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メモリーの活用法を解説しています。 メーカーによってキー表記が違いますが、このページではカシオ表記を使用しています。 キー表記の違いについては、電卓のメーカーによる仕様の違い - キーの表記 を参照してください。 (ページ内リンク) メモリー用キー 優先順位を換えたいとき 定数計算用として使う GTメモリーとは 関数電卓のメモリー |
メモリー機能に使用するキーは、主に以下のものがあります。
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関数電卓でない普通の電卓では、算数・数学の演算子優先順位が無視されます。 例えば、「2×3+4×5」という式は、関数電卓では 6+20 で「26.」となりますが、普通の電卓で式のまま操作すると「50.」になってしまいます。後の「4×5」が優先して計算されないからです。 このような場合にメモリーが活躍します。実際にやってみましょう。 計算の前にまず、[MC]キーを押してメモリーをクリアしてください。[MC]キーでなく[MRC]キーの場合は、1回押すとメモリー内容の表示、もう1回押してメモリークリアですので、2回押します。[CA]キー等で表示値と共にメモリーもクリアできる機種もあります。 メモリーを使用する計算を行う前は必ずクリアしないと、正しい結果が得られません。 2[×]3 と入力して、[M+]キーを押します。[M+]キーを押すと計算結果がメモリーに加算されます。このキーは[=]キーの機能も兼ねていますので、[3] の後に[=]を押す必要はありません([=]を押してもかまいません)。 [=]を押したのと同じ状態(正確にいうとシャープ系では定数計算が行われない)ですので、表示は「2×3」の結果である「6.」になります。 メモリーの内容は計算前にクリアしているので 0 で、それに 6 が加算されるので、[M+]を押した後のメモリー内容は 6 となります。 メモリーに何らかの値が入力されてゼロ以外になると、シンボル「M」(または「MEMORY」等)が点灯します。 同様にして、4[×]5[M+] と入力してください。表示は「4×5」の結果「20.」になり、メモリーの内容は 6 に 20 が加算されて 26 となります。 これで、「2×3」と「4×5」の値を合計したことになりますので、このときのメモリーの内容が求める答えです。 ここでメモリー内容呼び出し用のキー、[MR]キーを押します。表示が「26.」となり、答えが得られました。 一連の操作を表にすると次のようになります。
[M-]キーは、[M+]とは逆に、計算結果をメモリーから減算します。 例えば、「2×3−4×5」という式の答えを求めるには、次のようにします。 「3」の後にマイナスがあるからといって、2[×]3[M-] としてはいけません。日本語で「2×3を足し(M+)、4×5を引く(M-)」と考えると分かりやすいかも。
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現在の電卓には当たり前のように付いている定数計算機能ですが、メーカーによって操作が違ったり、前の数字が定数になるのか、それとも後の数字なのかが演算子によって違ったりしてややこしいのが現状。 そこで、メモリーを定数計算用として使ってみましょう。 まず定数としたい数をメモリーに入力し、計算時に定数を数字キーで入力するかわりに、[MR]キーを押します。 例えば、100÷2,100÷3,100÷4 を計算したいときは次のようにします。
電卓が本来持っている定数計算機能よりは入力数は増えますが、仕様の違いは考えなくてもよくなります。 | ||||||||||||||||||||||||
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大きめの電卓によく付いている、[GT]キー(Grand Total:総計)。 これもメモリーの一種で、[=]キーを押して出た計算結果を、すべて加算していくものです。(機種によっては、[%]キーによる計算結果も加算される。) [M+(-)]キーを使うメモリー(独立メモリー)と基本は同じで、異なるのはメモリーへの加算に[M+(-)]キーでなく[=]キーを使うということだけです。 GTメモリーに何らかの値が入力されてゼロ以外になると、シンボル「GT」(または「G」「GRAND TOTAL」等)が点灯します。 [GT]キーを1回押すとメモリーの内容を表示します。シャープ系の機種は、もう1回押すとメモリーがクリアされてシンボルは消えます。[CA]/[AC]キーが付いていれば、他のメモリー等と同時にすべてクリアすることもできます。 カシオ系は[GT]を2回押しても消えません。[AC]キーでクリアします。 「2×3+4×5」という式を、独立メモリーでなくGTメモリーを使って計算するには、次のようにします。
定数計算と組み合わせて、1〜10までの和を出すとかもできます。 シャープ系の場合、[GT][GT]0[+]1[=](10回)[GT] で「55.」となります。定数計算により、[=]を押すごとに表示が1ずつ増え、またその表示値がGTメモリーに加算されるので、1+2+3+...+10 と同じことになります。 カシオ系の場合は、通常のメモリーでも定数計算が有効なので、通常のメモリーでもできます。 [MC]1[+][+]0[M+](10回)[MR] で「55.」となります。 まれに、[GT]キーだけでなく、[GT+],[GT-] キーも付いているものもあります。ネット上で画像を見たことはありますが、実機を触ったことはありませんので以下は推測です。 [GT-]は「表示値をGTメモリーから減算」という用途がありますが、[GT+]は「表示値をGTメモリーに加算」、つまり[=]押下時と同じ動作ですので意味がありません。 おそらくこれは、2つ目の独立メモリーで、[=]押下では加算は行われないものと思われます。 | ||||||||||||||||||||
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多くの関数電卓では、[M+(-)]キーを使う独立メモリーの他に、A〜F, X, Y などの一時記憶メモリー(または「変数メモリー」等)を持っています。 これらのメモリーは [RCL],[STO],[ALPHA] キーで使用できます。 [RCL]キーは、普通の電卓の[MR]に対応するキー、つまりメモリー内容の現在値を表示します。 [RCL][A] とすれば、メモリーAの内容が表示されます。 [STO]キーは、表示値をメモリーに代入します。 100[STO][A] とすれば、メモリーAの内容は100になります。 [ALPHA]キーは、メモリー文字を数式内に入力します。 上記のようにメモリーAを100にした状態で、[ALPHA][A][+]50[=](A+50=)とすれば、「150.」となります。 このキーは、ドットマトリクスで数式をそのまま表示できるタイプのものにしか付いていません。 メモリーをクリアする場合、[MC]キーは普通付いていませんので、メモリーの内容を0で置き換えることにより行います。(メモリーAなら、0[STO][A]) ただし、全メモリをクリアする機能は付いているようです。(シャープ EL-5060 なら、[2ndF] [M-CLR]) |
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