隅のマガリ4目は死

碁のルールは単純で簡素なのがよいとされていますが、無いと実戦が複雑になってしまう為に設けられたルールもあり、この「隅のマガリ4目は死」という特別ルールはそういう目的で作られました。

例図は隅のマガリ4目の図です。(N13の黒石の存在に関係無く成立)
この形は、白から生きる手段はないが、黒からはコウで殺す手段がある。(コウダテがなくなった時点で取りに行くことが可能)実際、終局時にコウダテを無くす手というのを打つことは好ましくないので、ルールとして白死という特別ルールが作られたのです。
<隅のマガリ4目の詰碁問題>