(04年12月議会から)
町長が取締役をしている会社との随意契約のその後と
倫理条例制定について、
12月議会では清水議員が質問しました。
【清水文雄議員質問】
私の最初の質問であります町政を執行していく上で最も大切で、町民も注視をしている町長自身の政治姿勢ともいえ、私自身、この間の議会でも申し上げてきているところの、町長初め特別職も含めた職員の倫理規程を早急につくる考えはないのか、まずはお聞きをいたしたいというふうに思います。
前9月議会では、水口議員が随意契約のあり方を絡めて質問をされました。その後、随意契約については、町長みずからが取締役に就任している会社、企業との契約は現在していないということを聞いているわけでございます。しかし、これからこのようなことは絶対ないと言えるのか、岩本町長のご見解をお聞きをいたします。
同時に、この質問に対するこの間の町としての助役の答弁は「公正公平な行政執行の現状であるから、特別職を含む職員倫理規程はつくる考えがない」、そんな回答でございました。
そんな意味では、公正公平な行政執行は住民、町民から見れば当たり前なことなのでございます。それが当たり前でない事件やら事故やら、そんなことが他の自治体で発生している、そんなこともありますし、当町においてもその危険性がないとは言えないということで心配をしているわけでございます。
私ども議員は、みずからを律する意味で議員としての倫理条例を制定をいたしております。町長初め特別職を含む職員の倫理規程をつくり、公正公平な行政執行を確実なものにしていく、そんな意思を町民に示すべきではないかと思うわけであります。町の考えをお聞きをいたします。
【岩本町長答弁】
清水議員の職員倫理条例についてお答えをいたします。
ご質問の件につきましては、清水議員もご指摘のように、昨年の6月議会とことしの6月議会の2回、清水議員に、9月議会には水口議員にお答えをいたしました。
議員の言われるように、公正公平な行政執行は当たり前で、公務員はその職務と職責においてなすべきことを粛々と行うことが大前提でございます。
このような中で、残念なことでありますが、一部自治体における大変遺憾な事例も発生しておりますが、その自治体ではやはり強化対策として倫理条例等を制定せざるを得ない状況になっております。
内灘町議会においては、自主的に率先して議員倫理条例を制定されたことにつきましては敬意を表するものでございますが、ただ、職員側もすべきだと言われると、町側は主体性に欠けているような、そういう質問のされ方でないかなと思います。
それともう一つ、私に対する、町長が取締役になっている会社が随意契約、現在しておらんけれども、今後、またこういうことが絶対ないか言えと、こういう罪人扱いのような質問に私は非常に憤慨をいたしております。
なぜかと申しますと、この問題は私がタッチするような、町長が決裁をするような決裁範囲のものじゃないんです。何万円の世界なんです。それもご存じのように、安全性というものと、それから公共性というものが非常に高い。
それともう一つ、私はこれについて会社に聞いたところ、これはうちの会社の前に契約していた会社が「ちょっと町と会社の距離があるから、うちは採算が合わない」と。「合わんからやってもらえんかな」と、こう言うてうちがやったのが事実で、うちからは辞退しますと、こういう話を先にしてございます。
先般の全協でも議長から言われたように、うちの随意契約のそれを外したら、逆に高くなった。(注) こういう指摘がされたように、うちの会社は赤字を覚悟でやっていたんです。なぜかというと、町長はおやじ(首長)しとるから仕方ないげと。赤字覚悟にしとるものを、ほかのそういう企業体と一緒に物を考えて、何万円の世界で責められるのは合点が行かない。それを、今後しませんかという、そういう念の押し方どこにありますか。うちの関連する会社が合わんからやめますよとやめたんじゃありませんか。それで、結果が高くなったでしょう。
そういうこと、何でも悪考えして物をここに絡めて、どういう意図があるかは別としておかしいじゃありませんか。
そういうことで、うちの関連する会社は今息子がやっています。もう百五、六十人使っている。
そういう一部の個々でやることに、もうけんならんとか、そういう小さい気持ちは一切ありません。
以上であります。
【清水議員再質問】
職員倫理規程で、再度、真意をわかっていただくという意味でも申し述べておきたいと思います。
町長は何か勘違いをされて、金額が細かいからどうやこうやと言うてるんですけれども、金額の高さを言っているわけじゃないんです。町としての姿勢を示せということを言っておるんです。だれも個人攻撃をしたり、そんなことを言っているんじゃないんですよ。そこを勘違いをしていただきたくない。
住民との信頼関係を大事にしていくという意味で、事業の提案を行っていただきたいし、そういうための職員の倫理規程を早急につくれという質問でございますので、よろしくお願いをいたします。
答弁はいりません。
注
はまなす大学の送迎バスは随意契約で細かく分割して契約していました。九月議会で水口が取り上げた結果、入札に変わりました。
平成9年から13年ごろまでは一回2台であったバスが、その後3台になり料金が据え置かれたことをさしています。
ただし、随意契約が入札に変更になった結果、一台分の料金は逆に安くなったのです。
清水議員の言うとおり、金額の多寡ではなく契約の透明性が問題なのです。
以上、文責は水口です。読んでいただきまして、ありがとうございました。ぜひ感想などを下記までお寄せください。
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