星打ちの極意…白のスソガカリに対する黒の二間バサミから白ケイマスベリ


<白のケイマスベリに直接受け>
右上 黒2の一間に対し、白3と、黒の裾空きを狙ってくる手に対し、黒は堂々とハサミ、
    白を攻める。白5に対し、黒6は形。白7のボウシに対し、黒8のケイマ。白9として、
    P15のノゾキを見てきたら、黒10の好形で守る。
左下 白11のケイマに対して、黒D2のトビやD3のサガリに対しては、白13から、白15、
    17、19と切断が可能。
    白は25、27、29とサバキが可能で、中央の黒が負担になる可能性も出てくる。



<白のケイマスベリに黒最強の受け>
右上 白1のスベリに対しては、黒2、4とコウも辞せずとの強い態度で臨むのが良い。
    白がコウを避けた場合は白5、黒6となる。尚、白5を省略して、R17と打って来
    たら、黒S15で連絡を絶ち、白が上辺に渡ったら、黒Q11などで白3子を攻める。
左下 黒8に対して、白9とアテテ来たら、黒10とコウに受ける。白コウ取りなら黒12
    とハネる。
    白がB5やC4に切ってコウにして来たら、D6に抜き、初碁にコウ無しで、白のコウ
    ダテに構わずコウを解消する。
    白13と謝ったら、黒14とノビ、以下黒優勢。
尚、白に対して、黒36が利くと、切断がある。