定石後の打ち方(9子局)大ゲイマ構え対策


<基本形>
上辺 白5と大ゲイマに構え、黒からの攻めを緩和する。
    これに対し、黒6と一間に飛ぶ手が分かりやすい。格言の「一間トビに悪手
    なし」を地でいった手。
下辺 黒12と辺の地を気にすると、白13により攻められる。死なないにしても、
    攻められるマイナスが、左辺の地の増加より大きくなる可能性がある。



<白ツケヒキ>
上辺 白7とツケたら、黒8と押さえる。白9のヒキには黒10と下がる。

<白二段バネ>
下辺 白19にハネたら、黒20とツグ、白21のカケツギには黒22と下がる。
    黒22と下がらないと、白22(ほぼ先手)と打たれる。
    白23には黒24と打つ。黒24を打たないと、白に24とボウシされて、難しくなる。



<上図の続き>
上辺 白15と打ち込まれた場合は、黒16とコスんで、白を上下に裂いて戦う。
    白19と守ったら、白1,5の石を攻める。
下辺 白39、41と守ったら、白35、37の石を黒42と攻める。