置碁作戦(7子局)白の四間ビラキ対策

<強く打ち込む黒6と、堅い黒26>
上辺 白5とカカって来た場合に、黒6と強く打ち込むのが良い。
    白15と無理ながら打ち込んで来た時は、黒16を利かして、黒18と押さえ、
    黒20と白3との連絡を絶つ。
下辺 白25とカカって来た場合に、多少消極的だが、黒26と堅く打つことも可能
    白27を利かして、白29とケイマに打って来たら、黒30とツケる。
    白37の押さえを利かすと、黒38と下がる。この下がりは左下に利きがあ
    り、白は39と受ける必要があるので、黒は40と打ち込んで好調。



<白7のノゾキを利かしの有無が隅の死活に及ぼす影響>
右上 白7を利かした為、黒18に対して手抜きが出来ないことを示す。
左下 白E5のノゾキ無しで、白33にケイマした場合に黒がC2にツケると、白35にハネ
    出し、ポンヌキすると、手入れ不要。従って、黒34はC3に打つべき。



<白が四間の間を守らなかった場合>
上辺 白7と打って、黒8となった場合、白は1の石を捌く手がなくなっている
    ので白1と白3の間を守る必要がある。にもかかわらず、守らなかった
    なら、黒10と打ち込む。黒は白がどの様に来ても、黒10の石を起点に
    中央に出ることが大切。
下辺 黒24と1路寄せて打つことも可能。この場合も方針は同じ。