中山典之プロが作ったシチョウ問題です。 <中山プロの「シチョウの世界」のコメント抜粋(P164-165)> 外国で講演するとき、私は最初にこの問題を出します。聴衆の中には、高段者も初心者もいますが、全員が喜んでくれます。 特に初心者の女性とお子さんが大喜びして、すぐに熱心な囲碁ファンになり、日本びいきになってくれました。 最初のうちは、静かに眺めていた外人さんも、70手を過ぎたあたりから中山の意図に気がつき始め、ザワザワと騒がしくなり、100手を過ぎたあたりでは大歓声に包まれます。 この珍瓏は、世界各国の囲碁機関紙に紹介されています。日本の大学教授、ジョンパワーさん(5段)は It's a pity our games aren't always this beautiful. と翻訳してくれました。碁でも美しいものは歓迎されるようです。 |