シチョウ知らずに碁を打つな

シチョウの基本形
右上で黒1とアテるのがシチヨウ(征)です。
左下に黒石があるか、白石がない場合は盤端まで追って白をとることが出来ます。
但し、中央や、左下に1つでも白石があるとその石に連絡してしまって取れなくなります。その範囲は黒1黒5の列より1列外〜黒3黒7の列より1列外の範囲です。

図の様に中央でも、隅でも同じです。
「2子にして捨てよ」という格言がありますが、シチョウの場合はその格言のケースと異なり、手が伸びたり、利かしが打てたりということが無く、「1手逃げると8目損」ということになってます。
シチョウをプロがうっかり読みそこなった例

黒が逃げられないことを読みで確認してみて下さい。読みの訓練になります。