親ばかのページ  次男 ひろし

2003年11月のTOEIC検定で日本一の成績をとりました


次男洋は私に似ず、英語が好きです。海外経験もあり、帰国後も英語の勉強をしている様子。これが、その成果です。



Listeningが495点、Readingが445点、合計940点で全体の0.9%に入っていることを示します。


受験者合計が87,066人で、最高点がListening、Reading共に495点であることを示します。
従って、Listeningに関しては最高点なので、全国で何名か分かりませんが、同率全国1位ということになります。

私の中学生の英語の先生(あだ名がこんにゃく、今考えると見た感じでつけられたこのあだ名、頭の柔らかさをも現わしている様です。と一応先生におべんちゃら・・・。)が「これだけの点数が取れるなら本が書ける」と言ってくださったので、息子をおだてて書かせた文章があります。興味のある方は読んでみて下さい。



2001年7月 2年半のニューヨーク駐在から帰ってまました。もう3年前の話になってしまいました


フラッシングメドウ(テニス全米オープンの開催地)の近くにいた次男坊烏(仕事で駐在)。見にいきたかったね。

日本とは時差14時間。一度ウィルス入りのメールを送ってきたのでびっくりして電話したら、ニューヨークは朝の4時、叱られました。

ニューヨークに住んでいるということがわかる様なのを送ってといったら、送ってきた写真。隣はやはりプロンド美人を期待したのですが・・・。

次回はプロンド美人にモデル代でも払って貰ってのツーショトがいいな・・・。

hh in ny2_2.jpg (43486 バイト)  袖なしの方が洋です。画像をクリックしてください。

後方のツインタワーは貿易センタービルとのこと。この写真の1ケ月後にはこのビルは無くなったのですね。2002年9月11日 記




以下は次男が2005年3月のTOEIC検定を受ける決意と反省を込めての受験者へのアドバイス(のつもり)です。

これまでを振り返って、私なりのアドバイスをさせて頂きたいと思います。

大体700点を超えるくらいから、使える英語が始まります。面白くなります。700-800点は、一番話す訓練が必要。得点の割に実際は話せていない事が多いです。私の学生時代でした。社会人になり、日ごろの業務で英語を使用する様になり、訓練されました。またベルリッツに通わせてもらい、恐らく社会人二年目の秋ごろ(駐在直前)にはTOEICで800-830点位の力だったと思います。

800-860点は、実は読む訓練が盲点なのでは - 多分本当には読めてないかも。本当に読めるとは、Timeや英字新聞あるいはペーパーバックが1分間に150-200語程度には読めて、情報として利用可能なレベルです。日本語に頭の中で訳したり辞書を頻繁に引きながら苦労して読んでいる状態では情報収集しているとは自分でも思えないですよね。私の場合、駐在時には受けていませんが 一番充実していた時期で恐らく850-880点くらいだったと思います。日常生活や仕事上のreadingは勿論こなしていましたが、Time等を本当に読む様になったのは帰国して勉強を意識する様になってからです。そこから伸びました。ペーパーバックも続々と(7ヶ月で14冊)読める様になったのは帰国後です。(ほぼ1日1時間の通勤時間+αで)結果900点を超え、最高で940点を取って います。この時点での壁を超えれば、英語が情報として入って来て、一段上のレベルに自然と上がる事が出来ます。また耳もスピードに対応出来るので聞く事もまた楽になります。(耳からか目からかはともかく英語の入って来る速度への対応なので、同じ事です。むしろ読むほうがより能動的な行為といえるでしょうね。)

今は、あと5ヶ月半後の3月の試験で満点を取るべく頑張っています。
簡単に言えば、英字新聞を読む事。知らない単語をとことん減らして行く事。耳を鈍らせない事。文法を突き詰める事です。 一日65分 reading + 65分 listening = 130分の勉強を最長として逆に集中力を高める事を意識しています。昨年の反省から、勉強時間が長くなる事を避けるべきだと思いました。だらだらやるよりも短く集中。TOEICの試験だって120分です。準備入れて130分。これに合わせました。その分家庭も大事にしますし(これは精神を良好に保つmental managementであるとともに家族からのサポートを得る事にもなり重要です)、日本語でより数多くの情報を得る事も可能になります。同じ勉強ばっかりやってても だれるだけですし、時間とか量を意識すると相対的な中身・集中力が損なわれる危機感は感じています。

昨年の大量の時間・量を費やした試行錯誤を受けて、大体何をやったら効果があるか=正しいプロセスは分かりました。今はそれをこの5ヶ月半で証明する途上にあります。イチローも言っていますが、重要なのは結果よりもプロセスです。がむしゃらにやって結果オーライのスポコンマンガの時代は終わりました。(少なくとも今年の私にとっては。。。)正しいやり方で努力し自然に結果を掴むべき、そのために失う物は出来るだけ避けたいですよね。大事な家族との関係にしても、英語以外の広い趣味にしても、同じ時間を投与していれば入手出来たはずの広い博識にしてもです。英語は単独で存在していてもそんなに値打ちがなく、その人の人生経験や仕事、博識、人生観、あるいは人間そのものとくっついて存在する事で値打ちがあるものだと私は思っています。日本語であれ、英語であれ、結局はその人自身を語る「ことば」に過ぎないのですから。「ことば」自体が私たちのの事を勝手に語ってくれるのではないですものね。

最後にTOEIC試験に戻り、テクニック的な事になりますが気をつけている事。前回のTOEICでの失敗。問題用紙への書き込みの一切禁止について前回から監督が特に厳しくなり、脅しめいた説明も受けていました。こそこそしたくなかったので素直に従って全く線もひかずペケもつけずに解きましたが特にreading、本文を読み、問題文を読んでまた本文に戻り同じ個所を再度探す事になり相当不便でした。線を引けばラクなのになと思いました。効率が落ち、結果として数字も875点に落ち、がっくりです。しかしこれも新しいスタートだと思って正々堂々と満点を取れる様に日々進んで行きます。こそこそ内職する様に試験受けるのは精神衛生上も良くありませんよね。白日の下で土俵の上で勝負して勝利したいと思っています。