<三々の石を遮断>
右上 黒4では三々の石と白1を遮断するQ17と、つながらせるR16がある。
この黒4では遮断し、白地を与えるが、白11に対して、黒12、14と押し、上
辺を勢力にする。置碁ではこの様に単純な形を取ることによって、白の作
戦の範囲を狭くし、黒に判り易い局面に導くことも、良い作戦になる。
左下 黒20で、この様に押さえると黒20の石か、星の黒石以下の石か、どちらか
が取られる可能性が出る。従って、黒20は、D5が正解。
<三々の石を繋がらせる>
右上 右辺の星の近辺に石がある場合に、黒4と、こちらを押さえるのもある。
黒6が急所で、白7と押さえてきたら、黒10と切りを入れ、白の取りに黒
12と切り、黒14とハネる。白21は上辺をピッタリ封鎖されない為の手筋
だが、黒から色々な利きがある。例.L17,K15,K16,K17,K18,J16,J17,J18
左下 白41で抜いたりすると黒42、44でシチョウとなるので注意。