宮古島旅行記 2003.6.17〜6.20
6月17日(火) : 第一日
朝、8時過ぎに乗り合いタクシーで関空へ。12時前の宮古島直行便を利用する。
前日から台風が近づいており、もしかしたら欠航かと気を揉んでいたが、台風の速度が予想外に遅かったので定刻発。
2時間15分の飛行で定刻に宮古空港に着いた。
曇りと聞いていたが、晴れ間が出ており暑い!
宮古空港は左の写真のようにユニークな形をしている。 「サシバ」と呼ばれる渡り鳥をイメージした建物だそうである。(帰りに聞いた) 台風が近づきつつあると言うのにいい天気。 だが風はそこそこ強かった。 |
台風のことがあるので、着いてからのスケジュールを全く考えていなかったことに気づく。(^^ゞ とりあえず宿泊予定のペンションに行く。 「ペンション・クルー」は平良市内のパイナガマビーチのすぐ近くにある。 ペンションで台風情報を聞くと明日くらいには来るらしい。 |
それならば、少しでも晴れ間があるうちに泳がねば! という貧乏くさい考えですぐに着替えてパイナガマビーチへ行く。 だれも泳いでいない!!( ̄◇ ̄;) しかし、浅くて透明度もイマイチ。 無理やり15分ほど泳いだが、寒いのですぐにやめた。そのころ雨も降り出してきた。 ペンションに帰る途中宮古そばの旨そうな匂いがしてきたので、 濡れた水着のままで店に入ったのだが冷房で寒かったぁ。(^_^;) |
雨と風が強まってきた。明日はいよいよ台風だ。明日は一体何をすればいいのだろうか。
ペンションの人いわく「台風になるとみなレンタカーを借りるので、早めに借りたほうがいいですよ」だそうなので
とりあえずレンタカーを予約!!
雨の中、とりあえず夕食を食べにタクシーに乗る。
すべて、とりあえず状態である。
とりあえず「おふくろ亭」という店に行ったが、お客さんが多くてとりあえず席が空くまで待つ。
座敷が空いたので、とりあえずビールとミミガーとゴーヤチャンプルを注文。
(おふくろ亭) |
ミミガー・ゴーヤチャンプル |
刺身定食 |
子供用には刺身定食をたのんだが、この刺身のボリュームもすごかった。一片がかなり大きい。
刺身は氷の器に載せてあった。
ゴーヤチャンプルも量が多く3人でも食べきるのがやっとだった。
更に、海鮮雑炊や泡盛を飲み満腹です。
帰りにスーパーで泡盛の2合瓶を買ってペンションで飲んだ。
6月18日(水) : 第二日
朝起きると強風と豪雨。
今夜からの宿泊は「ペンション・たきなか」である。
そのペンションは宮古島と来間大橋でつながった来間島にある。
来間大橋は風速20メートル以上になると通行止めになるとか、暴風警報が出ても通行止めになるという話だ。
朝、すでに暴風警報は出ているのだが・・・・。
心配になりペンションに電話をすると「大丈夫だよ〜。渡れるよ〜」という返事。
それならば、渡れるうちに渡ろうとレンタカーをキャンセル。ペンションから車で迎えに来てもらった。
オーナー曰く「いま風速18メートルくらいかなぁ。たいしたことないよ〜」だと。
渡る島影さえも雨で見えない島に向かって海の上の橋を渡ってペンションに着いた。
(後でわかったのだが、このすぐ後に橋は通行止めになった。午後3時にはかいじょになったが。)
ペンションでは先客の人たちが畳の上で寝転がったり、テーブルで話をしたりと手持ち無沙汰にしている。
昼食も食べに出られないので、特別に昼食も作ってもらった。
この日は結局、夕方まで何もすることが無く雨と風を見ていたのであった。
夕方、雨と風が少しおさまって来たので息子と散歩に出てみた。
浜への道 |
対岸は前浜 |
ぼんやり霞む 渡ってきた来間大橋 |
展望台から町を写す |
来間島は人口百数十名の小さな島だ。
展望台があったので上ってみる。宮古島の前浜も来間大橋も雨で霞んでいる。
夜7時から夕食!
刺身や宮古そば、もずく、炒め物、海草の寒天風のものなど色々ある。美味しかった。
そして、ここは500円で泡盛を飲み放題なのである。
お客さんやオーナーと遅くまで飲んでいた。
6月19日(木) : 第三日
朝食前に朝の散歩に出る。
浜(長間浜)への入り口 |
浜の浪はまだ高い |
日差しが出てきたが・・・ |
橋もちゃんと見える |
朝食後、レンタカーを借りて出発。
今日は丸一日遊べる唯一の日なので気合を入れねばならない。
天気は曇り時々晴れだが仕方あるまい!!
昨夜オーナーから「台風の影響でまだ浪が高いから泳げるとしたら吉野海岸だけ」
と言われていたので宮古島一周をしつつも吉野海岸で泳ぐことを重点目標に置いた。
東平安名崎を見て吉野海岸に向かう途中、また雨が降り始めた。
降ったり止んだりしているが、なにがあろうと泳ぐ!!
吉野海岸の看板が見えたので、車を入れていくと細い下り坂の道が続く。
どんどん下っていくと狭い駐車場があった。
吉野海岸はリーフに遮られているので波もなくおだやか。
パラソルを設置しようとすると、オジさんが近づいてきてここの海のことを説明してくれパラソルも立ててくれた。
ついでにシキモノも借りてしまった。
このオジさんは吉野のおじさんという名物の人だそうだ。
「魚はいますか?」と聞くと「いるなんてもんじゃない」と静かに答えてくれた。
早速、息子と海に入る、が水が冷たい!!(>_<)
ガマンして泳いでいたら冷たさも慣れてきた。
シュノーケルで少し先に点在する岩場にいくと、おおお、凄い種類と数の魚がいる!!
珊瑚も色々な種類が普通にある。これはすごい。本当にすごいでっせ!
しかも水の透明度が高いので、すごくきれいだ。
息子が「すげ〜!!!」と何度も叫んでいる。
魚に向かって指差すだけでぐわ〜っと寄ってくる。
餌付け用のパンやソーセージなど持って行こうもんなら怖いくらいに集まってくる。
水中カメラを持ってこなかったのが悔やまれた。(T0T)
途中、土砂降りがあったり晴れたりしていたが、気にせず泳ぐ。「最高!!」
吉野のオジさんは、ここの掘っ立て小屋に住んでおり、無料でアクセサリーなどの工作を観光客に教えている。
小屋には若者や外人などが出入りし、息子も工作を教えてもらっていた。
(その作品?は大事に京都まで持って帰った)
昼の2時過ぎ、名残惜しいが泳ぎを打ち切り、島を一周するために出発。
池間大橋を渡って池間島を一周してから砂山ビーチへ。
砂山ビーチは ネットや本などで何度か見たことがある有名なビーチ。 その写真では感動的な青い色の海があった。 しかし現実はこれである。 全て台風が悪いのだ。 天気がイマイチなので色が全く違う。 それに思ったより狭いビーチだった。 人も少なく、泳げるような波でもなかった。 また、駐車場からこのビーチに来るまでにはパウダーサンド の斜面を上り下りしてこなければならない。 |
レンタカーを返すのは6時だったが、道に迷いつつなんとか5時半には帰ってきた。
駆け足だったので、今度は天気のもっと良いときにじっくり見て回りたいものだ。
ペンションでシャワーを浴びてダイニングに行くと、オーナーとお客さんがビールを飲んでいたので仲間に入る。
7時からの食事中も泡盛を飲み、食事後にも泡盛を飲む。
その日はお客さんも増えていた上に長時間飲んでしまった。いや、飲みすぎたというべきか・・・。(^_^;)
6月18日(水) : 第四日=最終日
いい天気だ!!!ヽ(*^∇^*)ノ
午後3時前の飛行機で帰らなければならない。
2時前には空港に着いていなければならないので、遊べるのは午前中までだ。
前浜ビーチで泳ぐことにする。
お客さんの一人が前浜ビーチまでレンタカーで行くという事なので同乗する。
その前に一緒に展望台へ行って見た。
うひゃ〜。海の色がいままでと全然ちゃうやんかい。
前浜ビーチでパラソルを借りた。
そこの兄ちゃんが「ここは東洋一のビーチと言われています」と自慢するだけはある。
さらさらのきめ細かい砂はビーチサンダルより裸足で歩くほうが気持ちよい。
海の色も最高!!!
はっきり言ってあまり期待はしていなかったが、メチャキレイでっせ!!
このあと一度ペンションに戻り、オーナーに空港まで送ってもらった。
オーナー曰く「さようならは言わないからね。また今度来てね〜」
空港であわただしくお土産を買い、最後に宮古そばを食べた。
丸一日潰れてしまったのが何とも残念だ。
それにしても・・・宮古島は4日ではモノ足りない。
できれば一週間くらい滞在してみたいものだ。。。。