トヨタパブリカ |
トヨタがクラウン、コロナに続いて発売したのがパブリカ。パブリカという名前は一般公募で選ばれた名前でパブリックカー(大衆車)を意味する造語である。 1955年に通産省から発表された国民車構想に基づき6年がかりで開発された。後のスターレット、現在販売されているヴィッツへと連なる、トヨタのコンパクトカーの元祖的な車である。当初はFF方式を採用予定であったが、当時の技術ではFFシステムにトラブルが続出しFRに変更された。トヨタとしては初の空冷エンジンであった。 1961年発売当時のセダンの価格は38.9万円。広告コピーは「パブリカにはじまり、パブリカにつきる」であった。 |
全長 | 3520mm | エンジン型式 | 空冷2気筒OHV |
全高 | 1380mm | 総排気量 | 697cc |
全巾 | 1415mm | 駆動方式 | FR 4MT コラム |
車両重量 | 580kg | 最高出力 | 28PS/4300rpm |
最高速度 | 110km/h | 最大トルク | 5.4m-kg/2800rpm |