石垣島&竹富島

メンバー:3名(PON、PON☆KO、PYON=幼稚園男児)
宿泊先:ホテル日航八重山

(概要)
6月 30日: 関空→石垣島
7月 1日: 石垣港→竹富島→石垣島
7月 2日: 石垣島一周(レンタカー)
7月 3日: ホテル→石垣空港→那覇空港→伊丹空港

■6月30日

梅雨前線が活発になり京都府南部に洪水警報が出ている中、石垣島に向かった。石垣島ははじめてだが、事前の情報収集はぬかりなし、のはずだ。
 直行便で石垣空港に降り立つと夏そのもの。暑い。汗が吹き出してくる。空港からタクシーで約10分でホテルに着く。
 ホテルに着くなり息子が「プール、プール、プール」と連呼して、うるさい。プールでひと泳ぎしてから市街(写真)に出てみる。
タクシーでワンメーター。タクシーは基本料金390円と安い。

東京のYさんに「あやぱにモールという商店街の、のうでんショップのソフトクリームが美味しい」と聞いていたので探し当てて食べてみる。ミルクの味が濃くてうまい。

【夕食】 まだ明るい日差しがある中、夕食のためあやぱにモール近くの「磯」(郷土料理)へ。「磯」は手頃な値段でおいしい、と「やえやま GUIDE BOOK」(南山舎)に書いてある。つくり盛り合わせ、グルクン(タカサゴ)のから揚げ、そばなどを食べる。田舎汁というのもうまい。

※チェック
ホテルへの帰りに夜飲むための泡盛を忘れず買っておく。そしてホテルから白保の民宿マエザトに7月2日のシュノーケリング予約の件で電話をする。ここは東村山のSさんに教えてもらった民宿。前もって京都から予約電話を入れておいた。宿泊客でなくてもグラスボートを出してくれる。「白保のグラスボートは満潮に合わせて出るので、いつも時間が違うため予め問い合わせること」とアドバイスしてもらっていたので確認しておいた。レンタカーの確認もしておいた。泡盛を飲んで寝る。

■7月1日

【朝】 朝4時に目が覚める。そもそもPONは早起きなのである。目覚しをセットしておいても大概その前に目が覚める。寝る時間が早いからそうなる、という説もある。
 カーテンを開けると、外には満月に近い月が輝いている。まだ暗い。がまんしきれず5時過ぎに散歩に出る。
 サンゴの石塀、瓦屋根がなんともいい。あやぱにモールを過ぎて港の近くの公園に着く頃、次第に明るくなってきた。  公園ではお年をめした方々がウォーキングをしている、うむ、結構、結構。話し声が聞こえてきたのでふと横を見ると、中年のオッサン連中が車座になって話をしている。横には泡盛らしき一升瓶が・・・結構、結構。
 公園にあった看板を見上げると<大阪1590Km フィリピン1220Km>とある・・・にゃに!!大阪よりフィリピンが近いですと?う〜む、と唸りつつあらためて場所を認識したPONであった。そのあと、美崎町という飲食街を観察しつつホテルへ帰った。人口4万数千人の町にしては飲食店が多い。
 部屋に着くと、まだ寝ている2人を起し、朝食。ホテルの朝食はバイキング。和食、洋食のメニューがある。PONは朝も和食党である。パンよりご飯だ。和食のおかずを皿に盛り、洋食のおかずも皿に盛る。にがうりなど、南の島ならではの品は必ずゲット。うまい。

【竹富島】 竹富島は石垣港から30分おきに出る高速船で約10分。ホテルの窓からもすぐ近くに見えていた。星砂の島としても有名で、観光客には人気がある。白砂のコンドイビーチも有名だ。瓦屋根の集落があり、沖縄の原風景がそのまま残っている小さい島だ。
 サイクリングで観光し、コンドイビーチで泳ぐのが今日の目的である。集落の中のレンタサイクル屋さんで自転車を借りてサイクリング。前もって子ども用自転車があることを確認しておいたのだが、乗せてみると幼稚園児には少し大きい。集落の道も砂が多く、子供が乗るのは無理と判断。PONが後ろにのせてサイクリングにしゅっぱ〜っつ!
日差しが強いので長袖シャツにしておいた。浜への道の両側は木や草が生い茂っており、ずっと前にどこかで見たような、何か懐かしい風景だ。
 星砂の浜、ガイジ浜(写真)。浜にいた地元の人が「人が踏まないような岩の窪みに星砂がある」と教えてくれた。手に砂粒を付けて見てみると、あるある!真ん中が丸いのは”太陽の砂”というそうだ。海の色が薄い緑で美しい。

次に近くのコンドイビーチへ行ってみる。白い砂と遠浅の海、青い空、よかよか。少し沖にはまた砂浜がのぞいており、そこまでの海の色は水色と薄い緑がまだらになっている。深さが違うためだ。昼近くになっていたので、泳ぎたいという息子をなだめながら昼食のため自転車で集落の方に入っていく。暑くて汗が滴り落ちてくる。

昼飯は「竹の子」(写真)で八重山そば。まず、そのまま食べてみる、うまい。”ピィヤーシ”という自家製の胡椒のような色の香辛料を入れてみる、変わった香りがするがうまい。さらに島とうがらし(コーレーグス)の液体を入れる、辛くてうまい。あまりお腹は空いていなかったのだがあっという間に食べてしまった。汗が更にドドッと出てくる。竹の子は満員状態でそのまま入るのをあきらめる人がいるほど盛況だ。観光客だけでなく地元の人も多い。
集落の家の屋根には皆「シーサー」が付いている。色々なシーサーがありおもしろい。集落に入ってしまうと道がわからなくなりそうなのでコンドイビーチ(写真)に引き返す。
 パラソルとシートを借りて陣取り、さっそく息子にシュノーケルを教える。浅いので練習にはちょうどいい。うまく口だけで息ができるか心配していたが一発でクリア。ビーチは3時頃には一段と浅くなってしまった。干潮の真っ只中だ。
もっと沖の方へ行こうとしたその時、突然息子がダッシュで岸にあがってしまった。まるでエリマキトカゲが走るような格好で。何が起こったのかボーゼンとしつつも聞いてみると「足がチクチクする」という。チクチクするところを見てもなんともなっていないが、「もう、海には入らない」と言っている。いくらなだめすかしてもダメ。そういえばコヤツはホテルに貼ってあった”海の危険な生き物”のポスターをシゲシゲと見ておったナ。あの時「ハブクラゲなんか透明だから注意のしようが無い」とかゆうとったな。なるほど。

※チェック(竹富島アドバイス)
・集落の中では自分がどの辺に居るのか分かり難い。目印を見つけたり、人に聞く必要あり。
・「竹富島は宿泊した方がより堪能できる」と東村山のSさんから言われていた。そうかもしれない。狭いので楽々サイクリングできると思っていたが、見てないところを残したままにしてしまった。夕日や夜の星も見ていない。もっとゆっくりしたら、より良さがわかると思われる島でした。

【夕食】 ホテルのプールでまたひと泳ぎしてから、夕食のためタクシーで焼肉店「金城(きんじょう)」(写真)へ。
 今夜はどうしても金城なのでありました。なぜなら「石垣牛のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」「毎月1日には焼肉半額デーも実施中」と「やえやま GUIDE BOOK」に書いてあったから。「お〜し!おいしさを教えてもらおうではないの!半額で!!」というわけだ。
 ほんま!安くて美味しかった!!満足でした。(^o^)
店を出るころには、空席待ちの人が十数組もいた。

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