星の石に対して単独で三々打ち込み


星の石に対して、掛かりを打たず、直接三々へ打ち込んで来た時の定石です。
打ち込んだ石にたいして、2種類の攻め方があります。

<図1 2段バネの定石>
右上  黒6と2段バネをします。これに対して、白は反発して、その石を取る手、
     取らずに地を確保する手があり、周囲の配石により選択されます。
     (定石後の変化は図2参照)
左上  黒18の2段バネに対して、白19と反対にハネる手があります。
     黒20の押さえに対して、白21と切る手があり、白は右上の定石と異なり、
     反対側の石を取ることになります。(変化は図2参照)
右下  黒32の2段バネに白33とカケツイで黒34を打たせ、白35とハネて生きる。
左下  黒44の2段バネに白45と堅ツイで黒46を打たせ、白47とハネて生きる。
図1



<図2 2段バネの定石後変化>
右上  白1が双方の急所です。こんな変化で白5が来ると、白7のノビから、右上
     の黒が取られます。従って、白3には、黒6とノビる必要があります。
左上  黒からは黒14が急所になります。周囲の黒が厚いと、白死ぬ事もあります。
     白から打つなら、白はC12あたりに守る手が良い手になります。
右下  黒16が白に対して利いています。
左下  黒18が利いています。いずれも、関連詰碁参照
図2



<図3 黒3線ノビの定石、および2段バネの変化>
右上  黒6でノビるのは、右辺を勢力範囲にしようという意図の手です。
     黒12は、殆どの場合、省けません。
左上  白15と切った時に、黒16とアテて、もし白がノビたら黒B16としようと
     した手ですが、この場合は、白17とツガれて、黒の地が損になる可能性
     があります。しかし、これは周囲の配石により有力な場合もあります。
左下  黒がF3に守らない場合は、白13の切り等、黒の弱点を突かれて厚みと言え
     ないことになります。F3と守ってあれば、立派な厚みなので、F3は大切
     な一着です。
図3