置碁作戦(7子局)狭い方からのカカリ対策

上辺 白3と狭い方からのカカリは本来の手ではないが、白の作戦としてあるとこ
    ろ。白3に対してはコスミツケる。このコスミツケの目的は白が三々への
    振り換わり、C16へツケてのサバキを防ぐためのもので、これらのことを、
    「白3を重くする」と表現する。
    黒6に対して、白7と黒の急所に迫る。白7は黒の急所ではあるが、黒8と
    挟まれると白1、白7を両方サバク必要が出て、激しい戦いとなるので、
    白9では、一旦L18と2線に打って、局面の流れを緩やかにすることもあ
    るが、黒は白の低位に満足する。
    図の様に、白9と飛ぶと、その調子で黒10と飛ぶ。白が味悪く、白11と
    打てば、黒12とがっちりとツギ、白がどちらを切っても黒好調。
下辺 白31と切った変化図