武奈ヶ岳 2007.4


 さあ今年も山の季節がやってまいりました。
昨年、登山部を結成し(居酒屋で)たので、今年は例年のように1、2山では終わりません。
まずは足慣らし、ということで近場の滋賀に向かいました。
 近い、標高が低いということもあり、かなり余裕を持って出かけたのですが。。。


  登山口へ

 湖西道路を北上し、バイパスを終点まで。
それからT字路を左折しイン谷口までしばらく走ります。
小屋が見えたら橋を渡り、左の道を登ります。
しばらくすると10台以上停められる駐車スペースがあります。
トイレもあり、ここから出発となります。
またこのあたりは公園としても、まあまあ整備されており、家族連れでも遊べるスポットとしていいかもしれません。



見づらい?地図です。

上るときはこの地図をケータイにでも撮って出発しましょう?




最初はこんな感じです。

新緑がきれい。
これを求めてきたのだよ、今日は。
それにしても良い天気だ。
暑いくらいで半そでで歩きます。




若葉

上に登るに連れ、枯れ木が多くなります。
まだ上は冬なんやね。




樹林帯を抜けたー。

結構高度をかせいできました。
画面中央に元ゴンドラ駅。



・・・?


雨降ってきたー!
なんかー、音がしたぞ?
カ、。カミナリ??
や、やべぇ。。

山に登りて初めての雷です。
地上にいても逃げ戸惑う雷がこんなところでなった日には、もう!

パニックをおこしつつ、ダッシュで山道を引き返しました。
雨も降ってきたしで、もう大変。
天気予報では確かに雷雨もって言ってたが。。
とりあえず森の中まで逃げ込み、
杉の葉っぱがちょろっとでている所でリアルビバーク(謎)
雹も降ってきたよ!


しばらくして雨も収まり、雷も聞こえなくなってきた頃
上から降りてきた人が「もう大丈夫でしょう」と。
でも雲行きは怪しげ。
後ろ髪を下界にひかれつつも、上へ進むことにしました。
内心はすごい焦りようで。

テンションあがり過ぎで、ここに来たときはどっと疲れがでました。





北比良峠

おばちゃん、いたんやろ?
山カッパを着ています。
今日は雨はないだろう、カッパは持ってこないヤツは誰だー?
スンマセン。




ぽツーン

山上に砂漠?
比良平のモアイ。




琵琶湖西岸から

中央やや上に長命寺。
その左に沖島。
地図どおりですな。

雨雲は西へ西へ。




スキー場にある重機

このほかにもトラックが捨てられていました。
こんな場所にあるのは不思議な感じがします。
海に沈んだ船のよう。




スキー場跡

作りかけのゴルフ場のようです。
直線に木が切り取られているのは、ゴンドラ跡でしょうか。
これだけの木が切り取られているんですねえ。




八雲ヶ原湿原?

心と体(特に心)に余裕がないので、さっさと行き過ぎました。
こんなところで雷なったらどうすんねん!


この後、雷がまた鳴り、しばらく行くか戻るか思案。
結局、進むことに。




V字道?

結構こういう道がありました。
こういうところなら雷もまだ怖くないな。
ってなことばっかり考えながら登りました。



「イブルキのコバ」を通過し


こんな残雪なんかを見ながら進む。



  そして。。



着いたよ、山頂!

ただここはさえぎるものがなく、怖い。




向こうに琵琶湖。

雲が黒いよ。。
あれがこっち来たら。。
なんてことを考え、昼ごはんもなかなか喉を通らず。




今回は助六なし。

助六をおかんとは、ダサいコンビニですわ。
仕方ないので、イナリとおむすび。




いい景色を見ながらだと、ご飯もおいしいよ。

この正面の山、季節によってはすごいいい風景になりそうです。
今は冬って感じでまだ少し早かった感。




山頂

なんやかやしているうちに晴れてきました。
山頂、一枚目の写真とは全然空の色が違います。
確かに、風が強く帽子が飛ばされそうになりました。
気温も低そうで、軍手して撮影しました。

始終、こういう天気が良かったなー。
まあ贅沢はいわんか。



雲が崩れるほどの風

子供だったら飛ばされそうな西風が吹いていました。
木々の音もビュォービュォーって言ってたし。




西南稜

帰りはこっちから帰ります。
ここを悪天候ならたまらんかったやろなー(まだ言ってる)
この縦走路は気分よかです。。





  下山開始



花の群生

この花、結構みかけました。
まあそんだけ。
きれいやけど、大して興味なし。




沢沿いを降りる

時にはこういう橋も渡してあり。




金糞峠

ここから良く対岸が見えます。
三上山も見えるもんなぁ。
実に良い天気で、ここになって気分が乗ってきました。




ここから気合入れていくぞー。

ここから青ガレといって、落石要注意の急道です。
下、見えんよ。




青ガレ下

ふぅ。
岩を下に落とさないよう注意して降りました。
確かに岩の色が白というよりは青色。
なるほどな。




新緑に再会

このあたりまで降りてくるとまた緑が目立ってきます。
いい色してますなぁ。


ずんずん歩を進めていると、「隠れ滝 2分」とのこと。
気分も乗っていたので寄り道。




ホホー。

マイナスイオン出まくりですな(推定)
終盤にこういう演出(青ガレも)を持ってくるとは、なかなか。




滝つぼ

気分が乗っているとはいえ、さすがに滝に打たれるまではしませんでした。
でもいけるんちゃう?


今回はいろいろと勉強させられた山旅でした。
天気や装備など。
滋賀の山にコーチングしてもらったようでした。
ありがたいことです。





みずほの湯

帰りはここで汗を流して帰りました。
ちょうど帰り際やし、会員カードも持ってたしでいうことなし。
滋賀はいいなぁ。。
会員600円




普段の山旅なら、
下山→風呂→メシ→高速3時間→帰宅
となるのが今回は
下山→(風呂)→帰宅
すばらしい!

経済的にも精神的にも、とてもよろしい。
やっぱ地元がナンバーワンか?







  



 今回の時間

登り

駐車場所 イン谷口 カモシカ台 北比良峠 イブルキのコバ 山頂
9:00 9:10 10:20 11:35(ビバーク後) 12:15(会議挟む) 13:00

下り

山頂 中峠 金糞峠 青ガレ下 隠れ滝 イン谷口
13:20 14:20 15:15 15:40 16:00 16:50

※駐車は本来「イン谷口」に出来そうです。

 今回の装備

リュックの中身 ヤッケ、軍手、タオル×2、500ペット×3(お茶、水、ポカリ)、
カメラ(D、ピクス)、おにぎり2つ、弁当、ポケティ
装備 Tシャツ、長袖シャツ、登山靴、時計、帽子
おやつ チョコ、キャラメル








ばっく



















下山後

いつもと違い、時間に余裕があったので
缶けりのインパクトの撮影大会を決行。
なかなか難しいもんです。





  朗報?




2007年 春現在

電器屋ではなく、わかりにくいですがその右に注目。
びわ湖タワーにあった観覧車が、早ければ来年にも動くとのこと。
取り壊されず残ってて、ようやく日の目を見たか。
ちょっと明るいニュースでした。