル体から発しているエネルギーです。
オーラ やはりこれによってその人の状況がわかります。
カルティック体 生命体の周りから出ている白い光。
疲労している人や絶望感で打ちひしがれて
いる人は薄くなってしまっていることがある。
夢の中でのエーテル体
我々は眠りにつくと、エーテル体が肉体の外に出ます。肉体は布団の中に残ります。さらに、夢の中でエーテル体同士が離れることもあります。夢の中で、自分の健康状態を見ることが出来るのは、このためです。夢の中では、肉体の束縛を受けずにすむので魂からのメッセージを受ける可能性があります。夢の中では、シンボルの形で表現されます。そのためにもシンボルを理解することが重要であり早急に必要です。
生命体は、四つのエーテルからなっています。
1.化学エーテル
有機体の生化学的な機能を司る。消化機能で色々な成分が組み合わさっていきます。
2.生命エーテル
性センターを通じて生殖機能を持ちます。さらに創造も持ちます。
性腺の働きによって、細胞が再生されます。七年で入れ替わりますが、脳細胞は再生されません。
3.発光エーテル
霊の知覚のための機能を持ちます。超常感覚機能、チャクラ、五感と関連しています。
発光エーテルを活性化させると、三次元以外のものをキャッチすることが出来ます。
4.反射エーテル
超常感覚機能に関連します。創造と意志、記憶と関連を持ちます。
魂に属するものを霊に反射させます。また、霊から肉体に反射させます。
夢を見たり、肉体の死後、最後の審判の時に、自分の一生を映画のように見せる
機能も反射エーテルによるものです。
肉体 化学エーテル 生命エーテル 発光エーテル 反射エーテル パーソナリティー
パーソナリティー・人格とエゴ
胎児のときから形成し始めています。生きている間の一瞬、一瞬の経験や環境によって形成されています。そのために、良い環境を選ぶことは、大切なことです。パーソナリティーの中に 、欲望のエネルギーが蓄積されます。欲望が習慣を作っていきます。良い習慣もあれば、悪い習慣もあります。このエゴは、我々自身の創造物です。魂には属しません。パーソナリティーに属しています。我々は人生の中で、一瞬、一瞬エゴの奴隷として生きています。一つのエゴが一人のひとの脳とハートと性器をコントロールしてしまえば、その人の全部をコントロールしてしまいます。人類の問題の根源はエゴにあります。これが戦争の元になります。本当に自由な人は、エゴから解放された人です。自分のエゴと内なる戦いを始めれば、外的な戦いは忘れるでしょう。エゴが存在するうちは、誰もが幸福であるとは言えません。我々の持つ性エネルギーだけが、パーソナリティーのエネルギーよりも、唯一、強いエネルギーです。パーソナリティーの中でエゴは、何千、何万という位たくさん存在しています。
第三回 夢・アストラルトリップ
夢というのはどういうものでしょう
夢はとても重要なものです。しかし、その機能を知っている人は少ないでしょう。「空想」や「幻覚」また「生理学的なもの」と考えてしまいがちです。夢は我々の「対」の部分なのです。夢というのは、目に見えない世界と目に見える世界のバランスを取っています。
我々は、肉体・霊・魂からなるのものです
魂はポジティブな陰極に位置します。肉体は受動的な陰極に位置します。魂とは反対側にあります。この2つを中和させるもの、バランスを取るものが霊です。
狂信的 物質的
魂 ← 霊 → 肉体
|
陽極 心理 陰極
ポジティブ 中和 ネガティブ
|
陽子 ニュートラル 電子
中性子
日常生活のバランス
日常生活でも魂と肉体のバランスを取ることは重要になります。精神的に偏りすぎると狂信的になり、反対に物質に偏ると唯物主義になります。そして目に見えない世界や我々の周囲のものに鈍感になってしまいます。夢さえも思い出すことが難しくなっていくでしょう。
夢の機能
夢の中では、サイキスや魂とコミュニケーションが出来ます。夢というのは、目に見えない世界への小さな窓のようなものです。ですから、夢を通じて四次元やあの世へも行くことが出来ます。これらを見ても、夢というのが大変重要であることがわかります。
夢は常に意識をはっきりとさせておくのが望ましい
眠りの役割
我々は、日常生活で常に絶え間ない感情を受けています。この感情は、どんな種類のものでも、体内である一定の成分を生じさせます。たくさんの感情を受け入れすぎると、神経チャンネルが詰まってしまいます。そして眠っている間に、この神経チャンネルを洗浄する役目があります。洗浄というのは具体的に言うと、甲状腺からヨウドが分泌されて行なわれます。洗浄した後は太陽エネルギーと月のエネルギーが交差したものを脾臓で受け取ります。この間に肉体から、エーテル体の1つが出ます。肉体の回復が終った後には、目覚めが自然に訪れます。これが、眠りの生理的役割です。
神経チャンネル
我々の身体には、約七万二千の神経チャンネルがあります。多くの感情を受けすぎると、神経チャンネルは詰まってしまいます。神経チャンネルが、我々の受けた感情によって生じた成分で詰まってしまうと眠気を感じます。ですから、一人一人の必要な睡眠時間は異なってきます。すなわち、冷静な人は感情を使わないので睡眠時間は短くてすみます。そして、ポジティブなものでもネガティブなものでも強い感情を受けると急激に神経チャンネルが詰まってしまいます。そうすると、脳細胞に酸素を送ろうとするためぐるぐると回り、その後に気絶していまいます。このように気絶するのは、瞬間的にエーテル体が外に出たときになる症状です。それは急激に神経チャンネルが詰まってしまったために、それを洗浄する必要があるからです。
感情は太陽神経叢や胸腺から入ってきます
太陽神経叢
おへその所に位置しています。良い感情も悪い感情もここから入ってきます。ですから、とてもよく使われる機能です。例えば、日本では病死の一位はガンです。その中で最も多いのが、消化器系のガンです。それは、この社会にあるストレスが原因しています。我々が心配する都度に胃が収縮しています。それは、胃腸の位置に太陽神経叢や感情センターがあるからです。
胸腺
胸腺は、高等感情と密接なつながりがあります。良くビックリしたりすると、胸を押さえたりトントン叩いたりします。それは、この胸腺の位置を軽く叩いたりすると落ち着くからです。
我々の感情
感情というのは中性なものです。うれしいときはポジティブに変化し、悲しいときはネガティブに変化します。最も良いことは常に冷静であることです。それによって我々の身体は調和的に働きます。睡眠時間も短くて済みます。
冷静さ
正しい知識によって、物事を理解することによって冷静さが保たれます。すなわち物事が理解できれば、不必要に心配することはなくなります。そして問題もなくなります。
肉体の役割
肉体はこの次元における乗り物です。色々なところへ行くための手段としての役目を果たします。もう1つの役割は、成分を変換する、原子転換するための研究室・ラボラトリーの役目もします。眠っている間にもその機能を果たしています。
霊の役割
霊は肉体のように休養を必要としません。肉体とは違った機能を持ちます。霊は時間の拘束がありません。ですから、肉体は年老いて死んでいきますが、霊(心理)は年を取ることがありません。
肉体と霊の関係
肉体は霊の衣です。そして霊は魂の衣です。眠りの間は、物質である肉体と一緒ではないので、肉体からの妨害がなくなります。こうすると、霊と魂のコミュニケーションが容易になります。起きている時には、我々の行動は習慣や環境や社会の中で常識に導かれています。しかし、夢の中では常識や人格、また社会の批判もありません。全く自由な行動ができます。例えば、子供がお母さんと一緒に買い物に行きます。そこで「アイスクリームがほしい」とねだったけれども買ってもらえませんでした。そうすると、その子供は夢の中で肉体を出てアイスクリームを食べに行くことになります。このように夢は、潜在意識、欲望の反映であることがわかります。
夢の種類
機械的な夢 起きている間に行なうことを夢でも繰り返すこと。
例えば学校で勉強してたり、仕事をしていたり、食事をしていたり
日常の行動を夢の中でも繰り返している。普通このような夢は白黒で見ます。
我々は機械的になりやすいものです。ですから日常生活においても
自分の行動に意識を持って観察し、注意することは大事です。
魂が霊と 魂は象徴的な形を取って我々にメッセージを与えます。
交信している夢 例えば、気づかぬうちにあなたが病気になっていたとします。
そうすると、魂があなたの信頼する人の姿になって治療するように伝えます。
あなたは信頼している人のことですから、忠告を受け入れます。
自分の体験 自分で肉体の外にいると意識を持ちながらする体験です。
となる夢 すなわち、幽体離脱アストラルトリップです。
見えない体による、四次元での生きた体験です。
肉体の外で実際に起きていることです。ですから十分な注意が必要です。
自分の行動は、全て自分に返ってきます。
夢を思い出し、さらに夢の中で意識を持つことは大変重要である。
感情センター インテレクチュアルセンター
| | 運動センター
本能センター
性センター
夢と5つのセンターとの関連
インテレクチュアルセンターと関連した夢
起きている時に持っている問題を夢の中で解答する。
それは、我々のサイキス(心理)が決して休むことがないからです。
運動センターと関連した夢
スポーツをしている夢を見て、夢の中でどたばた暴れている。
感情センターと関連した夢
感情的な夢です。夢の中で何か悲しい事があって涙を流していると、肉体まで泣いているような夢。
本能センターと関連した夢
消化器官や血液循環などの機能に関連した夢を見ます。例えば、食事をしているような夢です。
性センターと関連した夢
性的な夢は全てこの部類になります。夢精などのエネルギーの消耗もこの部類に入ります。
夢の中の次元は、三次元よりもさらに多くの自由を持っています。
夢の中で注意すること
夢というのは、四次元のものです。四次元の世界には、幽霊や死んだ人たちも多くいる次元です。そして、悪霊達が出来上がった夢に入り込もうとします。ですから、自分の作ったイメージとの交わりでなく、悪霊との交わりとなり、その時に我々の生命エネルギーである性エネルギーを盗まれてしまいます。我々は、社会の中で責任を持たなければならないように、夢の中においての自分の霊の行動にも責任を持たなければなりません。
夢を生かせば天才になることも可能です
我々は地理的にも限界のある次元に住んでいます。しかし、夢の中では時間や空間に拘束されていません。ですから他の国や他の惑星に行くことが出来ます。さらに過去や未来に行くことも可能です。我々は、眠っている間の方が集中的な人生を送ることができます。さらに、夢の中で自分の疑問や質問の研究、調査を行なうことができます。それを起きているときに確認し、応用することができます。多くの科学者、天文学者も「どのようにしてこの公式を見つけましたか?」という質問に「夢で見ました」と答えています。我々はこの眠りを精神的進化のために生かすべきです。そのためにしなければならないことは夢を思い出すように努力することです。夢を意識あるものとして、活かすようにすることです。
夢の利点
夢の中で自分自身の問題を理解することが出来ます。起きている間は、自分自身をだますことをします。しかし夢の中では、真実の姿を見ることができます。三次元では、法律や法則によって制限されています。ですから正直な行動を取っています。しかし夢の中を見れば、盗みをしたり嘘をついたりと不誠実だったりします。それが心理の反映です。夢を調査することは、自分自身を知る援助となります。
予知夢
これから起こることをあらかじめ夢で見ること。夢の中では、色々なシンボルを通して未来の情報が与えられます。それによって対処することが出来ます。
夢を利用する
夢は我々に多くの情報を与えてくれます。物質界で起こることは、全て上の次元で起こっています。ということは、自分の病気や自然界で起こる全てのことが目に見えない世界から始まっているのです。そこへ我々はアストラルトリップによって、習得しに行くことができます。
ノーシスの利点
ノーシスでは、宇宙を調査する興味を目覚めさせるためのものです。
我々の肉体の死後、何が起こるかということを知るだけで日常の行動が変わります。戦争も回避することが出来ます。
ノーシスの知識を活かして、自分自身の心理状態を夢で見て判断することも出来ます。
またアストラルトリップをして自分の子供時代や前世までも見ることができます。
目に見えない次元にも、多くの叡智を受け取るための学校や寺院があります。そこに習得しに行くこともできます。
そこでの習得は、ノーシスの講座で一年かかる内容をたった一晩で習うことができます。
これは二つの人生を生きていることになります。
死と夢
夢で重要なことは死を習っているということです。眠ることは死と似ています。両方とも肉体の外に魂と霊が出ます。
しかし死と夢の違いは、夢はいつでも肉体に戻ってくることができます。死の場合は寿命が尽きた状態です。
肉体とエーテル体をつなぐ銀の糸が切られるのでもう肉体には戻れません。そして死のプロセスに入っていきます。
このように肉体の死後を理解すれば、死に対する恐怖はなくなります。
銀の糸
肉体と霊体をつなぐ糸で、どんなに離れていても決して切れることはありません。
この糸がつながっているので一瞬にして肉体に戻ることが出来ます。寿命がつきて死ぬ時に、この糸は切れます。
植物人間
エーテル体が肉体の外に出ています。しかし、死んでいる状態と違うのは銀の糸がつながっていることです。
肉体にエーテル体が戻れば意識も戻ります。
夢遊病者
三次元と四次元の両方の振動を持っている状態です。高い所を歩いていても、ガラスを破っても怪我をすることはありません。
このような人は、病気であると思われていますが、霊的な機能を開発できる可能性を多く持っているということです。
正しい知識を持てば、テレポーテーションや空中浮遊などが肉体と共にできるようになる可能性があります。
大変進んだ人です。必要なのは、これをコントロールする知識です。
アストラル・トリップのポイント
起きているときの振動と眠るときの振動は変わってきます。
アストラル・トリップは、ちょうどこの振動が変わる時におきます。それは、眠る一瞬前の振動で霊と肉体が離れるときです。
意識を持ってアストラル・トリップをするということは、この振動の変化を感じていることになります。
もうすぐ寝るという意識を持っていますが、目を覚ましてはいけません。
ここで目を覚ますと、その振動の変化によって霊が肉体に戻ってしまいます。
眠気を宝のように大事にすることを学ばなければなりません。
そして、眠る一瞬前の振動を保ちながら起き上がります。これで、意識を持ってアストラル界に行くことができます。
夢で意識を持つためのテクニック
マインドにプログラムする
ジャンプ
四次元では重力の法則がないのでジャンプすると浮いたままです。ですから、日常でもジャンプする癖をつけておくことです。
そうすると夢の中でもジャンプします。そして、浮いているので夢であることに気づきます。
足元を見る
夢の中では重力がないので、人々の足元は浮いています。
これによって夢であると意識を持つことができます。
指を引っ張る
夢の中では、我々の体は柔軟性があります。ですから、引っ張ると指がずっと伸びます。
伸びた後は元に戻ります。指が長く伸びるのを見て、夢であると認識することができます。
必要性を持つ
アストラルトリップを刑務所に教えに行ったとき、囚人の多くはその日のうちに出来たそうです。
夢の中で意識を持っていない状態は、目も耳もふさいで歩いているようなものです。
夢の中で意識を持つことの重要さ、必要性を学びましょう。
夢を思い出すためのマントラ
夢を記憶していくマントラ
JOB SA FANAS
ホッフ サ ファナス
夢を記憶しておくことを強く意識しながら、このマントラを唱えながら眠ります。
発音は、カタカナをそのまま読みます。
夢を思い出すためのマントラ
RA−OM GA−OM
ラーオム ガーオム
朝起きたら、完全に起き上がる前に体を動かさずに目も開けずに夢を思い出すように試みます。
なぜなら動くと脳の成分が混ざり合い、夢を思い出すのが困難になるからです。
もし、思い出すことが出来なければ、このマントラを三回くらい唱えます。
そうすると、一本の糸をたぐるように記憶が蘇ってきます。
普段でも、このマントラを唱えることで記憶力の開発ができます。
夢を記憶させる
思い出した夢は、記録するようにします。
夜中に目が覚めてもいいようにテープレコーダーを用意しておくのもいいでしょう。
見た夢は全て記録することが必要です。
このようなテクニックを活かして、夢の中で目覚めましょう。
そうすることによって何十倍の早さで、進歩することが出来ます。
色々な発明や、調査をすることができます。
行動範囲が広がります。それらは、精神的進歩の習得になります。
アストラル界という時、それはどこにあるのでしょう?
アストラル 「星気」と訳されます。
我々の心理的なエネルギーは地球ではなく、「星」に関するものです。
心理に属する星とは月です。
魂は太陽に属するものです。
肉体と魂の間にあるのが霊です。
魂が思うことを霊が肉体に伝えます。
例えば、魂が「何かしなくてはならない」と感じていると、霊を通して肉体に「動け!動け!」と働きかけます。
魂と肉体の媒体をするのが霊です。
霊が魂の意志をキャッチするためには、太陽と同調しなければなりません。
それが「太陽人間」となると言う事です。
月のエネルギーを太陽に変換することが、我々のワーク、仕事です。
我々は、人間の段階までは、自然と進化してきました。
しかし、これからは自分の意志と努力で進化していかなければなりません。
ですから、進化することが我々の仕事なのです。
我々の心理の動きというものが、霊であり、アストラル体でもあります。
「四次元の世界はどこにあるのか?」という場合、それは「我々の心理は、どこにあるのか?」というのと同じことなのです。
四次元の世界・アストラル界
我々の肉体はここにあります。では心・思考はどこにあるのでしょうか?同じところにあります。
四次元は心理の世界ですから、これと同じことです。
四次元の世界は遠いところにあるのではなく、三次元と平行している世界です。
我々の思考は、遅かれ早かれ行動になったり、言葉になったりします。
これが四次元から三次元に移行し、物質的な表現をとるということです。ですから四次元も三次元も同じ、この場にあります。
アストラル界にいると、無知を照らす光が、大変目立ちます。光のあるところに集まってきます。
恐怖のエネルギー
「アストラル界」というと多くの人は、「死後の世界」と関連付けるため、恐怖感を持ってしまいます。
「死」という時、痛いものでも苦しいものでもありません。
死後に何が起こるかわからないために、恐怖を感じるのです。
「アストラルトリップ」も恐怖ゆえに出来ない場合があります。
恐怖のエネルギーを発散した場合、堅い殻の中に閉じこもってしまうことになります。
これは、何も外が見えないオリの中に、閉じこもった状態です。恐怖の磁場も発散しています。
「死後の世界」「アストラル界」については、無知ゆえの恐怖です。解決法は簡単です。知ればよいのです。
知らない所へ行くことの恐怖は知ることによって、消し去ることが出来ます。
アストラル界を知りましょう
<言葉> 相手が判らない言葉で話していても、すぐ判ってしまうことがあります。
また思っていることが通じたりします。
言葉のような音で発音したりするコミュニケーションとは少し異なります。
アストラル界での言語は「シンボル」です。
<防御> ペンタグラムをイメージで形づくります。
我々の心理の世界ですから、怖いと思いながら作ったとしても形になりません。
心理的なエネルギーを込めてペンタグラムを作ります。
高次の存在に防御を願う。
「キリストの名において、立ち去れ」「ブッタの名において、立ち去れ」と言います。
高次的な存在の名において、ネガティブな力に立ち向かいます。
火のマントラによって、焼いてしまう。
夢の中で、自分の嫌いだと思うものに襲われそうになったら、火で焼き殺します。
<困った時> ピラミッドや寺院に入る時は、門番に挨拶します。
胸のところにで、左手の上に右手を交差させて「ジャキン」「ポアス」と言います。
この時、頭を左右と傾けて言い、右足から入ります。
<何かにぶつかったとき>
やっと、アストラルトリップできた時に、天井にぶつかってしまい
目が覚めてしまうことがあります。
いつものように、抜けられないと思うならば、天井は抜けられません。
まず抜けられるのだと言うことを理解することです。
<扉の開け方>
「開けゴマ」「オープンセサミ」「開けセサミ」と言う。
<金縛り> 寝入った時に、アストラル体に松果腺を通って出ます。
光り輝くことを妨害する存在によって、なるときと、試されているときになる場合があります。
アストラル界での意識の目覚めを妨げるものは恐怖と怠惰です
三次元には、時間があります。
闇の存在は、タイムリミットまでに、我々を進化させないようにしています。
ですから、時間を無駄に使うということは負けになってしまいます。
恐ろしいものが追いかけてくれば、逃げればよいのですが、判りにくい敵もあります。
敵の巧妙なワナがあります。時間を無駄に使っていれば、もう闇の勝ちです。
夢の中で意識がないという時
意識がないというのは、目隠しをして耳栓をして、誰に話しかけられても答えられません。ただ、うろついているだけです。
誰でも、好むと好まざるに関わらず、アストラル界に行っています。
その時に意識があるか、無いかは我々の習得の度合いを変えてしまうことでしょう。自分の意識的な働きを強めることが必要です。
意識を持つ助けとなるもの
<願望> 感情的な動きというのも有効に使えます。「自由になりたい」という願望です。
逆境にいればそれだけ感性が磨かれていきます。
ですから、苦しい時ほど、内的には実りが多かったりします。
<プレッシャー>
内的に磨かれるというのは、逆境であったり、心理的なワークでの危機感に襲われたりして、
切なる思い、願望を強めていきます。何かプレッシャーがかかってきたら、喜んでください。
栓が抜けるようにパーンと飛び出すことが出来ます。
このプレッシャーがなければ、外に飛び出せません。
第四回 転生
宇宙というのは、重さと計量と数字によって出来ている。宇宙の営みは、完全な数学によって操作されています。
全宇宙の中に知性が存在しています。この知性の原点が叡智を生じるものです。この叡智をノーシスと呼びます。
ノーシスは宇宙の叡智を伝えます。
創造の目的
我々が存在する目的は高い段階に進化するためです。この進化は、決して強制されたのではありません。自発的なものです。
なぜならば、神々の原理の1つは「自由」であるからです。一人一人が進化をするか、
しないかを選択する「自由」というものを持っています。
※点線の部分は今の私達人間の位置
創造の光線
最初に起源となるものを「創造の光線」と呼びます。我々は自然界と太陽系に囲まれています。
それぞれの天体、惑星は歴史を持っています。生きている生物としての生命の開発を持ちます。
この生命が、まず最初に表現されるもの、それが鉱物界に反映されます。
※調和的に進化する
段階的に
鉱物界
鉱物界においても生命の表現があります。地中の奥深く炭素の原子がダイヤモンドに変換されます。
この鉱物界の奥深くにも、進化と退化のプロセスが行なわれています。
月 太陽
/ /
銀ー霊 金
3の法則
1つ1つの原子は、電子・中性子・陽子からなっています。この3つの力は、プラス(陽性)とマイナス(陰性)と中性を表わしています。
すべての創造の基礎となるもの、これが「3つの法則」と呼ばれるものです。「3つの法則」は、すべての生命を表現する起源となります。
植物界
植物界では光合成による、成分の変換などを見ることができます。これは我々の血液循環にあたります。
鉱物界のように、炭素から何十万年かけてダイヤモンドを創るというのではありません。
植物は二酸化炭素を取り入れて、すぐ酸素に変換する、この早い転換を習得しています。さらに繊細な成分を作ります。
それは人間になった時、憎しみの成分を愛に変換することが出来るようになるためです。
それなのに、我々は何としつこく憎しみや妬みを持っているのでしょう。植物の中には、大変パワーを持ったものが多くあります。
それによって、植物の香を炊いて治療や洗浄に使います。また、植物は感情を表わします。
超常感覚機能があれば、植物の精と交信を行なうこともできます。
動物界
動物界になると、自由な行動を持ちます。
動物界の段階では、すべての生物は集団霊を持ちます。
ですから、動物界の中で渡り鳥などのような移動をする場合は、自然界の法則によって行なわれます。
さらに進化の段階も自然界の法則によって行なわれます。
動物界の経験を通して、人間の段階になるための準備が行なわれています。
人間界
動物界の違いは、個別の霊を持つことです。
人間は、物事を理性で判断する頭脳を持っています。一定量の知識を持ちます。
動物は自分の行動に責任をとる必要はありません。集団霊に導かれているからです。
人間は個別の霊を持つので、一人一人が責任を持っています。人の段階までは自然に進化してきました。
我々は人間界までに進むために、何の努力もしませんでした。自然界の法則によって進化してきました。
ですから、もう生まれた時にすでに肉体が与えられていました。動物界と人間界の間には、さらに、いくつもの段階があります。
人のところに位置するというのは、超視覚などの超常感覚機能を持つ人間です。
また、人類のために献身できる人や自然界の力をコントロールできる人間です。ですから、我々は本当の人間と言えないのです。
現在の我々は、動物界と人間界との中間に位置しています。
1つ1つのアトム(原子)が、陽子・電子・中性子からなるように、我々も肉体・霊・魂からなります
肉体
肉体は霊の衣です。
我々の生物的なプロセスを受け持ちます。肉体の中には、臓器や消化器や色々な細胞から出来ています。
肉体はすばらしいラボラトリー(研究室)とも言われています。
そして、始めがあって終わりがあります。生まれ変わるたびに、1つの肉体を貸してもらいます。
ですから、この借り物である肉体の生命を自ら絶つ権利はありません。
自分のものでない肉体を破壊することは出来ません。
霊
霊は魂の衣です。我々には、肉体以外にも感情があります。その他の機能もあります。
超常感覚機能、テレパシー、記憶、理性があります。
霊というのは、半分永遠で、もう半分は死ぬ可能性があるものです。ですから半分神聖で半分物質的な性質を持ちます。
霊は、肉体と魂の媒体であり、中和するものです。この霊を使って幽体離脱が出来ます。さらに色々な機能を開発することが可能です。
魂
魂は絶対太陽から来ます。魂は100%神聖なものです。神聖なものなので不滅です。永遠に続きます。
ですから、魂は何度も生まれ変わっているのです。重要なのは、この魂がどの段階に属するかということです。
例えば、自殺者は全くの無知です。それは肉体をいくら破壊しても、霊と魂が残ります。
さらに自然の法も変えてしまうので退化することになります。魂は美徳というものを持ちます。
愛・高等な感情・一定量の知性・一定量の意識があります。
肉体と霊と魂は浸透し合い、同じ場所に存在するので多くの人は混乱して肉体しかないと思ってしまいます。
脳と心臓の表現
例えば、肉体の内の1つの臓器である脳があります。心理の中には、理性があり記憶というものがあります。
これらは脳の機能といえますが、脳自体ではありません。これが複雑な点です。
また、魂に属する知性も脳を通して表現しますが、脳自体ではないのです。
魂は愛を持っていますが、これも心臓を通して表現します。しかし、心臓自体ではないのです。
転生
人間の段階に至ると、肉体が108回与えられます。
108回の生まれ変わりの後に、進化するか退化するかを審判されます。
108回の生まれ変わりを1サイクルとして、3000サイクル繰り返します。
108×3000=324,000
ですから324,000回の肉体が与えられます。
この324,000回の生まれ変わりは、進化をするためのチャンスとして与えられています。
進化と退化
どの宗教でも天国と地獄が出てきます。すなわち、進化と退化を表わしています。
例えば、木が枯れて腐って大地に戻ります。これは植物界から鉱物界の退化です。
そして、化石を見ると恐竜であったり、魚であったりして動物界のものが石になっています。これも退化の過程です。
最後のチャンス
現在の人類の大部分は、転生が一番最後かあるいは、最後から二番目の生まれ変わりにいます。
それによって、多くの人が既に退化の過程を始めています。それは動物界へ戻ることを意味しています。
ニュースなどで、尻尾をつけて生まれたり、毛むくじゃらで生まれたという話がよくありました。
それは、動物の段階に入る準備を始めているからです。
324,000回のチャンスで進化のために、何の準備もしなければ、段階的に動物界へ退化をはじめて、さらに植物界へ至るでしょう。
そして鉱物界で何百万年という間、心理の浄化を強いられることになります。
まず、進化をする第一段階として、本当に人間にならなければなりません。
イニシエート
人間が努力をするのであれば、上昇することができます。人間の上の段階はマスターです。イニシエートの段階に入ります。
この段階に至ると、鉱物界をコントロールすることが出来ます。風・海・地震をコントロールできます。
太陽系住人
太陽系宇宙内の住人となることが出来ます。
人々は洗練されて、戦争も犯罪もポルノも存在しません。植物界をコントロールすることが可能になります。
さらに植物のデザインをしたり、香りをつけることもできます。
自然界の精をコントロールするだけでなく、創造する繊細さも身につけるのです。
銀河系住人
宇宙内の銀河系住人となります。
この段階では、1つの天体、1つの太陽系に制限されることなく、どの太陽系にも住む事が出来ます。
動物界のコントロールが出来るようになります。
創造の光線
進化を遂げて、創造の光線に戻り、最初の点に戻る時、それが創造主に戻ることになります。
9段階目になります。完全なる人です。この完全なる段階が神と同じ段階です。
すなわち、人を創造することが出来る段階です。これがベートベンの9つの交響曲を創った所以です。
1つ1つの交響曲はこれらの段階を表わします。
ベートーベンの交響曲が異なったバイブレーションを発することによって、色や香りを発します。
三次元
目に見える次元です。縦・横・厚さという三つの次元で構成されます。そして、三次元は時間に拘束されています。
四次元
我々が夢を見ている次元です。多くの幽霊も存在します。そして四次元には時間がありません。
例えば、三次元から四次元にいって、また三次元に戻ってきても全く年を取っていないということもあります。
四次元の世界は現実的なものです。理論だけでなく、数学的なものです。
また、電子物理学の扉でもあります。エレクトロニクスの起源でもあります。
五次元
肉体の死後、魂が行くところです。四次元を時間、五次元を永遠と呼ぶことができます。
※これはノーシスで習ったのではありませんがわかりやすいので
次元構造
・一次元=点の連続からなる直線の世界
・二次元=縦と横の世界=面
・三次元=縦、横、高さ=立体の形状(三次元空間に現存の地球など)
・四次元幽界(精霊界、地獄界)=縦、横、高さ+時間
(同時刻同時代でなくても存在するものと感じる世界)
・五次元霊界(精神界、善人界)=縦、横、高さ、時間+精神
(精神性の程度差がある世界、道徳的善人の世界)
・六次元神界(光明界)=五次元+神知識
(神仏知識の量の世界、価値中立的利己主義の世界)
・七次元菩薩界(聖天上界)=六次元+利ほか(他人を利する行い)
(心においては愛、行いにおいては奉仕の世界)
・八次元如来界(金剛界)=七次元+慈愛
(与え続ける無限、無尽蔵の愛の世界、公平無私の世界)
・九次元宇宙界(太陽界意識)=八次元+宇宙
(太陽系以外の星団との霊界につながっている地球系霊団の最高指揮者
神から選ばれた地球生命の代理人)
・十次元惑星意識神霊(太陽、月、地球=聖アントニウスの各意識)
・十一次元恒星意識神霊(太陽系意識神霊)
パーソナリティ
肉体の死後に魂とエーテル体が残ります。それ以外にもパーソナリティと呼ばれるエネルギーも残ります。
一人一人の人間が異なった行動や性格を持っています。生まれた時から、人格を形成しています。
このエネルギーのことをパーソナリティといいます。一人一人には異なった歴史があります。
肉体が生まれた後に、自分の環境や行動によってパーソナリティ、人格を形成していきます。
パーソナリティは肉眼では見えないけれども、ちょうど殻のようなものです。
このパーソナリティのエネルギーは大変強い人もいれば、弱い人もいます。
幽霊
肉体が死んでも、このパーソナリティ、人格のエネルギーは残ります。そしてこのエネルギーが幽霊となります。
この幽霊が生きてきた場所や肉体のある場所、生前によく通っていた場所に浮いています。
肉体の死後
魂は肉体の死後、五次元へ自己審判に行きます。それによって進化か退化の道を辿ります。
そして、生まれ変わりの残っているものは、もう一度肉体を持つことになります。
例えば、同じ家族の中で生まれ変わったりします。ですから、死んだおじいちゃんにそっくりだったり、先祖の誰かにそっくりだったりします。
兄弟について
自分の兄弟でも、生まれた時から異なる個性や癖を持っていることに気づきます。
同じ親、同じ環境で育ったのに、どうして違いがあるのでしょう。外見は親に似ています。
それは、受精の瞬間に物質的な部分は卵子から、精神的な部分は精子から受け取ります。
ということは、遺伝というものは父と母に属します。しかし、生命を与える魂は父と母からできるものではありません。
魂は、それぞれ歴史を持ち、我々の進化と退化の段階を示します。さらに、一人一人の感性の鋭敏さを決めます。
その違いによって芸術的なインスピレーションを受ける人もいますし、全く鈍感な人もいます。
土葬の場合
土葬の場合は、肉体が腐って消えていくのと同時に、約七年間エーテル体も消えるのにかかります。
さらに土葬の場合、腐食していくので様々な有毒エネルギーを発することがあります。
火葬の場合
火葬の場合は、エーテルのほとんどが三次元から消えます。エーテル体の発散が早く消滅していきます。
それは地上に残した肉体がないので、エッセンスである魂も開放されます。
地球がひっぱっている磁気的な引きつけの元となるものがないからです。
しかし、火葬でも気をつけなければならないことがあります。メキシコでは、埋葬する人達の10%は生きているそうです。
植物的な状態になっている人がいるからです。ですから、本当に死んでいるか確認することは重要なことです。
生きていることを調べる方法
眼球を押してみます。
もし押したままの形で戻らなければ死んだものと判断します。
しかし、眼球が元の丸い形に戻る場合は生きている可能性があります。
夢
夢をどれくらい思い出せるかによって、意識の目覚めが分かります。眠るというのは、死ぬことと似ています。
肉体が眠る時、サイキスが外に出ます。肉体が死ぬ時もサイキスが外に出ます。
2つの違いは、眠っている場合は起きていればサイキスは肉体に戻ってきますが、死んでしまった場合は肉体が破壊されているので、霊も魂も別々のプロセスを歩みます。
もし、夢を憶えていないのであれば、肉体が死んだ後、自分自身に何が起こるかも気がつかないでしょう。
ですから、、夢という機能によって死ぬことのプロセスを毎日練習し実践して多くを学ばなければなりません。
生と死
肉体が生きている間に多くの事を学んだとしても、死について学んでいるでしょうか。現在でも、生まれ変わることさえも信じない人はたくさんいます。それは、死のプロセスを全く知らないからです。
我々は生まれたとき、5つの部分からなります
(魂) 我々の最も価値あるものです。ポジティブなものです。
(霊) 我々のすべての機能が含まれています。
(肉体) 私たちに与えられた実験室(ラボラトリー)です。
これがなければ進化のためのワークを行うことができません。
そして肉体は凝縮した物質でできています。
進化のためのワークとは、この凝縮した物質を洗練し、
さらに洗練して螺旋状に上昇していくことです。
この三つ、魂と霊と肉体の関係を簡単にいえば、肉体は霊の衣であり、
霊は魂の衣の役目を果たしています。
そして肉体の洗練と霊の洗浄は二人三脚のようにともに進んでいかなければならないものです。
(エゴ) 魂と反対の力、全くネガティブなものです。エゴは、我々の心理に誘惑を与えます。
それによって行動、動きが始まります。
(運命)私たちは原因と結果の法則によってこの運命というものが個人個人与えられています。
これは私たちの人生のプログラムのようなものです。
この運命の中に、カルマ(業)という私たちが払わなければならない借りと、
ダルマ(法)という私たちが受け取るべきものがあります。
この運命は私たちが生まれたときから左手に刻まれています。
ですから左手の手相は変わりません。
しかし右手の手相は、これはだいたい七年のサイクルで変わっていきます。
そうすると、ここで運命はすでに記されています。
しかし与えられた運命プラスある一定量の自由というものが与えられ、
私たちの知識と行動によって、それを少し変える自由というものが与えられています。
エゴと性エネルギー
人間は生まれた時から、エゴを持っています。進化するための知識というのは、エゴを排除しながら、心理を浄化することにあります。
で最も基本となるものは、心理浄化のためのです。それらを実現するために性があります。
これらのプロセスが行われるのが、我々の肉体というラボラトリー、研究室です。
ですから、肉体がないといことは、実践する研究室がないということです。
この肉体の重要性を自覚すれば、外見が全く重要でないことが分かるでしょう。
前世
前世を知るということは重要です。また夢を通して知ることも可能です。
3歳から5歳までは前世の記憶を持っている可能性があるので、
その頃に何を話していたかを両親に聞いてみても分かる可能性はあります。
また、古代文明や他の国の写真集を見て、自分の中にどのような反応があるか観察してみます。
どの国の言葉に惹かれるかでも分かります。
さらに幽体離脱をして、時を超越して自分の前世を見ることもできます。
思い出すために、記憶を活動させるエクササイズもあります。
記憶力を開発するマントラ
RA−OM GA−OM AAAA
ラー オム ガー オム アーン
※「アーン」と発音する時に、手のひらを背中の肺の位置、肩甲骨の付近に当てると、
肺の部分が振動しているのが分かります。
この振動によって、その部分の血液循環も促しているのです。
第五回 超常感覚機能
多くの人は、高等な進歩を望んでいます。
このような願望によって、外側にも内側にもあらゆる種類の進歩を求めます。
我々は魂と霊と肉体からなっています。
魂
我々の中で最も価値あるものが魂です。魂は我々の内なる火であり、光を求めるために我々を押す存在です。
大地に植えた一粒の種が、芽を出しているのと同じです。常に太陽の光を求めているのです。
我々の魂は何度も生まれ変わりながら、常に光を探し求めます。しかし、すべての人が光を求めているとは限りません。
感性を鈍らして固い殻に閉じこもって、高等なものを求める願望を失ってしまった状態の人もいます。
我々は全員、魂を持っています。そしてサイキスを持っています。また、肉体も持っています。
肉体
我々の肉体は、最も凝縮された物体のなかでも固いものです。肉体は常に物質を探し求めます。
人々の中には、物質的な面が強くなってきて、魂の言うことさえ耳を傾けなくなっています。
そうなると、人生の中で快楽のみを探し求めます。また物質的に楽な生活を望みます。
さらに、魂が求める内的な進化には、全く興味がありません。
光を求める人々
光を求めている人たちがいます。水瓶座の時代は光の時代です。この光の時代に生まれた人々は、叡智を探し求めています。
そうすると、常に絶え間ない光を求めて戦いが始まります。
知識の必要性
色々な機能を開発するにあたって問題になるのは、常に正しい情報の不足です。知識がなければ正しく進むことができないからです。
知識がないと言うことは暗闇の中にいるのと同じです。
霊媒者
日本でも霊媒者は多くいます。霊媒的な機能を開発した人です。
一般に、意識が目覚めているわけではありません。とても表面的な表現にとどまりがちです。
何かを感じても、それを理性的に表現して伝えることが出来ません。知識不足だからです。目に見えない次元には、色々な存在がいます。
幽霊や悪魔や生きている人のアストラル体もこの次元にいます。これらを判断しなければなりません。
一人の霊能者が、幽霊と魂の区別をどのようにつけるのでしょうか。
パーソナリティのエゴをどのように判断が出来るのでしょうか。
そして本当のETか、または悪魔が変装したETなのか、どのように区別することが出来るのでしょうか。
このように目に見えない次元の言語を知らずに、その次元でどのように物事が起こるかという知識を持っていなければ、
決して理解することはありません。
重要なのは知識を持つこと
目に見えない次元で、何が起こるか、誰と話しているのか、知るための情報を得ることが必要です。
多くの人々は霊媒や超常感覚機能の開発をしたと言うだけで、優れた段階にいると考えてしまいます。
すでに聖人ではないかと誤解します。しかし、ここに大きな問題があります。
それらの超能力者や霊媒達に従う人々も知識が不足しています。多くの場合はに人々は騙されてしまいます。
お稲荷さん
我々の道を違えさせる、惑わすものの象徴としてお稲荷さんがあります。
神社などの参道に、祭壇の手前などにお稲荷さんのほこらがあります。
それで意味するのは、お稲荷さんを通過することがなければ、祭壇まで達することができないということです。
お稲荷さんのいる場所から、本当の祭壇までの間に、我々は偽りの目的に道を違える可能性を持ちます。
お稲荷さんというのは、単にキツネの石像があるというだけではないのです。それを象徴する意味が重要です。
キツネは悪知恵が働くからです。例えば、お稲荷さんは消費生活がそうです。偽りの教義がそうです。
商業化した宗教がそうです。現在は、とてもたくさんのお稲荷さんが存在します。
そして、我々は社会の中で誰の言うことを信じて良いのか分かりません。知識不足だからです。
偽りの指導者
多くの人々は超常感覚機能を持っている人の後を追います。
それで何らかの表現を見ることが出来るからです。
超常感覚機能を持っている本人も自分は特別な存在であると考えるようになります。エゴがあるからです。
人々から崇められることによって、エゴが増長していきます。虚栄心が入ってきます。
人類を導くリーダーであると思います。聖人であると思います。さらに、搾取を容易にさせるように導きます。
ノーシスの目的
ノーシスの目的というのは、目を開けるための正しい知識を提供するものです。もう騙されないようにです。もう搾取されないためにです。魂を開発するためでもあります。我々が、この地上に存在している1つの目的があります。
それは高いところからきた、この魂が進化を遂げるということです。ですから、我々のまわりにあるすべて、日常生活や仕事、結婚生活などにおいて、魂に経験させて学ぶための手段なのです。しかし、多くの人々が簡単に、偽りの目的の方へ道を違えてしまいます。
知識と超常感覚機能
超常感覚機能を開発することは、大変重要なことです。しかし知識を得ることの方がさらに重要なことです。
また、調和的な開発の方が興味深いことです。
超常感覚機能だけを開発しても、何を見ているのか、何が起こっているのか理解することができません。
反対に知識だけ受け取っても内的な開発がなければ、バランスがとれません。しかし知識は超常感覚機能よりも高等なものです。
知識は魂から来るものです。超常感覚機能は、霊に属するサイキックなものです。それは、魂はサイキスよりも優れたものだからです。
魂は、超常感覚機能を超越することが出来ます。その上、知識によって意識を開発するということもできます。
それぞれの部分の特性
魂
魂の主要な原子は、心臓の左心室に位置します。それが司令室の働きをします。これがヌースと呼ばれる原子です。魂のエネルギーが我々の血を循環して、体中と交信します。ですから、血は我々の魂の乗物であるといいます。
さらに、一つ一つの細胞の中に、魂のエネルギーが宿っています。この魂のエネルギー、意識であり、また生命、幸福などです。
すべての人が持つものです。魂は言葉では、説明が及ばないものです。ただ絶対から来たものであるということです。
それは、すべてを可能にする力です。魂の何らかの表現によって、我々が魂の存在に気づきます。
魂は、すべての力を持ち、どこにでも存在するものです。
魂の力を打ち出すために我々がしなければならないことは、魂を開放することです。魂は霊の中に、また霊は肉体の中にあります。
そして、我々の魂を閉じ込めているものはエゴです。
エゴ
魂はエゴによって、分厚いガラス瓶の中に閉じ込められている状態になっています。
我々の宝でありながら、そこに閉じ込められています。
ですから、我々がしなければならないことは、エゴを排除しながら光をさらに取り入れていくということです。
そうすることによって、徐々に魂が表現をしていきます。
幸福
幸福は魂の特性です。多くの人が幸福を探し求めながら、見つけることが出来ません。
幸福は快楽の中に求めようとするからです。肉体の快楽を求めます。しかし、肉体は幸福の住む場所ではありません。
幸福は我々の魂の中を探さなければなりません。そして、初めて幸福を発見することが出来ます。
魂の栄養
魂を助けるものとして、第一に性ホルモンがあります。魂は生命だからです。性エネルギーも生命です。
すなわち、生命は生命を栄養とします。性エネルギー昇華をするということは、我々の魂の栄養となり、魂の強化となります。
愛
献身的、犠牲的行為も魂の栄養になります。このような行為は、愛を実践することだからです。「愛」も魂の原理です。
ですから「神は愛である」とよく言います。この時の「愛」は官能的な愛ではありません。情欲的な愛でもありません。
欲望の愛ではないのです。犠牲の愛です。これが「愛」という言葉の本当の意味です。「赤い薔薇」は愛の象徴です。
なのでトゲを持ちます。犠牲の愛だからです。
音楽
洗練された音楽も魂の栄養となります。音楽はバイブレーションだからです。そして、洗練された音楽は天体の音階です。
そしてこの宇宙は、音楽によってなっています。このように振動である音楽は魂の栄養となります。
自然界
自然界の中での生活も魂の栄養となります。庭をきれいにしたり、山を歩いたり、美しい景色を眺めたりすることです。
日本民族は、神秘的な要素を持っています。その理由の一つには、伝説を多く守っているからです。多くの家には庭があります。こうして自然と接することは、感性を磨くことにもなります。また、着物を見に付けるということにも、儀式のような心構えがあります。着物は絹と金で出来ています。我々の魂も金に例えられます。このように、伝統を通して魂は、少ない量にしても栄養を受け取ってきました。
魂はゴミは受け取りません
魂に反するものは、拒絶します。我々の魂は、意識によって機能します。ですからゴミを受け取らないのです。
しかし、多くの魂はビン詰めになっています。衰弱していることもあります。それでも魂は、ゴミを受け取りません。
心理・サイキス
心理は魂とは異なった機能を持ちます。我々のサイキスは、受動的なものです。マインドの機能を持っているからです。
マインドというのは、与えられるものを何でも受け取ります。街頭で見た広告もテレビのコマーシャルもすべてマインドは記憶しています。
ですから、受け取る印象を選択しなければなりません。そうしなければ、我々のマインドは全く汚染されてしまいます。
サイキスの機能として魂に近いものは、意志・記憶・感動・インスピレーションなどです。
これらの機能は、魂のエネルギーが霊を通して表現したものだからです。
誰でも、意志・記憶・深い感動・インスピレーションは持っています。インスピレーションはハートに宿ります。
想像(イマジネーション)と意志は、エーテル体に宿ります。そこで重要なのはイマジネーションです。
意志の強さとイマジネーションが調和の元に組み合わされて初めて、すべての機能の成功を導きます。
そして、意志を持たない人はいません。意志の不足によって、無気力の状態になります。
無気力というのは、すべての機能を停滞させます。
活動
日本は工業を開発してきました。とても速いスピードで開発しました。絶え間ない活動です。全員が働き、全員が勉強してきました。
この活動を通して、経験を受け取ることができます。ですから何も行わない人、実践しない人には決して何も学ぶことはありません。
中には、間違うのではないかという恐怖によって実践しない人がいます。そうすると、結果的に停滞してしまいます。
恐怖心が発展を妨げます。
超常感覚機能
魂のエネルギーとして、霊に表現するものとして、霊的な機能、超常感覚機能というものがあります。
この超常感覚機能は誰でも開発することができます。この機能は、心理に属するもので魂に属するものではありません。
ですから、サイキックな機能を開発したからといって、魂が進化したとは限りません。
例えば、サイキックな機能を開発しても悪い方向へ使う人も多くいます。超視覚を持った人がそれらの機能を営利の目的に使う事もします。
しかし、魂は商業と何の関係もありません。魂はお金を必要とはしません。
注意すること
ノーシスでは超常感覚機能をまじめにとらえています。ですから、自分の身体をコントロールすることを習います。
サイキックな機能を開発しながら、魂との調和を保つということです。ですから、霊的な表現を通して遊ぶことをしないでください。
目に見えない次元での物事は大変まじめなことです。
多くの人々が、サイキックな機能を使っての見世物を望んでいます。空中浮遊を見たいと思っています。
また先祖の霊を呼び出したいと思っています。これらを見ているだけで満足してしまいます。
ノーシスでは、超常感覚機能を開発する前に、知識も提供します。
それによって、超常感覚機能を開発して何に使うべきか知ることができます。
超常感覚機能には個人差があります
サイキックな機能の開発は感性の鋭敏度によります。一ヶ月で出来る人もいれば、五ヶ月後にやっと出来たという人もいます。
しかし日数は重要ではありません。調和的に開発するということが大変重要になります。
魂・霊・肉体
我々の魂は能動的です。そしてサイキスは受動的です。
我々の肉体は、すべてのプロセスがなされるラボラトリ(研究室)のようなものです。
魂は太陽エネルギーです。サイキスは月のエネルギーに属します。すなわち、能動と受動です。
肉体は、すべてがプロセスされる場所です。そして地球に属します。このように、我々は太陽・月・地球を持っています。
我々のサイキスというのは、肉体と魂の媒体でもあります。すなわち、サイキスは魂と肉体のバランスを取るべきものです。
魂と肉体との問題には、心理の摩擦が起きます。肉体のことは良く知っています。肉体の栄養となるものは固体と液体と気体です。
望むものすべてを食べることができます。なぜならば、動物のように食の法則に拘束されていないからです。
動物達には理性がありません。動物本能によって行動します。しかし、人間は理性を持ちます。自由も持ちます。
そして、与えられた自由を大いに生かさなければなりません。いかに、魂に栄養を与えるかということを習わなければなりません。
有機的に害のあるもの
ドラッグ
覚醒剤がそうです。脳神経を破壊します。このようなドラッグは神経系統を刺激します。その刺激が強すぎて、強制するまでに至ります。
それによって、衰弱させてしまいます。そうすると、このような神経衰弱は脳細胞を冒していきます。
ドラッグを使ってのサイキックな機能開発は、全くの間違いです。エクササイズや瞑想で脳神経を刺激することが出来ます。
ですから、ドラッグは全く必要ありません。
アルコール
過激なアルコールの量も脳を冒します。アルコールはニューロン(神経細胞)を爆発させます。
我々の頭脳というのは、マインドのプロセスを表現することの出来る重要な臓器です。
アルコールによって、知性・理性・インテレクトを表現するための道具を破壊してしまうことになります。
我々に必要なものですから充分に世話をしなければならないものです。
豚肉
豚肉も決して食べないようにお勧めします。豚肉のエネルギーは大変低いものだからです。我々のホルモンに悪影響を与えます。
豚肉を食べることによって、性ホルモンを栄養とする魂の栄養さえも奪ってしまうことになります。
肉体と霊と魂の栄養
しかし、我々の注意力のすべてを肉体に向けるわけにはいきません。霊や魂に注意がいかなくなってしまいます。
肉体は、生命のプロセスを行う場所として重要です。かといって、肉体にすべての注意を注ぐ、重心を置くことは望ましくありません。
肉体の為だけに我々は、一生を暮らすことは出来ないからです。
精神異常の人に肉体の栄養を与えても、病気は治りません。そこでの病気は、心理的なものだからです。
サイキスに栄養を与えれば、肉体を支えます。さらに、魂に栄養を与えれば、魂はすべてを支えます。
最も重要なのは、魂・霊・肉体のバランスです。
そして、一つ一つに必要とする栄養を与えるということです。このようにして、完全な開発を成し遂げることが出来ます。
肉体も超常感覚機能の開発に役立つものです。我々の肉体はサイキスの開発に役立つものです。
肉体に、この性エネルギーが宿ります。性エネルギーを使って、超常感覚機能の開発をすることが出来ます。チャクラの開発ができます。
肉体を使って言葉を発音して、マントラのバイブレーションを使って超常感覚機能を開発することができます。
肉体には脳下垂体があります。これが第三の目といわれる超視覚と関連を持ちます。
すなわちこの内分泌腺を開発することによって超視覚を開発します。
太陽神経叢と呼ばれる神経が集中したものが、へそのまわりにあります。これはちょうどレーダーのようなものです。
これを開発することによって、テレパシーの送信ができます。そしてテレパシーを通しての情報は、神経を通して脳に伝えられます。
開発するためには
サイキスの汚れであるエゴを洗浄しなければなりません。エゴを洗い落とすのです。情欲も、妬みも、憎悪や嫉妬心、虚栄心などの汚れです。エゴを落とすことによって、魂が解放され自由になります。
ノーシスの目的は、魂を解放することです。
そして重心を魂に置き、人生の中のすべてのことは、この目的のために使わなければいけません。
魂を起源としてすべては始まったのです。
我々が経験を積んで魂の故郷へ戻ることです。そのための開発であることを忘れてはいけません。
魂を解放させなければなりません。
第六回 生と性
我々は今、地球上で生きてる。
この地球は現在第5番目のサイクルを過ごしている。
地球の歴史
第一の時代 ポーラ時代 (今から四億五千万年前)
第二の時代 イーベル ポーリア時代
第三の時代 レムリア時代(ムー大陸の時代)
この時代になると創造物も物理的な表現がとられてきたため、多くの痕跡が残っている事から人々に知られている。
地球の若いこの時代は、動物達は恐竜、植物も大変巨大な時代でした。人類も平均して8mの身長でした。このムー時代は、今から約1,800万年前に終わり、そして第四の時代アトランティス大陸が現れました。
この時代の人類は3mから4mの身長でした。この大陸は何度かの天変地異で沈み、最後の島ポセイドニス島が沈んだのが約一万年前、地球のサイクル(第四の時代から第五の時代)が変わる時に知識を持った人々は、第五のサイクルの人類に、進むべき道を示す為に知識の伝達の為に、色々な地域に移民しました。(人々を導く賢者達)
現在のメキシコの位置にトルテカ族 マヤ族が移民しました。
アジアには現在のゴビ砂漠の位置から7つの部族に分岐して、アジアの多くの国々を造っていきました。その一つに起源が謎とされているクメール文明、アンコールワットがあります。
このようにして人類が進化するために不可欠な知識の伝達が、多くの文明を通して保存され伝えられ今日に至っています。現在ではその役割を<ノーシス>が行っています。
アトランティス人によって刻まれたアステックカレンダー
アステックカレンダーは、一枚岩に彫られたもので、直径3m40cm、重さが25tもある大変大きなもの。
最後のサイクルを預言したものが、聖書やノストラダムス又メキシコの聖なる書などに書かれているのがよく知られているが、このアステックカレンダーにも地球のサイクルが記されている。その預言によると
「ムー大陸が火によって終わり、アトランティス時代は水によって終わり、現在の第5の時代が始まった。この時代は2000年を前後として終ろうとしている。そして第6の新しい時代、第7のサイクルと続き、地球は終る」
世界中の遺跡は
エジプトのピラミッド 古代ギリシャ
など他にも色々あるが、地球上の人々を教育する、正しい人生の道を歩むことができるように、その知識を伝達した寺院が、今遺跡として残っています。我々は今エレクトロニクスの時代に生きています。そうすると人間の頭脳は、高次的な高い知識を吸収するための準備ができているといえます。特に日本はダイナミックな、この時代を開発し展開していく、その躍動的な時代を生きているということを、認識する必要があります。そしてこの時を建設的、クリエイティブに活動することによって限られた人生を有効に役立てることができます。
人生の勝利と敗北
人間は性のコントロールによって一人一人の人生が勝利、また敗北の道をたどるようになる
(日本ではほとんどの人が性のコントロール方法を知らない)
五芒星は人間(小宇宙)を象徴している。
人間は(ミクロコスモス)主要な5つ(魂・肉体・運命・エゴ)をもって生まれてくる。
車はガソリンによって、そのエネルギーによって動いている。運転する人はその車を使って目的地に向う。
人も車に例えられる。車を動かすガソリンエネルギーを人間も持っている。それが性エネルギーである。
多くの人はこの性エネルギーという大事なエネルギーを持っていながら忘れている。(正しい操作をしていない)
地球上の人々は、性エネルギーを知ることは、あまりにも重要である。
この性エネルギーは人間を再生し、健康を維持し、脳細胞を活性化する。車がガソリンで動くように人間を動かしているのは、
この生命エネルギーである
性エネルギーとは
神聖な性エネルギーを上昇させると、創造的クリエイティブなポジティブな力となる。
下降させると、ネガティブな陰性の力となる。多くの地球人は消耗させている。
我々の性ホルモンの成分にハイドロジン水素がある。このエネルギーは我々が生まれた時からもっているもの。
性腺から分泌される性ホルモンは、他の全ての内分泌腺に栄養を提供している。
性腺と脳下垂体は神経系を通して直接繋がっている(脳下垂体人間の心理をコントロールする)
健康状態もその人の性エネルギーに由来する
心理的j問題も性に由来する。
性の基本的3段階
1.スーパーセクシュアリティー → 創造的性 性エネルギーの昇華(ホルモンのフィードバック)
白タントラ シバとパルバディーの結合は、創造クリエイティブな神々の性を象徴している
2・ノーマルセクシュアリティー → 生殖機能としての性
灰色タントラ
3・インフラセクシュアリティー → 退廃的性 ポルノ
黒タントラ
ポルノグラフィ
・本人は自覚していなくても性エネルギーを消耗している
・ギリシャ、ローマの文明などが退廃し性のオルジィーで終ったように、性の退廃は一つの民族、一つの国を滅亡させる
・日本近代文明の社会においてもポルノが氾濫している。そして人々は性に関して全くの無知という所に多くの問題が起きる
ポルノ→快楽→性的暴力に導く
性エネルギーの消耗は
・インポテンツ不能は、劣等感を引き起こす基となっている、そうすると女性を卑下する
・性問題は他の問題の根底に潜んでいる。例えば、バイセクシュアル ホモセクシュアルは性の退廃から起こるもの
・世界中で一般的な2つの病気、ガンと精神異常、この両方とも性ホルモンの不足が原因
性エネルギーの正しい知識がないと、人生を何も理解できないことになる。部屋でいつも使っている電気の光も陽極と陰極が中和されて電気の光が生まれている。なので人間も陽極(男性)と陰極(女性)が中和することによって、光を生じさせることができる。
ノーシスの性(高等な性)
@肉体的に性エネルギーを決して消耗させないこと
A心理的(サイキック)
心理的有毒成分の洗浄に使う
↓
妬み うらみ 肉欲 虚栄心 プライド 所有欲 怒り 恐怖 物欲 金銭欲など
B自分自身の性ホルモンを再吸収するもので、性ホルモンのフィードバック、洗練につながる
性ホルモンのフィードバック(性エネルギー昇華)による利点
・健康を取り戻す
・生命力を取り戻す
・活動していなかった脳細胞を活性化できる
・知性の開発につながる
・性エネルギーを昇華することによって、体内に大変なエネルギーが蓄積されていく
・エネルギーを脳とハートの位置まで上昇させることによって性エネルギーは下半身に溜まることがなくなるので性的(肉欲・情欲)
なものをひきつけることがなくなる。従って誘惑にひきつけられることもなくなる
・マスターベーションも避けることができる
・夢精も避けられる
・中絶を避けることができる最良の方法
・人工的な方法を使わずに避妊するテクニック
このようにノーシスの性は多くの性問題を避けることができる
ノーシスでは宇宙の神秘の扉を開く鍵を提供し、それを実践することによって高い次元に達するための乗物を準備(第六の時代)することができる
第七回 生活の中の音楽
音楽が我々に豊かな生活を与えてくれます。さらに心理的にも変革し、魂をも豊かにします。
ノーシスでいう音楽は、高等な音楽のことです。芸術が不滅の価値観を気づかせ、我々は価値観を変換することができます。芸術は、魂の美しい表現だからです。
自然と創造とインスピレーションを伴った美しい表現です。
洗練していくことの重要性
人間が心理を洗浄することがなければ、鈍感になり獣のようになっていくでしょう。
古代アステカ帝国でも、現実を変えることができずに退廃していきました。そして最終的にはスペイン人の奴隷となりました。
洗練した人間は、犯罪を犯すことはありません。この場合の洗練とは心理的なものです。インテレクチャルなものとは違います。
つまり、インテレクチャルな洗練とは、頭だけのことで科学者や医師や文学者という肩書きだけを持つ人々のことです。
これは心理的には役に立ちません。
いつも人生の中にある美しいものに目を向けましょう
ノーシスでは、洗練された音楽を普及することを目的とします。ロックやポップスや演歌、歌謡曲などを排除していきます。
しかし、そのかわりにベートベンやモーツァルトなどの音楽を与えます。これが不滅の価値観への変換です。
しかし、この変換は一夜にして出来るものではありません。心理的に準備が出来れば、徐々に開発していくことができます。
ロックは、科学的にも消化器官に悪影響があります。そのほかにも、脳細胞を破壊します。
高等音楽は脳細胞だけでなく、内分泌腺も活動させます。さらに、体の調和もとれてきます。音楽の起源は神聖なものです。
多くの次元を持ちます。ですから、芸術の中でも特に音楽は重要な意味を持っています。しかし、それに反して現代の音楽は商業化されています。我々はこれを理解して判断して、音楽を選ばなければなりません。
それにはバイブレーションの質を知ることです。
現代は商業的な音楽が多く、現代は低次な部分に共鳴する音楽が多い
ノーシスがおすすめする作曲家
モーツァルト、ベートーベン、バッハー、ワーグナー、ヘンデル、ヴェルディ
すすめられない作曲家
パガニーニ パガニーニは、バイオリンで貴婦人に誘惑を与えた「悪魔のバイオリニスト」と呼ばれています。大変悪魔的です。
タルティーニ
トルティーニ
チャイコフスキー 美しい曲もあるのですが、彼自身の心理的問題が投影されているものもあるので選ぶ必要があります。
現代音楽
現代のほとんどの作曲家は、退廃しているので良いものが少ないです。
ジャズ
ジャズは黒人の奴隷から生まれました。ということは、とても苦しんでいる感情から生まれました。
そして、感傷的な慰めはすぐに広まりました。
それぞれの楽器の効用
楽器の種類によって、バイブレーションは違います。現代はエレクトロニクスの楽器が存在する時代です。ですから、今まで活動させることのなかった脳細胞まで活動させることができます。しかし、良い影響があるのは洗練された曲のバイブレーションです。ですから、どんな種類の音楽かによって、大きく振動の違いがあります。例えば、エレクトロニクスの楽器でバッハを弾けば脳細胞を活動させます。反対に、この楽器でロックを演奏すれば、脳細胞を破壊していきます。音楽のバイブレーションが物質にどのように影響を与えるかという実験も多く行われています。良いバイブレーションは我々の胸から上に上昇させるように共振します。そして、ロックやジャズのような低いバイブレーションのものは、我々の腰から下に共振させます。
高等芸術は、表面的な感覚を超えます。それは、人間の洗練に関わることだからです。
第八回 我々の魂の起源
我々は自分のことをどれだけ知っているのだろうか
自分が何であるかを知ってはじめてすべてを使うことができます
創造の目的は我々自身を知ることです
自分自身を知るとき、宇宙を知ることになります
我々の肉体が地球を表わします
地球の70%は水です。人間の70%も水分です。
地球の石油 → 肉体の血液
地球の金 → 肉体の神経系
地球の銀 → 我々の心理
魂
魂は太陽に属します。心臓の左心室の一原子に宿っています。我々は植物と同じように太陽を求めます。
太陽は叡智です。光です。それが神の表現です。父の表現です。魂も父を探し求めます。
霊
霊の中には色々な成分があります。エテリックな成分です。エーテル成分によって肉体の臓器が機能します。
4つのエーテルの成分があります。
1.化学エーテル
有機体への生理機能(消化吸収・解毒)
肉体に伝えるために本能センター(尾てい骨あたり)を通す
その他に体温維持の役目がある
2.生命エーテル
生殖機能に作用する
性センターを通して肉体に作用する 肉体を通して生殖をする
細胞の再生に作用する
3.反射エーテル
我々の創造と意志、記憶に関連する
脳と脊椎に働きかける(超常感覚機能にも働きかける)
4.発光エーテル
オーラの原料となる色・光・バイブレーションに作用する(超常感覚機能にも働きかける)
人格・パーソナリティ
生まれた後の環境によってパーソナリティを形成する。生まれてから7年で第一段階のパーソナリティが出来る。人格は人間の殻のようなものです。何回もの転生によってバランスを取っています。
女性としては男性として生まれることによって、進化のためのバランスを取っています。
女性は受動的な要素を持ち、男性は能動的な要素を持っています。
創造のバランス・調和
誰でも二つの要素を持っています。
肉体が女性 → アストラル体は男性形
肉体が男性 → アストラル体は女性形
我々は単に肉と骨と細胞と原子からなっているのではなく、基礎となる魂・霊・肉体とそれぞれの間にある多くの成分を持っています。
存在の目的
我々は知るために存在します。自然の価値を知ることは自然の価値を自覚します。価値を知らないと破壊してしまいます。
我々は所有のために争いをします。しかし、何一つ人間のものではありません。この肉体でさえ借り物です。
我々は内的創造を始めなければなりません。
我々の内なる三位一体
我々のハートに父があり仙骨の位置に母がいます。子にあたるものが性腺にいます。子と母と結びついた時、父に辿りつくことになります。
脊椎と脳とハートまでのエネルギーの上昇を象徴するものに杖があります。
創造主が宇宙を創ったように、我々も自分自身の中に宇宙を創ることができます。
それによって人間が神々になることができます。この仕事は自発的なものです。
そのために肉体も霊もエーテル体も与えられています。我々が何をするのかは選択の自由があります。
しかし、意識的に進化をしないのであれば退化することになります。
そうなると、人間の体は与えられません。宇宙のどこかの水・鉱物・植物になって存在するでしょう。
人間以上のレベルに進化することはないということです。
第九回 預言と予言
はじめに、我々はいつでも、未来に何が起こるかと言うことに対して心配をしています。予言というものは、近い将来に起こりうることを知り、その為の準備が出来ます。すべてに解決策があります。
しかし、その予言という情報を区別しなければ、振り回されてしまいます。
予言・天啓・預言
予言
予言(PREDICTION)といいます。多くの直観を通して得られるもの。
天体の動きを研究し、その数学的動きや影響によって、どのようなことが未来に起こるか知ることもできます。
(占星術・天文学など)
統計などによって、将来どういう動きになるかを知る。
(経済学者の計算による予測・統計による地震予知)
この種の予言は、必ず成就するとは限らないものです。変化する可能性があります。良い方にも悪い方にも変化すると言うことです。
それは、我々には一定量の自由というのが与えられています。
その自由の使い方によって、運命さえ変えてしまうことができます。
自分自身の行動を選択することによって、変化させていくことができるのです。
多くの人は、この予言を預言と同じに考えてしまいます。
天啓
天啓といわれる神聖な啓示というものがあります。
神秘の中で、これから起こることをあらかじめ啓示されると言うことです。
聖書の黙示録は、天啓によるものです。預言の書ではありません。
このような、啓示も変化する可能性があります。
例えば海外旅行をしようと計画していると、その飛行機が落ちるという啓示を受けたとします。
そうすると、当然その飛行機には乗りません。ですから、その啓示は一つの事故を予防するために役立ちます。
天啓というものは、すべて起こりうる問題や危険というものを、避ける目的で啓示されるものです。
ノーシスでも多くの啓示が与えられます。人類の神秘を示すということです。この啓示の意味は、神秘を明かすということです。
予知
予知(PREMONITION)といいます。個人的な内容になります。感情的な内容や直観力や夢で感じます。
感受性の強い人が感じます。
預言
預言(PROPHECY)といいます。預言は神聖な起源を持ちます。
この預言は、全人類に与えられた起こるであろう約束であるといわれています。
神聖な預言である場合には必ず成就します。
昔の王や天皇の言葉がそうであったように、一度その言葉が発音されたからには、変えることはできないのです。
しかし、偽りの預言者というのも存在します。
ですから、すべての預言を調べて、正しいものだけを保存し役に立たないものは排除することが必要です。
2000年前には、救世主がやってくるという預言がありました。
預言者イザヤが預言したことです。そして、それは成就しました。イエス・キリストが生まれ、預言の通りに経過しました。
また、聖書には我々が生きている時代で起こる週末の預言もされています。
しかし、イエスが言うように、その時は誰一人として知る者はいない。それを知る者は、聖なる父のみである。
そして、それを知らせる前兆はいくつかあります。戦争であり、大地震であり、飢餓などがあります。
また、救済のためのキリストのメッセージを伝える者がいなくなった時に、それが間近に近づいている前兆です。
偽りの預言者
それは、人類を驚かすために、天変地異があると脅かしたりします。偽りの預言は、何一つ解決策というものを与えません。
つまり解答を与えないのです。ただ人々をパニックにさせるものです。
例えば、以前に富士山が爆発するという偽りの預言がありました。
富士山が爆発すると、公に公表しても何をすべきか、解答が示されませんでした。それでは何の役に立ちません。
アンチクリストが誰であるのか
この世界で全ての混沌の責任は、誰にあるのかを明かしていきましょう。隠れた敵は誰であるのかを明かしましょう。
「黙示録」で「獣」と呼ばれる者が何であるかを明かしましょう。
「黙示録」で「666」によって表わされる「途方もない売春婦」と呼ばれる獣のことを明かしましょう。
さらに「アンチクリスト」が誰であるかを明かしましょう。
「アンチクリスト」の誕生も預言されていました。そうすると、一人一人の人物が「アンチクリスト」であると思ってしまいます。
例えば、ヒットラーが「アンチクリスト」であるとか、ラスプーチンが「アンチクリスト」であるとか、
多くの説が流れましたがそうではありません。彼らは「アンチクリスト」に使われた道具です。
「アンチクリスト」とは、一人の人物ではありません。大変ネガティブなエネルギーです。
この力が、人間の力と霊を自由に操るのです。多くの政治家たちを腐敗させていきます。そして、人類をだまします。
ノーシスでは「アンチクリスト」の多くの表現というものを見ていきます。これも一つの啓示です。
ノストラダムス
人類に道しるべを与えるために、ノストラダムスが現れました。
偉大な超視覚者で、このサイクルの終わりまでを、美しい詩の形式で「諸世紀」という題で表わしました。
ノストラダムスによれば、1999年7の月に恐怖の大王が降る。
また別の天体が接近することによって天変地異があるということを予言しました。
ノストラダムスは、公式の預言者としての役割は持ちませんでした。
すなわちノストラダムスの予言は変化する可能性を持つということです。
ノストラダムスの前世の一つは、聖書に出てくる預言者イザヤでした。イザヤは、イエスの誕生を預言しました。
そしてこの預言は成就しました。ノストラダムスは、約400年前にフランスで生まれました。大変崇高な魂です。
人類の苦しみを和らげるために、医師として生まれました。その時代の疫病の治療にあたりました。
人類の持つ自由
我々の魂には、長い年月の歴史があります。何度も生まれ変わってきました。
生まれたからには、役割というものを持っています。
我々が地球に生まれたということは、この地球は進化するために、最も良い条件を備えているからです。
地球は、ポジティブな力とネガティブな力、陰と陽の力が働いています。我々は、その中間にいるのです。
そして行動の自由があります。ですから選択の自由もあります。
例えば、本を買いに書店に行ったとします。そうすると、天使たちが「神話の本を買いなさい」と耳元でささやきます。
しかし一方の耳元でアンチクリストが「そんな本はやめてポルノ雑誌にしなさい」とささやきます。
ここで、決心するのは誰でしょう。自分自身です。誰も強制することはできません。我々には自由というものがあるからです。
この自由は神聖なものです。この自由を使って、進化することも退化することもできます。
我々に与えられたもの
自由を活かすために、多くのものが与えられています。
インテレクト・理性・知性・直観・意識などです。
これらを使って、責任ある行動を取ります。
そして、習得し学んだことをすべてポジティブに活かすことが重要です。
この地上における、アンチクリストの戦いはひどいものです。
すべての宗教を腐敗に導き、多くの国を崩壊させ、多くの政治家を墜落させてきました。
人間の重要性
ポジティブな力は必ず勝るものです。そして、我々を助けてくれます。
なぜなら、創造の中で人間は、重要だからです。人間が創造だからです。
つまり、自分自身で何かを創り出すことを目的としているからです。
我々が人生に勝利するためには
地球のプログラムを遂行するために働く存在がいます。
それは、世界にノーシスを公開したサマエルのような人です。
このサイクルの終わりの時には、多くの援助が与えられます。
我々は、そのことを活かし努力をしなければいけません。
意志の力も重要です。
我々の持っているネガティブな価値観を、ポジティブな価値観に変えるために戦うことです。
我々の内側にあるエゴを捨てることです。これを実行すれば、勝利があります。
日本の役割
日本は、道案内として創られた国です。そのために、中国の叡智を受け取ってきました。
インドの哲学や科学も受け取ってきました。
それは一番若い人種だからです。日本は一度も侵略されたり、征服されたりすることはありませんでした。
蒙古襲来の時も、神風が吹いて日本は守られていました。そして現在は、すべてが日本に集中しています。
何のためでしょう?
それは、日本が人類のために使命を果たすようにです。我々が受けてきた恩恵に報いることです。
弘法大師が日本に持ってきた叡智を、中国やインドにお返しするためです。
ですから、弘法大師がもたらした光を、中国にお返しするしかありません。
日本が開発しているエレクトロニクスやテクノロジーは、世界から与えられた借りを返すためのものです。
古代ギリシャの話
古代ギリシャでは、哲学者に質問することが行われていました。そこには、多くの人々が集まります。
その中に、哲学者を騙そうと企てた男がいました。彼は、次のような作戦を考えました。
それは、一羽の小鳥を手の中に持ち、自分の手の中にいるものは何か質問をしよう。そして「小鳥だ」と言うだろう。
そこで次は、生きているか、死んでいるか質問しよう。
哲学者が「生きている」と答えれば、すぐに握りつぶそう、
また「死んでいる」と答えれば、そのまま開けば飛んでいくのが見えるだろう。
彼はそう考えていました。
そして、哲学者の前に行き、質問をしました。
「マスター、私の手の中にあるのは何でしょうか?」
「美しい鳥です」
「どういう状態でいるでしょうか?」
そうすると哲学者は答えました。
「その鳥は、あなたがそうであってほしい状態である。あなたが死んでいたらいいと思うなら、死んでいるでしょう。
また生きていてほしいと思うなら、生きているでしょう」
日本の未来も同じように、こうあってほしいと思う状態にあるのです。
日本において、現在は大変危険なj時期です。日本は、どんどん高齢化社会になっていくでしょう。
また、覚醒剤常用者やアルコール中毒の人たちは、10年後にはどうなるのでしょうか。
一方中国では、2秒に1人の割合で赤ちゃんが産まれています。中国では、10億人の人口を抱えています。
10年後は、日本の隣の国の大陸では若い男性で埋まっているでしょう。
もし、日本が借りを返さないのならば、中国の方で強制的に返してもらいに来るでしょう。
ですから、我々は請求される前に借りを返さなければいけません。
この借りというのは、物質的なものではありません。光の知識や精神的な価値を返さなければなりません。
日本は最後のチャンスを与えられた国です。
このチャンスを成就するために、高次の存在からの素晴らしいパワーが与えられています。
それだけ、重要な使命を持っているのです。アンチクリストもそれをよく知っています。
彼らは、それを死にものぐるいで阻止してくるでしょう。
なぜならば日本に光が溢れたならば、彼らは存在できなくなるからです。
ですから、我々は予言、天啓、預言をよく理解し調査して、それを活かしていくことが重要になります。
第十回 ノスティック人類学
人類学
人類の色々な分野を浸透し、網羅しているものです。
アカデミックな分野では、遺跡の発見調査をしたり、様々な時代の社会形態を研究しています。
社会人類学・人類考古学・歴史などがあります。
人類学者 カルロス・カスタネダ
今までのアカデミックな人類学者たちとは、違った角度から眺めて奥底まで研究した人類学者である。
そして、神秘学な魔術的な人類学を発表しました。
若い層の人達に人類学のあるべき方向を示し、多くの支持を受けました。
しかし、アカデミックな研究をくつがえしてしまうものだったので、アカデミックな学者や評論家たちからは、
多くの批判を受けました。
人類の歴史
人類の歴史は約四億五千年前から、地球に存在しています。
そして、地球も進化のプロセスを持ちます。7つのステップに分けることが出来ます。
その時代によって、それぞれの地形や動物や植物に特徴が見られました。
もちろん、人類も今とは違う特徴を持っていました。
それらの時代の変化は、化石と地図の地層などが証明しています。
その他にも、時代の変化と人類の進むべき道を示すために、知識の伝達がなされてきました。
アステックカレンダー
知識の伝達の1つがアステック・カレンダーと呼ばれるものです。
これは、大変すぐれた古代アステカ文明が残した偉大なカレンダーです。
このアステックカレンダーは1790年12月17日にメキシコシティで発見されました。
一枚岩を彫ったものです。重さは25tもあります。アトランティスの人々が石に刻んだメッセージです。
現在は、メキシコシティの国立人類博物館に収められています。
このアステックカレンダーには色が残っていませんが、その当時は鮮やかな色が施されていました。
さらに、アステック・カレンダーには中央に舌を出している太陽神トナティウがあります。
このトナティウの上と下に、それぞれ4つの四角が周りを囲んでいます。
これらが、5つの時代を表わしています。
ポーラ時代
約四億五千万年前の時代です。人類は透明で霊気的な存在でした。男女の差はなく両性具有、アンドロギヌスでした。
自分自身で子孫を増やしていました。
イーベルポーリア時代
第2の時代です。アステカ文明では、第2の太陽と呼ばれていました。
この時代の人類は少し凝縮した状態になり、ゼラチン状のようになっていきました。
ですから、ポーラ時代やイーベルポーリア時代には物質的な痕跡は存在しません。
レムリア時代
ムー大陸の時代です。物理的には、現在のミクロネシアやオーストラリアを含む南太平洋に位置しています。
この時代になると創造物の物質的な表現が見られます。つまり動物たちや植物、また恐竜も出現しました。
たいへん巨大な時代でした。さらに、大きな人類である巨人族がいました。
なぜ、このような巨大な生物が存在したかというと、地球が若い時代だったので多くの栄養を必要としていたからです。
そして、このムー時代の中期に人類の男女の性別が出来てきました。
アトランティス時代
水を表すシンボルで記されています。スペインの位置からブラジルのアソレス諸島の大西洋に存在していました。
この時代の人類は、3〜4mの身長がありました。
アトランティス大陸が完全に沈む前に、第5の時代を創る人々がアトランティスから移住していきました。
第5の時代
そして、中央にある太陽神トナティウで表わされています。現在の人類がいる第5の時代です。
この第5の時代は、火山の大爆発や大地震、さらに飢餓によって終わるとされています。
しかし、本当に終わるのではなく第6の時代が準備されているということです。
第6の時代
この地球上に第6の太陽である、第6の時代が記されています。すべて同じ人種で、コラディーと呼ばれます。
紫色の人種で、身長はもっと低く小さくなります。
なぜならば地球がもう年を取ってきているので、多くの栄養は必要なくなったのです。
第7の時代
第1の時代のように、エテリックな透明な存在に戻るとされています。
このように、地球のプログラムは7つのサイクルを終えて、月のように死んだ天体となります。
時代の変化について
アステック・カレンダーでは、時代のことを太陽と呼んでいますが、第1の太陽から第2の太陽の変わり目には、
大きな地軸の変化があったと記されています。この地軸の変化によって、大地震が起こり終わりを告げるとされています。
アトランティスの時代も、このカレンダーが示す通りに終りました。
第5の時代の終わりも、カレンダーに記されています。
それは、4の運動の日に天体上で火山の爆発や大地震が始まるとされています。
そして、アステック・カレンダーによると、宇宙的プログラムやこの時代の住人の条件によって、
次の地軸の変化は、2011年12月24日になっています。
時代の終わり
ムー大陸は火によって終わりました。
アトランティス大陸は水によって終わりました。
(これが聖書の中ではノアの方舟として記されています)
そして、第5の時代が終わるのは、火山の爆発や大地震、さらに飢餓で終わるとされています。
しかし、アステック・カレンダーではここで終わるのではなく、さらに第6の太陽が準備されているのです。
知識の伝達
それぞれの時代によって、伝達の手段が変わっています。
例えば、世界中の遺跡や言葉なども、知識の伝達するためのものです。
現代では、コンピューターによって人類の歴史や、古代から伝えられてきた知識を、
小さなディスクに総括して伝達するという方法があります。
アステック・カレンダーもアステカ時代のコンピューターといえるでしょう。
シンボルによる伝達法
アステック・カレンダーには数字だけでなく、多くのシンボルを見ることが出来ます。
数字は1つの情報を与えてくれますが、1つのシンボルは多くの情報を与えてくれるものです。
例えば「3」という数字で表す場合は「3」という情報だけです。
しかし、三角△というシンボルを使えば、多くの情報を伝えることが出来ます。
三角△は「3」という数字を表すだけでなく、陽子・電子・中性子も表し、
また別の方向からは、三位一体である、父・母・子、聖書を表すことになります。
さらに、三角形△はピラミッド形をしています。
このように1つのシンボルは、単に1つの表現だけではなく、多くの情報を与えることができるのです。
ですので、アステック・カレンダーはシンボルを使うことによって、地球上のすべての歴史を記録することができたわけです。
さらに、地球が終わる第7の時代までも記されているのです。
7つの人種
第5の時代を創る7つの人種がアトランティスから移住してきました。7色の人種です。
銅色 メソアメリカ・中央アメリカ マヤ・アステカ族
赤色 北米・中南米 インディアン
白色 北欧 ケルト族
黄色 アジア 蒙古族
黒色 アフリカ
灰色 インド・アラブ
オリーブグリーン マレーシア(ムー大陸の痕跡)
白色人種は最も若い人種 ⇒ 褐色の女王と蒙古系の王子の間から生まれた
黒色人種は一番古い人種
真実の道
色々な人種は肌の色が違っていても、手のひらと足の裏の色は皆同じです。
それは、どの人種に生まれてきても、真実の道を歩くための可能性を持っているということです。
ですから、どの人種が優れていて、どの人種が劣っていると言うことではないわけです。
ただ、それぞれの人類が時代によって、最盛期があったというだけです。
そして、人間がいつの時代にも進歩を遂げるために必要なものは、正しい知識なのです。
混血されていく人類
アトランティスから移住していった7つの人種は、さらに7つに分岐してどんどん混血を続けていきました。
そして、古代エジプトの知識はギリシャ・ローマに引き継がれていきました。
この古代ローマ帝国が、全ヨーロッパに勢力を伸ばし、結果として多くの混血がされて、
現在のようなヨーロッパの民族が出来上がっていきました。
その後、ヨーロッパの人々は新大陸に向けて、中央アメリカや北アメリカ、南アメリカへ渡っていき、
混血はどんどん広がっていきました。
そして、現在のような人類になっていきました。
北アメリカでは、北インディアンというレッドスキンの原住民がありました。
しかし、ここでは混血ではなく、ほとんどの原住民が殺されてしまいました。
そして、アフリカから奴隷として黒人が連れてこられました。
南アフリカでは、現在のメキシコに当たるところに16世紀に、アステカ族の子孫がスペインに征服されました。
そして奴隷となってしまいました。このように、中米、南米では原住民が殺されるのではなく、
混血という形で新しい民族であるラテンアメリカの民族がつくられました。
黄色人種
アトランティスからゴビ砂漠に、アジア民族の起源となった黄色人種が移住しました。
黄色人種の中でも、まず中国がアトランティスからの知識を開発し、素晴らしい栄華を誇る時代を築き上げていきました。
チペットでは高地であったために、大洪水から逃れることができました。
ですから、ヒマラヤの山奥の洞窟などは、多くの神秘が保存されています。
また、ペルーのマチュピチュ周辺にも、チペットと同じようにアトランティスからの文献や伝達すべき知識が保存されています。
日本では、前縄文時代にアトランティスの知識が開発されました。
そして、日本は歴史的にも地理的にも、ほとんど混血がされませんでした。
灰色人種
インドは灰色人種が展開した文明です。
そして、アラブ系やアフリカとの混血を持ちました。
インドの文明は遠く、タイやインドネシアまで広がっていきました。
このように、多くの人種は分岐し、混血して子孫を繁栄させていきました。
各民族の言葉
マヤ・アステカの言葉は、下から上に書きます。↑
日本や中国の言葉は、上から下に書きます。↓
西洋諸国などのアルファベットを使う言葉は、左から右に書きます。→
中東のようなアラブ語やヘブライ語は、左から右に書きます。←
人類の目的
アステック・カレンダーの中心は、太陽で表されています。
それは太陽人間です。さらに神の段階に上昇します。
そして、ワシが爪で二つの心臓をつかんでいます。これがワシのパワーを表しています。さらに愛を支えています。
それが人生の目的だからです。しかし、人々は簡単に道をそらされてしまいます。
知識が伝達されても耳を貸さない人もいます。それは、決して強制的なものではないからです。
しかし、愛を持って教えられている時に学ぶことがないのならば、今度は苦しみを持って学ばなければなりません。
さらに、魂の表現として善・幸福があります。そして、平和も魂によるエネルギーの成分の1つです。
第十一回 シンボルとは
例えば一本の薔薇があるとします。
薔薇、花という言葉を知らなくても、それを見る人すべてに1つのメッセージを伝えます。
そして一本の薔薇が、それを見つめる人々に深い感情をわき起こさせ、揺り動かします。
インスピレーションを与えます。内的なエネルギーを生じさせます。
このように、我々の受け取るすべての印象、メッセージは我々の内部に何らの成分を生じさせ、活動させます。
シンボルとはメッセージであり、エネルギーの1つです。
シンボルを見ることによって、我々の内部に1つの成分が生じ、活動を促します。
また、シンボルは「普遍的な宇宙の言語」と言われています。
ですから、シンボルのキーによって宇宙のすべてを理解していくことが出来るようになります。
そして、永い転生の中で意識に刻み込んだシンボルを活動させることによって、
どのような時代、どのような国、どのような宗教を見ても理解していくことが可能となるでしょう。
普遍的な宇宙の言語と言った時、それは存在するすべての次元を含みます。
ですから、3次元以外のコミュニケーションはシンボルによってなされます。
夢によってメッセージを与えられる時も、シンボルによって与えられるでしょう。
それは、高次元との交信にしろ、そのメッセージはシンボルによって象徴的に表されることになります。
ですから、シンボルの正しい意味、正しい知識を知ることによって正しい解釈をすることが出来、
そして自分自身を開発していくことが出来るでしょう。
また、シンボルはその形を通してメッセージを伝えると同時に、その形によって引き寄せるエネルギーというものがあります。
○、△、□、∞、+、☆など、すべてはその形なりのエネルギーをひきつけます。
古代文明の教育
アトランティスを起源とする偉大な古代文明の教育は、シンボルを瞑想することによって学んでいきました。
マンダラの研究をしてきました。そのようにして得た理解というものは永遠に役立つものだからです。
ですから、偉大な古代文明の遺跡は、すべてシンボルのキーを秘めています。
また1つのシンボルであっても、そこから多くのメッセージを引き出すことが可能なものです。
△というシンボルからは、創造のリズム、水という要素、ピラミッド形等々、
言語には表すことの出来ない多くのメッセージを読み取っていくことが可能です。
ですからシンボルの組み合わせであるマンダラなどは、自分自身の開発が進んでいなければ、決して理解できない神秘をあわせ持っているものです。アカデミックな研究だけで、マンダラを理解できると思うことは間違っています。
しかし、それにも増して重要なことは、現在は総括の時代であり、エレクトロニクスの時代であるということです。
我々の脳も、このスピードの時代にマッチしたものとして活動しています。
より高次的なものを吸収する準備が出来ています。もう古い伝統だけに浸っている時代ではありません。
精神的な分野においても、何千年前と同じことをしていることはできません。古い伝統だけに浸って停滞していることはできません。
より多くを開発し、一年で十年分習得することも可能な時代であるということです。
数のシンボル
数というものは大変多くの意味を表すシンボルです。生きたエネルギーです。
そして、宇宙は100%数学的なものといわれています。
0 これが最初のシンボル、ゼロです。創造以前を表します。創造主であり、表現できないものといわれています。
1 無から生じた最初の表現。統一(ユニティ)。宇宙の父。
2 1が出来、それが二重になって2が生じます。宇宙の母。叡智。二元性(ドゥアリティ)。宇宙に存在する二つの力に
よってすべてに動きが生じます。この2の表現は世界中で見られます。
イシス、観音、マリア、弁財天、デビ・クンダリーニなどがこの宇宙の母の力を現すものです。
3 △ 2つの力の交差によって新しい力が生まれます。三位一体で表されます。3は「創造の法則」を表します。
エネルギー的には全てに生命を与えるクリスティックエネルギー我々の中では性エネルギーとして表現を取ります。
さて、このエネルギーによって父と母が結ばれるとき、創造の三位一体が成される訳ですが、
我々の性エネルギーを使って、我々自身の創造の 三位一体を成さなければなりません。
これが復活であり、クリスト化ということです。ヒンズー教では3はシヴァ神です。
シヴァは破壊の神です。「創造と破壊、そして再生」という神秘を表しているからです。
4 □+ 二元性の二つの力の交わりを意味します。交差した力は常に働きます。それが十字の回転です。
また4は、創造の後に誕生する生命を表します。それが四大要素です。
(火、水、空気、土、炭素、水素、窒素、酸素)
5 ☆ ミクロ・コスモス(小宇宙)である人間を表す数字です。
人間には創造の法則によって魂、霊、肉体が与えられています。
そして、それプラス運命とエゴが与えられています。
6 △は赤で書かれ、火を象徴し、▽は青で書かれ、水を象徴します。
6は性を表しますが、生殖の性のことです。
人間はこの本能による性を越え、神々の創造の性に至らなければなりません。
黙示録の獣は666の数字で表されていますが、それは性の退廃を三度積み重ねることを表しています。
我々自身の三位一体を三度成し遂げ、そして完全なる人間、9に至るのとは、全く反対の道です。
このように人間の進化と退化、そこには性が存在します。
7 これは3+4。生命の上に三位一体が成されます。これが勝利を表します。
このシンボルはギリシャの神殿に見られます。4本の柱に三角の屋根が支えられています。
この4本の柱は科学、宗教、芸術、哲学です。また7は被創造物の秩序の法則、オクターブの法則です。
8 ∞ これは4が2つ。つまり精神的な生命と物質的な生命の調和です。
創造の三位一体が上の次元でも下の次元でも成されています。3が向き合えば8になります。
そして8は∞を表します。
9 三位一体を三度成し遂げた完全な人間のことを指します。
我々がこれを成し遂げることが出来ない時には、地獄という9段階の低次に向うしかありません。
我々が進化をしたいと願うなら、外に現れた人生だけに目を向けるのではなく、
内的な人生を理解していかなければなりません。隠された内的な心理を完成させなければなりません。
ですから、タロットの9は隠者(ハーミット)なのです。
10 10=1+0=1 1に戻る。創造主への帰還。
5+5 上向きのペンタグラムと下向きのペンタグラムを1つにすることにより、二元性を超越する。
4+6 生命は性を通ることにより統一に戻る。
3+7 創造と秩序
2+8 2つの結合により無限に至る。
11 反対の結合
12 人類のために献身する人
13 死。生と死の結合。神秘的死。エゴの死。
14 調和。慎しみ。
15 悪魔。肉欲。般若。
16 墜落。落下。壊れやすさ。
17 希望の星
18 隠れた敵。危険。
19 真実。成功。インスピレーション。
20 変化。復活。
21 変換(トランスミューテーション)
22 帰還
シンボルは世界中に残されています。我々はそれらを通して学んで行くことができます。
インテレクトによる解釈ではなく、意識の奥深くから沸き起こる感情、そしてインスピレーションを体験するようにしてください。
蛇や竜は世界中で見られるシンボルです。
ミドガルトの蛇は「8=無限」と「性エネルギー」と「エゴ」というシンボルが読み取れます。
7つの頭の蛇はアンコールワットにも見られるものです。
これは我々の目に見えない体すべてを、昇華された性エネルギーで満たすということです。
冥界の神、再生復活の神であるオシリス。
ここでもやはり性エネルギー昇華とエゴの根絶の多くのシンボルが見られます。
頭の形は男根形をしています。福禄寿の頭と同じ意味を持っています。
オシリス神
デンデラのレリーフ
蓮の花から蛇が上昇しています。花は子宮であり、そして平和を表し、
蓮の花の咲く水は生命の水を表しています。蛇は昇華する性エネルギーを表しています。
しかし性エネルギーを昇華させても、エゴを根絶する努力をしないのならば蛇は下降してしまいます。
このような心理的な仕事の重要性をエジプトの神々の像が教えてくれます。
これらの像は左足を一歩前に出しています。
左は精神、右は物質を表しています。精神的な仕事を一歩優先させるということです。
エジプトのベルにはワニ(エゴ)、法の審判アヌービスを表すジャッカル、ヒツジ(謙虚さ)、
ホルスの目の上のスフィンクス(神々の目と正義)がついています。
そのうえには音楽と妊婦の守護神であるべスが付けられています。
密教の法具にも似たものがあります。
鐘は女性要素を表し、頭の部分は男性要素と女性要素の結合を表しています。
鐘は外から打たれることによって音を出すため、受動的性を表します。
そしてその音は声を表し、声は性腺と深く関係します。
神々は声によって創造すると言われています。
不動明王は右手に降魔の剣を、左手に羂索を持っています。
剣は意志であり正義、男根、性エネルギーを表します。
昇華された性エネルギーの火のパワーで魔を降伏させます。
羂索は赤、青、黄、白、黒の五色で編んだ縄です。
結ってある縄は2つのエネルギーの交差、5つの色は宇宙の5つのエーテルを表します。
まわりの火は魂の力を表し、立方石の土台=性の上に座っています。
不動明王
第十二回 5つのセンター
3つのベース
顔型で分けると3つのベースがあります。精神的な顔と肉体的な顔と頭脳的な顔があります。これが3つの見地です。
我々自身で3つの見地のバランスをとることです。
そのためにも顔型で自分のペースを知ることは重要です。
そうすれば、自分がどの傾向に属するのか知ることができます。
また、相手を理解する助けにもなります。この3つベースによって基礎的な傾向を見ることができます。
そして、どのような話が理解しやすいとか、感動するかが分かります。
どのベースが優れているかとか、劣っているかではないのです。優劣ではないのです。
さらに3つのベースは、進化のためにバランスを取るのに役立つものです。
精神的ベース
面長の顔をしています。一般に理想家です。
ヒーラーになったり、宗教的な出家をしたり哲学的な分野の開発などをする可能性を持ちます。
インテレクチャルベース
四角いおでこをしています。
理論的な学習や、化学的な分野を開発する可能性を持ちます。
肉体ベース
丸顔をしています。肉体的な動き、スポーツのような体を動かすことを必要としています。
ベートヴェン
肉体ベースでした。がっちりした体格で、情熱的な人物です。顔つきも繊細ではなく、おおざっぱな造りでした。
魂は崇高なものを宿していました。ですから、バランスをとるために肉体ベースをしていました。
精神的に洗練された人物だからこそ、バランスをとらなければならなかったのです。
もし、精神ベースであったなら地に足をつけることなく浮いていたでしょう。そして肉体ベースは、食欲旺盛です。
しかしベートヴェンは何度も空腹を味わいました。
肉体的には多くの食物を必要としていながら、人類のために献身する方を選んだのです。
ウィストン・チャーチル
肉体ベースです。同時にインテクチャルベースでした。2つのベースでうまくバランスをとっていました。
ナポレオン
インテレクチャルベースでした。大変打算的でした。戦いの方法も綿密な計算をしていました。
もし、これが精神ベースの将軍だとしたら、何も計算せず戦いの先頭に立っていたでしょう。考えることを先にしません。
感情的に動いてしまいます。
三島 由起夫
精神ベースをしていました。しかし、アンバランスをきたしていました。全員が自分の後を追って欲しいと望みました。
そして、彼の思うとおりにならなかったので自殺してしまいました。アンバランスは、我々を間違いへと導きます。
ガンジー
精神的なベースを持っています。ガンジーは暴力を使わないことを主張しました。
ですから、ベートーヴェンのように押すこともしませんでした。ナポレオンのように計算もしませんでした。
彼は非暴力を打ち出して、殺されようとも暴力は使わないという哲学に徹しました。そして18日間も断食をして抗議しました。
ブッタ
精神ベースをしていました。彼は「欲望を殺せよ」と示さなければならなかったのです。
つまり精神的な役割があったので精神ベースの顔をしていたのです。
イエス・キリスト
100%精神ベースの顔立ちをしていました。愛のメッセージを示さなければならなかったからです。
一人一人が生まれ変わりにおける役割によって、それぞれのベースを持って生まれるのです。
我々は、肉体・霊・魂からなっています。
魂 →神聖なもの。心臓の第5室から放たれる炎のようなエネルギー。太陽に属します。
霊 →肉体と霊を中和する、媒体する役を持つ。月に属します。
肉体→イメージを造るもの。目に見える凝固した物質です。地球に属しています。
70%は水分です。30%は固体です。
地球→70%は海です。30%は陸です。
細胞→70%は水分です。30%は固体です。
そして、水は水素を表します。火は固体、エネルギーを表しています。
火と水は創造における最初の2つの要素です。
下向きの赤い三角は火を表します。
上向きの青い三角は火を受ける水を表します。
火と水
火と水の結びつきがあって、生命が生まれます。火と水は、宇宙の創造物や我々の細胞など存在する全てのものに、生命を与える2つの要素です。火と水がバランスをとる二極になります。例えば、日本の夏は湿度が上がります。それは温度(火)が上がるために、水である湿度も上がるからです。火と水のバランスをとっています。
2つの力のバランス
十字は縦と横の交わりの点に神を表します。これは宗教的なシンボルだけでなく、縦と横の完璧なバランスに位置すると言う意味。この点から遠くなるほど、調和から離れていきます。
四大要素
一つの細胞は、4つの要素から成っています。
H − 水素 N − 窒素
C − 炭素 O − 酸素
この4つの要素があっても細胞が出来るわけではありません。生命に電気的なエネルギーが充電されて、エネルギーが入ってから生きた細胞ができます。この内部に投射される電気というのは、宇宙空間にあるクワントゥンというものから放射されるものです。これは太陽エネルギーに属するものです。そして、宇宙空間にあるすべての電気エネルギーの起源となるものです。
H 水素は原子番号1の最もシンプルな元素です。
空気中の水素 → Hの192
鉱物中の水素 → Hの3072
呼吸
呼吸は生きていくために必要なエネルギーです。呼吸によってHの192を摂取します。飲み物は、Hの384を摂取します。
固体の食べ物は、Hの768を摂取します。呼吸を3分位止めていれば、普通は死んでしまいます。
ということは、呼吸は生命にとって必要なものです。呼吸によって水素・酸素・窒素が入ってきます。
それだけではなく、神々の思考が我々の中に入ってきます。
窒素
火が含まれています。窒素は肉体で変換を行います。ですから、呼吸が出来なくて死ぬのではなく、正確には窒素を体内に取り入れられないために変換できなくて死ぬということです。つまり、呼吸をするたびに体内で成分の変換が行われています。
そして呼吸がストップすれば、成分が変換されずに死んでしまうということなのです。
生命にとって大事なもの
水は8日間位は飲まなくても生きていられます。食べ物は1〜2ヶ月はなくとも生きていけます。40日間断食した例もあります。しかし、水素Hがなければ生きていけません。肉体が機能するためには、水素Hのエネルギーは重要なものです。
水素Hはサイキックな心理的エネルギーです。精製度が上になるほど純粋になります。
5つのセンター
我々は5つの主要な機能を持っています。これが5つのセンターです。
第1 インテレクチャルセンター 頭脳の中で機能している
第2 運動センター 首の付け根にある。動き、運動を司る
第3 本能センター 尾骨の位置にある。動物本能的な機能を司る
第4 感情センター おへその周り、太陽神経叢を司る
第5 性センター 性腺のあるところに位置しています。完璧な機能となっています
必要とするエネルギー
肉体が呼吸や食べ物が必要なように、5つのセンターもエネルギーを必要としています。
第1 インテレクチャルセンター Hの48
第2 運動センター Hの24
第3 本能センター Hの24
第4 感情センター Hの24
第5 性センター Hの12
第1 インテレクチャルセンター
インテレクトとは、頭脳のコンピューターということができます。習ったり、見たり、聞いたりしたデーターを蓄積します。
インテレクトは、思い出したりする知性を持っていません。データーメモリーを持っているだけです。
それを組み合わしているだけなのです。しかし、データーも持っていなければ組み合わせることはできません。
インテレクトは、オウム返しに繰り返すということをします。
例えば、以前に読んだり聞いたりした美しい言葉を繰り返すことは出来ても、創ることはできません。
インテレクトは新しく入ってきたものを、今まであるデーターと見合わせて肯定したり、また前例がなければ否定したりします。
例えば、人間は飛ぶことをができると言った場合、インテレクトにそのデーターがなければ、それは不可能だと否定します。
インテレクトは新しく習得するのには妨げとなります。
インテレクトが習得するのは、見る、聞く、嗅ぐ、と言うような五感を通すものだけだからです。
インテレクトは魂・霊・肉体の機能は知りません。限界があります。
インテレクチャルセンターのスピードは、大変遅いものです。
インテレクチャルセンターの動きを1とします。例えば、何か問題を頭で解決しようとすると、長い時間考えることになります。
そして、思考・意識・知識・理性・マインドはインテレクトではありません。
これらが一緒の機能の中にあるので、混乱しやすいのです。混乱して自分のインテレクトがすべて考えていると間違えてしまうのです。
実際は、我々のインテレクトは大変狭い限界しか持っていません。ですから間違ってしまいます。脳は肉体の臓器です。
そして、インテレクトは脳の中で機能しています。そのために、多くの人がインテレクトと脳を重要視します。
しかし、これは間違いです。重要なのは脳よりも心臓です。
重要な見地
性と心と脳です。この中でもさらに重要なのは心です。なぜならば、聖なる父の神聖な火花が、魂の原子が宿っているからです。
心臓を通して、我々の有機体や全細胞を司るのです。
第2 運動センター
肉体の動きを司るもの。この動きは習った動きです。例えば、歩くとか泳ぐとか習得した運動を行うのが運動センターの機能です。
首の付け根に位置しています。もし事故などでここが破壊されると、麻痺して全身が動かなくなってしまいます。
インテレクチャルセンターのスピードが1ならば、その3万倍のスピードで運動センターは機能します。
そして運動センターは、2つの極を持った行動を取ります。それは、休息しているか行動しているかです。
座っていれば休息しています。走っていれば行動しています。これが2つの極です。
インテレクチャルセンターや本能センターは、常に働いています。休養はしません。
第3 本能センター
尾骨から3番目の仙骨に位置します。自己防衛、自分を守ることをします。例えば、天井が崩れ落ちそうになれば、すぐ逃げます。
頭で考えて動くことはありません。動物本能、自己防衛の機能です。
消化吸収や必要のないものを排出したりするような、習得する必要のない動きです。動物として有機体のプロセスを受け取っています。
ですから、害になるものは外に出そうとします。例えば、思春期になるとホルモンの分泌が盛んになってニキビがぼつりと出来てしまいます。腐敗したホルモンが外に排出されているのです。その他にも、本能センターの重要な役割があります。それは細胞の再生です。
我々は一瞬一瞬細胞を再生しています。約7年間で脳細胞以外の細胞は新しくなります。
本能センターの2つの極
快適な感覚と反対の不快感があります。それは動物本能を基礎にしています。
感覚的に気持ちがいいとか、気持ち悪いという感覚を持っています。我々はこの感覚にとらわれがちになっています。
そのため、全てのことに好き嫌いがあります。これは表面的なことです。本来ならば、自分の好みは考えません。
なぜならば、我々は動物ではないからです。理性が与えられているのです。
ですから、快感を与えられるものでも、害があれば止めなければなりません。
しかし、現在では多くの人が覚醒剤やアルコールで悪影響を受けています。
それは、自分の細胞が破壊されても、きちがいになっても快感が好きだからです。
感覚
動物的本能のためには充分ですが、人間としては洗練していくことが必要です。そして、本能と直観とは混同しやすいものです。
直観は超常感覚機能が司ります。本能とは違うものです。
第4 感情センター
太陽神経叢に位置しています。印象を受けたり、また拒絶したりする機能を持っています。そして感情センターは中立のものです。
自分自身の中に入ってから、ポジティブになったりネガティブになったりするのです。
例えば、薔薇の花を見てその美に浸透すると、美のインスピレーションと同調することが出来ます。
しかし、反対に情欲に変換するのならば、下降することになります。そうすると、愛ではなく欲望を持ってしまいます。
欲望がおきれば、その次は所有したいという段階です。そして所有すると満足になります。これを繰り返していると退廃が始まるのです。
ですから、欲望の段階でストップをかけなければなりません。そうでなければ、欲望が我々を奴隷にしてしまいます。
感情センターのスピード
3万2乗倍のスピードになります。
これだけ早いために、頭で考える前に印象によって、我々のネガティブにもポジティブにもなってしまうわけです。
第5 性センター
最も重要なものです。そして、性センターのスピードは3万の3乗倍の速さです。5つの中で一番早い速度です。
ですから、少し見ただけで自分の好みの男性とか、どの女性が好みだとか分かるのです。
そのために、この性センターを利用した広告が多いのです。
2つの極
ポジティブな極 → 性エネルギーを昇華すること
ネガティブな極 → 性エネルギーの消耗
マインド
我々は外部の印象によって、ひっきりなしに攻撃を受けているようなものです。
これは、起きていても眠っていても同じことです。なぜならば、マインドが休むことがないからです。
ちょうどビデオカメラを回し続けて全てを録画しているようなものです。ですから、何を写すかを十分注意しなければなりません。
5つのセンターのバランス
外部から入ってくるものは、我々の5つのセンターにそれぞれ異なった効果をもたらしています。
ですから5つのセンターのうち、1つが過剰に機能していれば、アンバランスをきたします。
例えば、受験生はとても長い時間たくさんの勉強をします。
そうすると、インテレクチャルセンターが過剰に機能して過熱していまいます。
他にも、音速と同じスピードで本を読む人がいます。これらは脳細胞の破壊につながります。
理解することなく過剰に情報を詰め込めば、消化不良を起こします。
そして、インテレクチャルセンターが過剰に働きエネルギーが不足してしまいます。
H−48が不足すると、感情センターのHの24を盗むことになります。ですから、我々の心理に影響を及ぼしてきます。
心身症になったりもします。インテレクチャルセンターを過剰に使うと、感情センターのエネルギーを盗みます。
運動センターを過剰に使うと、本能センターのエネルギーを盗みます。感情センターを過剰に使うと、性センターのエネルギーを盗みます。
5つのセンターのバランスをとることは重要です
自分をよく観察して、何のセンターが機能しているのかを分析します。そして、よく調整することです。
例えば、勉強の量が多くなったと思ったら、体を動かしたり、音楽を聴いたりして調和させることです。
調和をはかるために、悪影響を与える印象は避けることです。自分の中に入れるものを選んでいきましょう。
第十三回 ノスティックサイコロジー
我々の持つ5つの要素
魂ー上昇 霊ー上昇 肉体ー復活 エゴー消滅 運命ー解放
魂 完全に神聖な神の一部です。太陽に属します。
霊 魂の衣として与えられます。月は太陽の光を反射します。
ですから月に属する霊は太陽である魂の属性を反映させるものです。
しかし現実は我々の汚れた心理状態しか反映させていません。
この汚れを洗浄し、霊を太陽に属するものとしなければなりません。
運命 カルマとダルマによって多くを習得することが出来るように運命が与えられています。
またエゴを根絶することによって運命から解放されます。そして父のもとに還ります。
この運命は、我々が生まれた時から左手に刻まれています。ですから左の手相は変わりません。
しかし、右手の手相はだいたい7年のサイクルで変わっていきます。
そしてこの与えられた運命プラスある一定量の自由というものが与えられ、それを少し変えることができます。
例えば、運命として90才の寿命が与えられました。しかし、それだけの制限を変える自由というものを持っています。
その人が覚醒剤を常用するようになるとします。右手の生命線が短くなっていきます。
すなわち、与えられた自由を悪用したことが原因です。しかし反対にこの寿命をさらに伸ばすということも可能です。
エゴの役割
エゴはネガティブな陰性のエネルギーです。魂はポジティブな陽性のエネルギーです。二元性の原理により全てに動きが生じます。
エゴの目的は絶え間なく我々の心理に誘惑を与えて、何らかの罪を犯させようとすることです。
多くの人が次のように言います。
「神が本当に人間の幸福を願うならば、何故に苦しみを与えるのだろうか?」
しかし、そのような人々はもしエゴの力がなければ、我々は何かを動かすとか、自分自身を動かすということはしないということに気づいていません。
すべての神話は一番最初の誘惑から始まります。すなわち、人間の中の欲望が呼び起こされます。
そしてこの欲望の中で一番強いものが性の問題です。
そうすると、我々全員がこの地球上に現れて一番最初に犯した罪は、この性に関するものです。
この性の欲望、これがすべての宗教でも原罪だと言われています。
そして、上昇しようとする魂と、下に引きずり降ろそうとするエゴによって動きが生じます。
必要性について
多くの人は次のようにも言います。
「私は精神的な進化を遂げるためにエゴを必要としない」ということは自分自身に美しい話をすることが誰でも好むからです。
そして我々が押されることもなく、自分で何かをすることが出来ると信じています。しかし、人間の心理はこのようには機能しません。
必要がなければ誰も何もしないからです。必要は大変に強いものです。
エゴはこのように必要なものです。
しかし、自分自身に直面するということが出来ず、多くの人は自分で自分を騙して生き続けようと試みます。
パチンコや旅行、スポーツが社会の中で受け入れられるのは、自分の問題、社会の問題から目をそむけ、忘れられるためです。
これらの気休めは、一瞬一瞬自分を再生していくという決心をすることよりもずっとたやすいことです。
この心理浄化のワークは一生続く、毎日毎日徐々に続ける仕事だからです。
ですから、たった一晩にして魂を解放させるということはできません。
自然界の中で何か急激にジャンプするということはないからです。
カルロス・ナスタネダの著書『内からの炎』(邦題『意識への回帰』)では、人間は自分の忌わしい側面を見るのを好まないということが述べられているが、我々はエゴを持った存在です。
しかし自分自身の欠点や汚い点を直視することは必死の思いで回避しています。しかしノーシスでは知識を提供します。
これは兵器を提供するようなものです。しかし、この兵器はエゴと戦うものです。直面するためのものです。
魂の自由、世界中の問題を解決に導くためのものです。永遠に自由な存在になるためのものです。
しかし、それは大変厳しい戦いです。ですから、多くの人はそれに立ち向かうことが出来ません。
そうすると、与えられた兵器によってエゴを強化してしまいます。
与えられた自由を活かして、最後のチャンスを無駄にはしないでください。
最後のチャンス
転生の回数として324000回が与えられています。そして我々のほとんどは転生の最後か、最後から2番目にいます。
この回数のうちにエゴを根絶することができれば、新たな進化のサイクルに入っていきます。
しかしエゴを根絶しないのならば、退化をして地獄での洗浄後、宇宙の一部となります。
科学的見地からみたエゴ
エゴは象徴的なものではありません。100%科学的なものです。そのうえ神秘的なものです。
エゴは我々自身の中に住んでいるエネルギーです。エゴ自身で考えるということもするし、しゃべりもします。味も匂いもする存在です。
エゴは2つの成分として肉体の中にあります。
乾燥水銀と砒素硫黄です。
乾燥水銀は性を消耗するときにでます。
砒素硫黄は情欲に性エネルギーが使われるとできます。
また消耗した性エネルギーはすべてのエゴの栄養となります。
そして、乾燥水銀と砒素硫黄を排除できる唯一のエネルギーが昇華された性エネルギーです。
より強いエネルギーは弱いエネルギーを吸収するという法則があるからです。
別の言い方をすれば、死を終わらせるのは、生命のエネルギーしかないと言えます。
水素ー性エネルギー → 乾燥水銀(消耗したとき) 性エネルギー → ヘリウム → 金(上昇させたとき)
マインドとパーソナリティ
エゴはマインドを住処として、パーソナリティを通して表現をとります。
例えば、、大変神経質なエゴを抱えていると、大変神経質な人格となります。
ですから、我々のこの体をロボットかあやつり人形のように使います。
エゴは大変有毒なエネルギーなのでそれをキャッチするということができます。自覚しなくても、汚染させる場合もあります。
大変強いエゴのエネルギーを持っている人は、それによって他に影響を及ぼすということさえもします。
それを心理的汚染と言います。
それだけの有毒エネルギーを持っていながら、本人は気がつかない場合もあります。
なぜなら、自分のような人をたくさん見るので、これはまったく普通のことであるとさえも考えます。
しかし、これはまったく普通のことではありません。これは大変な退廃です。
エゴに盗まれる性エネルギー
消耗された性エネルギーは、ある一定のところに方向づけられます。
また、性エネルギー昇華と関連した大変重要なポイントがあります。
昇華した性エネルギーもやはりエゴを根絶するために使わなければ、あるエゴのために使われます。
自分のエネルギーを使って敵を強化してしまいます。
そうすると、そのエゴを大きな怪物のように育ててしまいます。
それを感じたときに、自分で防御したり、コントロールしたりすることが出来なくなるほど強くさせてしまいます。
最も強いエゴ
エゴを全部書こうとしたら書ききれないでしょう。
しかし、一般的に二つか三つぐらいの顕著な強いエゴというものをもっています。
(1)肉欲のエゴ 世界中にポルノはどれくらい存在するでしょうか。その多さは想像を絶するものでしょう。
(2)怒りのエゴ それをもとにした多くの暴力があります。
(3)恐怖のエゴ あらゆることに恐怖を抱きます。
(4)怠惰のエゴ 何をするのも面倒くさいということが、あらゆる分野において我々を停滞させます。
(5)所有欲のエゴ 劣等感、嫉妬心、虚栄心などのエゴとも関連します。
エゴの自衛策
我々が自己観察を始め、エゴを発見しようと試みるその瞬間からエゴの自衛策が始まります。
@我々自身を騙します
エゴが、それは本当じゃない、他人のせいだ、などといって正当防衛化します。
例えば超能力を使って病気の治療をしている人が、人類のために献身しているといったとしても、自分の虚栄心のエゴの満足のために行っているかもしれません。
A隠れるということをします
根絶のための攻撃を受けると隠れるということもします。まだ破壊はしていません。
例えば憎悪のエゴを根絶するため、10年間座禅の修業をしたとします。しかし、何らかのキッカケで憎悪は出てきます。
自分の出番がくるまで忍耐強く待つということをします。瞑想はエゴの研究のためには大変重要です。
しかし、根絶するのはそれ以上のプロセスです。
B攻撃にあいます
夢の中で誘惑が与えられます。夢の中で意識が目覚められるまでは、欲望にひっぱられた行動をとりがちになります。
エゴ根絶のプロセス
(1)自己観察 まず、現実を直視しなければなりません。自分をだますことなく、自分の反応を客観的に観察します。
(2)理解 発見したエゴの本当の原因は何か。どこから来るのか。一つ一つのエゴを完全に分析し理解をしなければなりません。
(3)裁く 「私に害を与えているエゴを、私は根絶します。魂が私の全てを支配します」
「エゴに栄養を与えない。エゴを根絶する」
「聖なる母、私の○○のエゴをどうか根絶するよう助けたまえ」
このように観察の目、意識をエゴに向けることによって弱らせます。
※○○には、自分の一番強いエゴを入れる。一番強いエゴを集中して根絶させる。
(4)根絶 昇華した性エネルギーのみがエゴを根絶させる力を持ちます。
そして、最終的には聖なる母がこの性の火を使ってエゴのエネルギーを変換して根絶させます。
聖なる母への祈り、性エネルギー昇華、心理的ワークは同時になされなければなりません。
進化のためにはいつも高次からの援助があります。
決して1人で戦うのではありません。どうか援助を求めてください。
エゴの分析
・エゴは有毒心理エネルギー。我その内に住み、パーソナリティを寝床にします。
・消費された性エネルギーを栄養とし、我その考えと行動によって強化されます。
・エゴは形や色を持ち、悪知恵が働きます。そして肉体的及び精神的苦痛の原因になっています。
・人間にとりつき、人間を奴隷にします。
・エゴは欲望によって活動します。そして所有することを喜び完全なる退廃に至るのを堪能します。
ちょうど海の水に似て、飲めば飲むほど喉が渇き、死に至らせます。
・錬金術的にエゴは「乾燥水銀」及び「砒素硫黄」と分類されます。
・エゴは宗教での「7つの重罪」及びその派生に代表されます。
それらは自尊(うぬぼれ)、ねたみ、怒り、肉欲、怠惰、虚栄、大食などです。
エゴの絶滅
・エゴエネルギーの変換は、コンスタントな自己観察によって可能になります。
・我々自身の欠点を発見し、認め、理解し、エゴによる害を確認し、根絶を計ります。
絶滅を可能にする唯一のエネルギーが性エネルギー昇華による洗練された性エネルギーです。
・個人のエゴイズムを絶滅すれば、内的な摩擦、矛盾は終わり、外的な争いも終わります。
人間の天性の機能が開花し永遠の自由を得ます。
・ノーシスは科学的貞操=性エネルギーの昇華と心理革命=エゴ絶滅を教えます。
エゴ撲滅の過程の中でこそ叡智をわがものとすることができます。
第十四回 我々の脳
我々は脳を、オープンにしてユニバーサルな普遍的な知識を吸収しなければなりません。
これは、教養の問題ではなく、人格の改善というものでもありません。自分自身の内面から感じるものです。魂の価値の一部だからです。
学校が抱えている欲求不満
何かをしたいと願っても、どのようにしたらよいのか、分からないときに欲求不満になります。そして、最終的には暴力に至ってしまいます。これが校内暴力です。生徒も、先生も内面から押す強い力を感じながら、それに達するための正しい手段が発見できないのです。
脳について
公式の科学では、脳に関して表面的にいくつかの反応を知っているくらいです。
解剖して左と右に分けてみたり、内分泌腺の位置を確認したり、脳波をはかるだけです。
このような実験をするために、かわいそうな動物達が犠牲になります。
人間の中に何があるのかを調べるときに、臓器を見たり、細かく切り刻んでいます。
一つの原子を観察して、人間の体を知っていると信じています。しかし、この原子に生命を与えているのは何でしょう。
マインドとは何でしょう。公式科学は、全く狭い限界しか持っていません。
脳はマインドを使って、表現を取りますが、脳自体ではありません。インテレクトも脳ではありません。脳は知性でもありません。
理性とも異なります。脳は一つの臓器であり、脳を通して素晴らしい表現を取ります。
エネルギーと物質と意識
一つ一つの原子、分子はエネルギーと物質と意識を持っています。細胞一つ一つが何に属しているかという、意識を持っています。
細胞記憶というものを持っています。
植物界の知性
自然界の中には、全ての知性があります。完全な知性とは違います。これは知性のある原理ということです。
自然を動かしています。それによって創造の調和を取ります。
知性、意識というものは、植物にも存在します。植物には生命があり、知性があります。
例えば、薬草などで病気の治療をするときも、この知性が治療しています。知性というのもエネルギーです。
この場合、弱いエネルギーをより強いエネルギーが吸収して、治療が成されるのです。
植物は精霊を持ちます。超視覚や超聴覚によって交信することができます。これが知性の原理です。
動物界の知性
動物も知性の原理を持ちます。そして、動物は動き回ります。同じ種類の動物でも行動が異なります。
本能以外の知性が動くからです。全く本能以外の行動をとることさえあります。
鷲
自分と同じ種類の動物は攻撃しません。鷲は知性の原理の中で、正義という見地を持っているからです。
正義は本能に属するものではありません。鷲や鷹は、生命の精神の強さを象徴します。
ライオン
決して疲れることはありません。眠りにも負けることはありません。空腹でなければ、他の動物を攻撃することはありません。
イルカ
大変利口な動物です。誰かが、誤って海に落ちた時には、イルカは海の外に押し出してあげようと試みます。
人間が死んでいたとしても食べることはしません。
犬
家畜です。羊飼いの犬は自分の主人がいなくても、上手に羊を導く仕事をします。
自分で、決心して行動します。誰も教えていなくてもです。知性の原理から、生じて来ることです。
馬
知性のシンボルです。超自然的な感覚を持ちます。サーカスなどでもよく利用されています。
猫
鋭敏な動物です。幽体離脱の時によく利用されます。
人間
地球上の生物の中で、我々人類は最も開発された脳を持っています。
これらの鋭敏な動物より、多くの機能が与えられています。しかし、実際は動物より劣った行動をしている人が多くいます。
人間は自分で、脳を退化させてしまいました。大きな脳を持っていながら、ほんの一部しか使っていません。
脳神経細胞
我々は約60兆もの細胞を持ちます。そのうち、140億から150億が脳神経細胞といわれています。
この脳神経細胞以外は、7年ごとに変わります。脳神経細胞は、生まれた時から変わりません。
公式科学では、再生できないものとされています。しかし、ノーシスでは、脳神経細胞の再生の方法をお教えします。
マインドコントロール
人間の機能は使わないと退化していきます。肉体は休養を必要としますが、マインドは休みません。
ですから、人間は何もせずにいれば、脳を退化させてしまいます。自分の頭から、マインドをはずして休養することはできません。
我々はマインドをコントロールすることを知らないからです。マインドコントロールできないのは、マインドが何であるかも知らないからです。
テレビやコンピューターによってマインドの暇つぶしをします。ですから、急速に普及してきました。
テレビやコンピューターがなければ、自分自身と真正面から向き合わなくてはならないからです。これは大変辛いことです。
我々が心理的に多くの問題を抱えているからです。
脳の機能
脳は臓器です。これを通して考えを表現することができます。マインドの司令室は、脳であるといえます。
内分泌腺の一番上にあるのが松果腺です。我々のサイキスとコネクションが始まるところです。マインドの扉でもあります。
我々を決して休ませてくれない、霊の機能もあるところです。そこから、インスピレーションが湧いてきます。
マインド
マインドや感情は、受動的なものです。マインドは全てを記録します。テープレコーダーのように、聞こえるものは全て録音します。
ですから、我々は見るもの聞くものが何であるか、十分注意しなければなりません。
なぜなら、マインドはゴミでも良いものでも受け入れてしまうからです。マインドの中には、欲望の住む家が出来上がります。
受け取った記録によって、考えることを始めます。一人一人違った印象を受け取ります。
これはマインドに異なった見地が録音されているからです。そこで重要なのは受け取った印象からポジティブな考えを創っていくことです。
知識
段階的なものです。一段昇らなければ、二段目は昇れません。学校に初めて行って、学者になる人はいません。
真実の知識を受け取るときに、重要なのは段階的に上昇すると言うことです。
理性
マインドと理性は違うものです。人間と動物の違いは、理性です。動物は理性を持っていません。
しかし、動物はマインドを持っています。我々と同じように、見たり聞いたりしたことによって印象を受けます。
受け取った印象は、直接本能にいきます。
人間が持つ言葉
動物との違いは、まだありますが、それは言葉です。動物たちは声を持っていますが、言葉は持っていません。
言葉は、人間に与えられた賜物です。
インテレクト
インテレクトはマインドとは違います。理性のアシスタントの役をします。インテレクトは理性よりも制限されています。
データーバンクのように情報を収集します。コンピューターのようなものです。
何を受け取り、何を拒絶するかを担当します。
そして、すでに記録されているものを肯定し受け入れます。しかし、いままで習ったことのないものは拒絶する機能を持っています。
インテレクトは限界を持っています。我々が注意しなければならないのは、インテレクトにコントロールされて機械のようにならないことです。
知性
知性と理性はマインドとは違うものです。知性と理性は神聖なエネルギーです。
我々も動物や植物、またミネラルと同じように知性の原理を持ちます。これは、知性の原理であって知性とは違います。
ですから、人間には知性が必ずしもあるとは限らないのです。知性は自ら手に入れるものです。
それは本当に願い、探し求めたときに発見することができます。重要なのはあきらめないことです。常に探し求めてください。
価値というのは、常に同じ価値同士を引き付けます。
ですから、このような学習をしていれば、周りの人も変わってくるでしょう。その段階によって、異なった人達と知り合うことになるでしょう。
意識の目覚め
我々は、生まれたときに3%の意識の目覚めがあります。この意識の目覚めが、知性を見いだす援助となります。
ですから、よく小さい子供が親にも答えられないような質問をしたりします。
しかし学校教育を受けてからは、この意識の目覚めはなくなっていきます。それが、我々の欲求不満の始まりとなります。
悪知恵と本当の知恵
キツネは悪知恵の働く動物だといわれています。道を惑わすお稲荷様だからです。これは知性があるのではありません。
キツネは馬とは違います。イルカとも違います。
知性というのは、高等な知識を持つことです。知恵とも違います。知恵というのは、知性を我が身で生きることです。
知恵は知性よりも上の段階です。知恵があれば、破壊的なことはしません。さらに、全てを知っているのに大変謙虚な存在です。
記憶
マインド、理性、インテレクトとは異なるものです。身近な記憶と奥深い記憶とがあります。
身近な記憶は、先週会った人のことを覚えています。前世で会ったことのある人までは記憶していません。
これは奥深い記憶だからです。同じ記憶でも違う分野になります。
このようなサイキスの記憶にまで達するときに自然界の記憶ともつながります。
例えば、日本の起源が知りたいと思ったときに、それに集中するだけで、画面を見るように記憶を呼び戻していきます。
脳を活動させるもの
・音のバイブレーション
超視覚のある人が見ると、丸い泡のように見えます。音楽を聴いているときに、球体が我々の中に伝わってきています。
音によって色が見えるという実験もされました。色によって、脳の中で一定の成分を生じさせます。
・酸素
脳細胞は、より酸素を必要とします。呼吸法によっても、酸素が血の循環を促し、脳の活動を活発にします。
脳が達成できる最高のものは知性です。ハートが手に入れることのできる最高のものは愛です。
愛は最も純粋な感情だからです。最も高いインスピレーションです。
脳を退廃させるもの
1.勉強の過剰
日本の学生は、大変多くの量を勉強しなければ試験に合格しません。そうすると、一方の極だけ使うことになってしまいます。これが停滞につながります。人類は、3つのベースに分けられています。
○肉体ベースの子供
スポーツなど外で遊ぶことを好みます。また、手芸などの手作業を好みます。一般的に丸い顔をしています。
○精神ベースの子供
細長い顔のスピリクチュアルなベースです。多くの理想家がいます。
多くの勉強はしなくても、信じて何かをするということします。
○インテレクチャルなベースの子供
いつも頭で考えるタイプです。四角いおでこをしています。このタイプは勉強をするのに適しています。
このような3つのベースの子供たちに、同じ量の勉強をさせるのは、スピリクチャルベースと肉体ベースの子供だちに強制してしまいます。全員が同じ量を習う能力は持っていません。同じ量の学習に異なったベースの子供たちに強制するのは、魚を水の中から取り出して、鳥小屋に閉じ込めて、鳥を水の中に押し込めているのと同じです。
2.理解を伴わない読書
この場合は読んで、インテレクトの記録として、収集します。理解していなければ、理性的に考えることはできません。
このような読書の仕方は、脳を冒していくものです。理解することがなければ、何の役にも立ちません。
3.マスターベーション
脳を冒していきます。マスターベーションによって、性エネルギーを消耗した後に、冷たい空気が吸収され脳に至ります。
そうすると、大変馬鹿な脳になってしまいます。青少年の間で、脳を冒す大きな原因の一つは、このマスターベーションです。
4.性行為の過剰
性行為の過剰やマスターベーションは、性エネルギーを消耗します。それが脳を冒すことになります。
全ての内分泌腺が性ホルモンとつながっています。
5.ロックのような音楽
ボリューム、デシベル、振動によって、我々の聴覚細胞が冒されていきます。脳神経細胞の許容量は、7デシベルです。
6.アルコール
アルコールも脳細胞を破壊していきます。アルコールは直接、血管に吸収されます。そうすると、細胞が爆発します。
酔っ払っていると、本当に幸せな気分になります。脳細胞が、花火のようにチカチカと爆発していきます。
その後には、精神異常にもつながっていきます。おちょこ三杯位のお酒なら、リラックスさせるためにも良いでしょう。
しかしそれ以上はいけません。直接、脳細胞を破壊していきます。
心理的な脳の妨害
1.怒り
電気的な流れがあります。後頭部、また一番上の部分がショートします。怒りは超視覚を妨害します。
2.心配
心配するときにも頭がずいぶん熱くなっていきます。そこから、白髪も生えてきます。
若白髪の場合 → 魂の故郷に戻る準備をしています。何かを探し求めています。精神的にはもう熟しているということです。
年齢による白髪の場合 → 肉体的に衰えることで白髪になります。
肉欲による白髪の場合 → 肉欲的な中年男性。日本ではロマンスグレーといいます。
アメリカではシルバーフォックス、銀ぎつねといいます。典型的なプレーボーイです。
耳の辺りにとても白髪が多い人です。
恐怖心による白髪の場合 → 恐怖心も心配と大変関連があります。
知恵によって白髪になった場合 → この形が最も素晴らしいことです。美しい白髪になります。
尊敬すべき長老の白髪は、知恵を象徴しています。
3.うそ
脳細胞を冒すものは嘘です。間違ったコネクションをを頭の中に、つくることになってしまいます。
うそつきの人は、他人が言っていることも嘘だと思います。すぐに疑います。
4.退屈
退屈によって、脳の中に湾曲したひずみができてきます。退屈すると、脳は自分自身で何らかの自衛手段をとろうとします。
そうすると、悪いことまでしてしまいます。本当に退屈が続くと脳の歪みが広がっていきます。多くの囚人たちがそうです。
何もすることがなく、退屈しています。全てが禁止されています。
5.有害な記憶
マインドは全てを記憶します。この記録の中に有害なものがあると、そこからどんどん伝染していきます。そして脳細胞を冒していきます。
脳細胞の再生の仕方
1.性エネルギーの昇華
性エネルギーは消耗しなければ、血液にホルモンとして吸収されます。我々の血液のポンプ化を促します。脳の血液循環が良くなるということです。性エネルギーの昇華は、我々の脳細胞で活動していなかった部分を働かせるだけでなく、いままで眠っていたもの、機能していなかったものまで再生することができます。
2.高等な音楽の振動
これは活動していない部分と共振させます。そして、今まで働いていなかった脳細胞の部分がオープンになっていきます。今まで好みだと思って聞いていた他の音楽を拒絶するようになります。もうそれでは満たされないからです。高等音楽を初めて聴いて拒絶するのは、その価値を認めないからです。もし、今まで活動していなかった脳細胞を活動させたいと思うのなら、そのために努力をしなければなりません。
3.マントラの振動
これも高等な振動です。
☆記憶力開発のマントラ
RA − OM GA − OM
ラ − オーム ガ − オーム
このマントラを1日15分練習するだけで、ずいぶん記憶力は増して行きます。
RA ラ という巻き舌の音は、舌が口の中の上側に軽く付く感じです。
その部分は胸腺を刺激します。高等感情の開発のためにも役立つものです。
巻き舌の音は、首の付け根のところが大変振動します。そして RA ラーはエジプトの太陽神でもあります。
ラーオーム これは心臓とも共振します。 ガーオーム この GA ガー の音は腎臓に共振します。
☆心理的な治療に役立つマントラ
SSS MMM HOM
スー ムー ホーム
スー は火の音です。背骨にそって上昇させる音です。神経系を活動させます。
ムー という音は口を閉じて、鼻に抜けるように発音します。これがホルモンを刺激します。
ホ の音がマインドをそして オムOMによってそれを活動させる効果があります。
☆知性開発のマントラ
AOM A RA BAT SA MA DHI DHI DHI DHI DHI
アオーム アー ラー バット サー マー ディー ディー ディー ディー ディー
ディーは 3回・5回・7回 発声します。1日15分ぐらい練習します。
アの音は、口を大きく開けます。次にオの時には丸い口をします。オの丸い口をしながらウを発音します。
オとムが入る前にウを発音します。
日本語にない言語を発音するのは、日本語を話していても振動しない脳細胞を振動させることになります。
脳を開くことによって国際化、普遍化ができます。言葉の力を正しく導くために使うことをお教えしていきます。
4.ノーシス
脳細胞の活動や再生させるためのものはノーシスで行っています。ノーシスは、一つの学校ではありません。知識という意味です。そしてノーシスは一つの魂の徳です。
5.エゴの根絶
エゴとは我々の心理的な有毒成分です。我々を奴隷にする欲望です。嫉妬心、妬み、肉欲、金銭欲、このような有毒成分は我々の脳の活動を妨害します。正しい情報も脳の妨害があって、吸収できないこともあります。エゴは情報の都合の良いところだけを持っていきます。そして我々の意識がその情報をキャッチすることができません。このエゴを根絶するテクニックをここではお教えしています。
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