星打ちの極意…裾ガカリからのケイマガケ

<黒の強硬手段>
右上 白5のカケに対する、黒6,8の出切りに対しては、白9、11で捌く。
    黒12と打って、黒14と取ったら、白は15と打つ。この図は白満足。
左下 黒16に白17、19と出切ってきたら、黒20、22と当てて出る。



<穏やかな定石>
右上 黒の飛びに白1と守ったら、黒2とツギ、白3に黒4と守る。定石だが、黒の形
    がしっかりしてて、好形。
左下 白7、9の押しに対して、黒はノビを打つと、白11、13を利かされた後、白15
    と左辺と下辺の両方を打たれ、若干の利かされとなる。



<白の押し対策>
右上 白1の押しに対しては、黒2と右辺を圧迫する。
    この形は、黒先手だが、白からP17、O13がある。
左下 白17の守りに対して、黒18等の手抜きは、白19のノゾキがある。黒20の押
    さえに対する白21に対して、黒22と押さえると、黒は種石を取られる。






<白のノゾキ対策>
右上 白3のハネに対しては、黒4の捨石により、整形する。白とツゲば黒10などの
    手があり黒は治まることが出来る。
左下 黒12に対して白13の切りは黒の攻め合い勝ち。
    白17で、白E2は黒F1。