＜白ヒキ１＞
右上 白5とノゾいて、白7とヒク、黒8と押さえると、白9の急所を占められた上、右辺
も打たれ、白若干不満
左下 黒16と、白の急所を打つのがベスト。黒G3の出を防いで、白17と打つと、黒18と
カケル。白は19、21を打つ、黒は黒22を打ち、白23を待って、黒24と欠点を無くす
のが良い調子。
＜白ヒキ２＞
右上 白1と守った場合は、黒2と押さえる。白3に対して、黒4とコスミツケたら、白は
ノビか、或は、無視して、白5等と打つ。
左下 黒8に対して、白9と押すのは、黒10、12と切る。白は13と守ったら、黒14とアテ
込む。白15を待って、黒16と形に付く。白は19、21を利かせて白25、27と生きる。
この形白は若干苦しいけど、F7とL6を見合いにしてやれる。
＜白ヒキ３＞
右上 白1のハウ手もあります。白は両方を打ってはいるが薄く、黒は隅を占めて良い
加減の分かれ。
左下 黒20に対して、白21と切ると白は隅を確保出来る。この形は黒28のシチョウが成
立しないと、黒まとめにくい。
＜白コスミ＞
右上 白1とコスンだ場合は、黒2、4を利かし、黒6と打つ。
また、黒2で、黒N17、白N18、黒M16と黒を封じ込める手もある。
左下 白15とこちらをコスム手もある。白17が形だが、もし手を抜いていたら、黒G3、
白G2、黒F2と打って、白H3の石を切断する狙いがある。
＜白ノゾキに対して、黒内オサエと遮断のオサエ＞
右上 黒1と内オサエすると白ヒキの時と似た変化になる。
左下 黒9とオサエた場合は白14、16のハネツギの後、白18とワタル。