電波時計のメーカーによる仕様の違い

電波時計のメーカーによる仕様の違いについて、まとめてみました。2009年7月現在の内容です。
腕時計の方は詳しくないので、置時計についての解説となっています。
カシオ・セイコークロック・リズム時計以外のメーカー(マルマン・M.A.G.(ノア精密) 等)は、あまり情報がないので詳細は書けていません。

(ページ内リンク)
アラーム時刻設定法  12/24時制切換  スヌーズ  特別機能 
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アラーム時刻設定法
アラーム設定部がデジタルの場合、主に次の3つの設定法があります。(ボタン名は機種によって異なります)
  1. [進む][戻る]ボタンのみがあり、59分で[進む]を押すと00分となり1時間繰り上がる。00分で[戻る]を押すと59分となり1時間繰り下がる。
    数十分の変更が多い場合は便利です。2.のように[アラーム設定]を何度も押す必要がなく、時の繰り上げも自動だからです。

  2. 最初に[アラーム設定]ボタンを押し(または押し続ける)、時が点滅したら[進む][戻る]ボタンで時のみを設定して[アラーム設定]を押し、続いて分が点滅するので[進む][戻る]で分を設定し、[アラーム設定]を押して確定。
    この方式は何度も[アラーム設定]を押さないといけないので面倒ですが、設定時刻を大きく変更することが多い場合でも時だけを独立して設定できるので、1.のようにずっと押し続けて設定したい時になるまで待つ必要はありません。

  3. スライドスイッチでアラーム設定モードにし、[時]ボタンで時を順送り、[分]ボタンで分を順送りし、設定後スライドスイッチを通常モードに戻す。
    順送りしかないので設定しにくいです。電波でないデジタル時計にも多い方式です。
1.と2.の間をとって、[進む][戻る][アラーム設定]の3ボタンを用意し、通常は1.の仕様だが、[アラーム設定]ボタンを押すことで2.の仕様になる、とすると一番便利だと思うのですが、メーカーさんどうでしょうか?

続いて、メーカー別に解説します。
カシオ
おそらくすべての機種が1.の仕様です。
DQD-50 では、[進む][戻る]ボタンを押し続けることで10分単位の早送りができました。
しかし、それより新しい機種である DQD-210J では、2分単位の早送りになっていました(細かい時刻を設定しやすいようにするため?)。設定時刻の大きな変更には少し不便です。
最近の機種ではどうなっているか不明です。

セイコークロック
1.の仕様の機種が多いですが、古い機種では一部3.の仕様もあります。
1.の仕様機種で、最近のは早送りできるものもあります。特に最近の機種は、数段階で加速されるものもあり、設定時刻の大きな変更に便利です。

リズム時計
1.の仕様の機種が多いですが、古い機種では一部2./3.の仕様もあります。
1.の仕様機種では、早送りがない機種が多く(すべての機種?)、元々の送り速度も遅いので、設定時刻の大きな変更には不便です。

その他
情報があまりないのですが、2.の仕様の機種が多いようです。


 
デジタルの12/24時制切換
カシオ
おそらくすべての機種が切換可能です。ただし時刻設定モード中の切換となりますので、頻繁に切り換える場合は不便です。

セイコークロック
以前は切り換え不可の機種が多かった(切り換え可能なのはアラーム時刻設定法が3.の機種だけのようだった)です。
最近は増えていますが、すべてではありません。また、時刻設定モード中の切換となっているものもあります。

リズム時計
切り換え可能な機種が多いです。特に最近の機種はほとんど対応です。


 
スヌーズ
「スヌーズ」とは、アラームを止めても数分後にまた鳴り出す機能のことです。
これについて調べるには、店頭で何分もアラームを鳴らすわけにはいきませんので、カタログを見るか、実機の説明書を見るしかないので、あまり調査できていません。
カシオ
おそらくすべての機種が、アラームは1分間鳴ると停止、鳴っている間にスヌーズボタンを押さなくても5分ごとにあと6回(30分)繰り返します。アラームスイッチをOFFにすると繰り返しは終わります。
また、アラームスイッチが[OFF]-[ON]-[SNZ](SNOOZE)と3段階切換がある機種の場合、ONにするとスヌーズ動作は行われません。
この場合でもスヌーズボタンを押せばアラームは止まり、アラームスイッチはONのままなので翌日また同じ時刻に鳴らすことができます。(いわゆる「デイリーアラーム」の機能)

セイコークロック(手持ち機種の場合)
アラームは1分間鳴ると停止、鳴っている間にスヌーズボタンを押すと5分後に繰り返します(何度でも)。ボタンを押さなかった場合は繰り返しは終わります。
なお、機種別のアラームが鳴る時間はカタログに載っています。1分しか鳴らない機種の場合、寝起きが悪いとボタンを押す前にアラームが止まってしまい、スヌーズが繰り返されないということがあるかも。

リズム時計(手持ち機種の場合)
アラームは2分間鳴ると停止、鳴っている間にスヌーズボタンを押すと5分後に繰り返します(7回まで)。ボタンを押さなかった場合は繰り返しは終わります。


 
特別機能
「この機能はこのメーカーの機種にしかない」というのを紹介します。
カシオ
タイムシフト:受信した時刻より、希望する時間分だけずらして表示することができます。時計を何分か故意に進めておきたい人や、海外時刻を表示したいときに便利です。
二度寝アラーム:2つのアラームをセットすることができます。アラーム1は設定時刻に鳴る電子音アラーム、アラーム2は設定時刻の1〜99分後に鳴る段階的に変わる電子音またはベル音です。

セイコークロック
受信局表示:福島局と九州局のどちらの電波を受信したかが表示されます。ツイン・パの液晶表示付きタイプに付いています。
(カシオ・リズム時計ではないようですが、その他のメーカーでこの機能付きのものがいくつかあります。)

リズム時計
Wアラーム:2つのアラームをセットすることができます。アラームAは段階的に変わる電子音アラーム、アラームBは段階変化なしの電子音アラームです。それぞれの設定時刻は独立して設定できます。また、アラームAのみ、Bのみ、A+B両方を選択できます。
(※現在はセイコークロック等でも一部2アラームが、リズム時計では12アラームの機種もあります。)

日付/時刻入れ替え:日付と時刻表示の位置を入れ替えることができます。通常は時刻が大きな表示ですが、スイッチで日付を大きい表示にすることができます。受付等に日付を大きくして置いておくといいかもしれません。
(※現在はセイコークロックにも、この機能付きのものがいくつかあります。)




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