鳥取 雨    2006.11

 先月までの「週末は晴れ」状態はどこへやら。
11月になって調子が狂ってきました。
しかし少し前から予定していたので、「雨のち曇り」昼から曇り、の予報を信じて向かいました。
雨が降るとただでさえ面倒なのに、完全に立ち入り禁止となる場所を目指します。
さあどうなったでしょう。
 


  鳥取へ。幸先悪しっ!

 ETCの割引きを考慮しつつ、名神・中国道を飛ばす予定でした。
しかし、まず家を出るとき車の鍵が見つからず10分ロス。
友人と待ち合わせた茨木付近が良くわからず20分以上ロス。
よって使える予定だった早朝割引が使えず、結局下道で神戸を越えることになりました。
まああんまり急がない旅やし、予定もあまりつまってないのでゆっくり行こうかー。 



院庄IC降り口

お?天気いいやん!
これはひょっとしたらひょっとするぞ。。




みずの郷奥津湖


休憩がてらふらっと寄ってみました。
つるし柿がうまそうです。
しかし1000円は・・・ちょっと渋りますな。




木々の色づきもなかなか。

天気も上々です。
これはいけるな!




ここで買ったおむすび

「山菜おこわ」と「葉わさび」
じつにうまし!
ただのコンビニおにぎりとは。わけが違う気がしました。
100円ちょいでこれだけ満足できるとは。




奥津温泉をスルーして。。




ゲーェッ!

紅葉して山はキレイ。
しかーし。
なんとみぞれまじりの雨が降ってきました。
なるほど。周りは1000m級の山もあるもんな。
山地を抜けて、どうなる?






  三朝温泉−三仏寺−倉吉−三朝温泉−三仏寺


 こうややこしいタイトルになったのにはわけがあります。
昼前に今回のメイン、三仏寺へまず向かうことにしました。
三仏寺に行くには国道を折れて三朝温泉街へ向かうのですが、ここでなんと駅伝やってました。
で、気にせず三仏寺に向かえど、関係者の姿は消えず。
どころかどんどん増えていく?
 三仏寺の入り口みたいなところが中継点になっていたようです。
こちらはほとんど下調べもせずに向かったので、三仏寺への駐車スペースなし、
と勝手に判断。Uターンして倉吉に向かうことになったのです。
このときの失敗が後々響いてくることに。。



三仏寺の入り口みたいなところ


ここに駅伝関係者、関係車両がわらわらといました。




三朝温泉へ向かうランナーたち


結構大きな大会だったようです。
交通規制もばっちりされて、大渋滞になっていました。




で、倉吉に。




ちょっといい感じの民家

秋はほし柿ですかな。




白壁土蔵群

だいたいこんな町並みです。
うすら寒く小雨が降ったり止んだりで、観光客も少なめなようでした。




白壁の表側

詳しく見てはいないのですが、建物全体が白壁なわけではないのです。



ちょっと早いのですが昼ごはんに。



その名も「土蔵蕎麦」

白壁の建物。
町の風景に溶け込んでいて、まるで迷彩のようでした。


11:00〜17:00
P…周辺のを利用。
土蔵そば…800円
手作りおにぎり…(自己申告)50円




窓からは赤レンガの屋根が見えます。

1階が写真屋(?)でレトロな階段をギシギシ上ると店に着く。
カウンター6、7席。座敷が2×2席。
カウンターのテーブルも一本の木でできており、雰囲気は最高。
逆に怪しさすら感じます。




土蔵そば 800円

中くらいの皿2枚に手打ちの乱切りそばがしかれています。
その上に具が散らされ、濃い目のダシをかけていただきます。
うまし。
しかし、量が少ないんだなー。
4段とおにぎりくらいで腹が満たされると思います。


(後から来たオヤジは、温・冷2種類のそばを頼んでいました。わかってたのか??)



キレイだというトイレで用を足し、すぐにそば二軒目へトライすることに。




打吹庵




天女そば 750円


見た目豪華です。
こちらもダシをそばの上からかけていただきます。
そして個人的にですが、こちらの味のほうが関西風でしっくりきました。
そば2人前で腹パンパンや!

11:00〜16:00





打吹公園

さくら百選に選ばれています。
春の桜の頃はとてもいいだろうと推測できます。

倉吉は打吹山に建てられていた打吹城に寄って栄えた町でした。
打吹山は倉吉の中心にあるものといえるでしょう。

公園近くに無料Pあり。



そして桜といえば・・・




石谷精華堂の打吹公園だんご

ダンゴ!
石谷精華堂に併設されているカフェ「花」でいただきました。
引き立て抹茶とだんご 350円。

だんごは、抹茶あん・白あん・こしあんの3種がランダムにささっています。
自然な味わいでほどよい甘み。
餅の部分は少ないのですが、あんが甘すぎないため餅とのバランスは最高位。
倉吉に立ち寄ればぜひとも買って帰りたい一品です。


※店内では試食もできます。




3色だんごと花さかじいさん




  三朝温泉へ

 倉吉でお腹も満たされ、一路三朝温泉へ向かいました。
すでに駅伝は通り過ぎており、(いつもの?)三朝温泉でした。



河原風呂

三徳川沿いにあるこのお風呂はあまりに有名。
無料で24時間入れるお風呂です。

入れそうなら感じなら入ろうかとタオルを持っていったのですが、これは無理。
ほぼ四方から見ることができ、風呂の川と反対側は家になっているのです。
しかも結構雨も降ってきて、足だけ浸かってそそくさと退散。
入れ替わるようにおっさんが、裸になり始めました。
やはりおっさん強し!




ブランナール三朝


三朝町営の国民宿舎。
ここでひとっ風呂浴びてきました。

世界一のラドン含有量を誇る三朝温泉。
ラドンのせいかわかりませんが、お湯はいいです。
とろっとした感じはないのですが、重みを感じ肌に吸い付いてきます。
そしてどこかしら健康になった気がします。



さあ三仏寺だ!




ババーン。

三徳山三仏寺

中央に見えるのが国宝の投入堂。
あれが見たかった。。。

というのも、雪が降ったとかで1時間ほど前に入山を禁止にしたそうで入れなかったのです。
チクショー。昼前なら行けたんかい!!


あれは気になるので、天気の良いとき絶対にいきます。


 

  鳥取市内へ



国道9号線沿い

山から出て日本海に辿り着きました。
雲は厚く、波は高い。
風は強く、海はないている。




  鳥取砂丘



三仏寺に行けなかったので着ちゃいました。

定番の鳥取砂丘。
向こうでは元気な若者がはしゃいでいました。




今回は丘を越えて日本海傍まで行ってみました。
観光客もまばらでええ感じです。




くらげか?

波打ち際に打ち上げられて黒く変色していました。



日本海に辿り着いて一服する間もなく、雨が!




急いで下った坂を(何故か)また登り返しました。
雨は止むことなく背中から吹きつけてきます。

入り口に辿り着いた頃には背中はびしょびしょでした。
たまらぬ。




  かろいちへ



かろいち

ついた時間が遅く、すでに車はほとんどなく店も店じまいの準備であわただしい時間でした。
よって収穫なし。



現在時刻は17:00前
少しするとかろいち内にある飲食店が夜の営業を始めます。
どこで食べようか迷った末、前回と同じく「海陽亭」へ。


さあ白イカの活け造りを食べようといったのですが。。

松葉ガニ漁が解禁されていたのですがカニは高いだろうと。
しかしそこに5000円で食べられるコースがあったのです。
しかも期間限定と。



いくしかないでしょ。





まずはカニ刺しとカニ味噌。

刺身はええのぅ。




親ガニ蒸し

こいつを食べるのに手間取りました。
足の身がすっとでてこんのよね。




お造り盛り合わせ 1人前

かなり豪華です。
これで2000円とは素晴らしい。
どのネタも大きくて弾力があります。
わかめもうまし。




塩蒸し

大量です。
足の一本ずつが太くて食べ応えあり。
塩加減がジャストのところを食べると一番美味しかった。


このほかに小鍋とご飯、味噌汁がついてきて5000円ぽっきり。
たまりません。
そりゃたのんじゃうってよ。
しかし食べても食べてもなくならないカニ。
次から次へと出てくるので、食べる頃には熱くなくなっていました。
休みなく食べ続けても2時間以上かかりました。




今回は生簀席に座ることができました。
一番乗りなので最高の席ではないでしょうか。



 

 朝の時点でまさかこのような結末になるとは思いもよらない旅でした。
たまにはこういうのもいいもんです。


ばっく






















 帰るまでのトイレ所要時間:1時間以上