星打ちの極意…ツケオサエに対するサガリ


白3に対して黒4と押さえる手は、必然的に白5のアテを打たれて黒の形が崩れるのですが、隅を守って堅い手なので、定石となっています。

右上 白7のサガリはカラい打ち方で、互先でも多用されます。黒8と切り、白9を待って、
    10と抱え、白13には黒14と三々に打ちます。この時S16と押さえるのは、白から
    R17とノゾかれ、上辺侵略の手掛かりとなる可能性が生まれます。
左上 黒24と押さえるのは白25とツガれ、黒甘くなります。
右下 右上の様に白11のアテを利かされるのを回避しようと思えば、黒36と押します。
左下 黒48の押しに、白49と抵抗してきたら、黒50と頭をハネ、白51に、黒52とツギます。
    黒54、黒56が利く形です。